イギリスの携帯電話 [イギリスあれこれ]
5月にはいって、日照時間がものすごく長くなってきました。日本を考えると、こっちの夏と冬の日照時間の差は本当に激しいです。とにかく夏は夜の9時頃までずっと明るいのに、冬は午後3時にはさっさと暗くなり始めますから(笑)最近は「お腹が減ったな~」と思ったらもう夜8時だった、なんてことはざらです。
今日はイギリスの携帯電話に関する雑感を書いてみようと思います。
・小さい
・emailは送れない
・アンテナが無い
・機種が少ない(改善されつつある)
まず、日本人がこちらの携帯に抱く第1印象は、十中八九「(画面も本体も)小さい」です。結果的にボタンも小さくて押しにくいものが多いです。次に不便に思うのは、emailが送れないこと。テキスト(text)と呼ばれる、携帯電話の間でしか送受信できないメールシステムで皆やりくりしてます。新機種にはほとんどカメラが付いてますが、写メールなんて夢のまた夢です(笑)それから、ほとんどの機種にアンテナがありません。カラーバリエーションなんて存在しないので、外のカバーだけ変えれる機種の場合は別売りのカバーを買って自分で付け替えたりしてます。あとは、折りたたみではなくてストレートの機種の方が普及してますね。(これは単純にその方が安いから、小さいから、という理由のようです。)一番売れている会社はNOKIAで、特に「携帯は電話とテキストができれば充分」という主義の人たちはほぼこんなNOKIA↓使ってます。
逆に、携帯マニアは日本製や韓国製の折りたたみ式の色々できる携帯を持っている場合が多いです。
とにかく携帯電話は「電話」だから、未だに白黒の画面でモノトーン着信音の機種を持ってる人も多いし、着信音も標準設定を変えてない人が多いし、新機種でも着うたなんてありえません(笑)って感じです。日本の携帯は多機能すぎてもはや大人のおもちゃ状態ですが、こっちではそういった傾向は今のところ無さそうです。慣れてしまえばこっちのシステムもシンプルで良いですけど、やっぱり便利な日本の携帯が懐かしくなるな~。
こちら中国でも、ヨーロッパと同じICチップのGSMカードの方式を採用しているのでケイタイはどれもちっこいです。
こちらでは、ケイタイに凝る又はお金持ちは日本製(パナソニック・NEC)、次に韓国製(サムソン)、次にヨーロッパ製(ノキア・ソニーエリクソン)、最後に中国製という順ですねー。日本製はヨーロッパや中国製の5~6倍のお値段がします。
着メロや待ち受け画面なんてのも一応ありますが、日本ほど豪勢ではございません・・。Eメールのできる機種は値段が高いので、ふつうはショートメールのみ(中国名は「短信」)。1ヶ月の通話料は日本円で700円くらい(これでも高いほう)。ちなみに私はノキア愛用者です。
by かおりん (2005-05-07 16:13)
そうそう、中国もヨーロッパ式なんだってね。中国人の友達から聞いたよ。こっちでも、日本製・韓国製(サムソン)・一部ヨーロッパ製(ソニー・エリクソン)→ヨーロッパ製→その他(モトローラとか)って感じで下がってくかな。まあ同じ会社内でも多機能な高いやつと、デザインも投げやりな安いやつがあったりして、ランク付けは難しいんだけど。ちなみに写真の私の携帯はモトローラで、真ん中レベルかな。一応カラー液晶で和音着信(笑)私の通話料は、プリペイド式で1ヶ月1500円くらいかなぁ。最近はもっと少ないかもしれない。
by Sardanapalus (2005-05-07 20:18)