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F1ヨーロピアン・グランプリ [スポーツ]

モナコから1週間しか経っていませんが、今日はF1のヨーロピアン・グランプリ@ニュルブルクリンク・サーキット。かなり暑かったみたいで、タイヤ交換がなくなった今年はどの車も写真のように終盤タイヤがぼろぼろ。かな~り走り辛そうでした。今回のレースを見る限り、タイヤはやっぱり交換できる制度の方が良いと思うんだけどな~。

特にそのタイヤに泣いたのが最近絶好調のキミ・ライコネン。彼の車は、残り周回も僅かになった段階で右フロントタイヤのゴムがはがれてしてしまうほどの酷い状態になってしまいます。それでも、首位を走っていた彼はそのままタイヤ交換をせずに走りきることを決意、ピットリポーターに「ライコネンが通過するとタイヤから剥れたひも状のゴムが車体にビシビシあたってる音が聞こえる」と言われながらも、そして2位のフェルナンド・アロンソに猛追されながらも、首位を守ってスリル満点の最終ラップへと突入します。

このまま首位を守りきれるかと思った瞬間、彼の悪夢はやってきました。第1コーナー手前で右フロントのサスペンションに剥れたゴムが絡んで、車の右フロントが思いっきり吹っ飛んでしまったのです。本当に文字通り吹っ飛んだという感じで、前を走っていたジェンソン・バトンを巻き込まなかったのが不思議なくらい。もちろん、彼はそのままリタイヤ…アロンソは棚から牡丹餅の4勝目を獲得しました。

イギリスのコメンテーターは「タイヤ替えておけば最低でも6位のポイントは取れたのに~!」と叫んでいましたが、元ドライバーは「いや~、でも自分も同じ選択をしたと思うよ。」とフォロー。事故が起こった時点で後1周だったことを考えても、運が良ければそのまま優勝できたかもしれませんね。今回はポイント争いでトップにいるアロンソに運命の女神が微笑んでくれたということでしょうか。

私の応援するミハエル・シューマッハは1周目に起こったクラッシュを回避したためいきなり最下位の17位に順位を落としますが、その後まずまずのレースで5位入賞。彼と同じドイツ人の爽やかイケメンニック・ハイドフェルド(左写真・彼も最近調子良いですね)が2位、ルーベンス・バリチェロが3位でした。最後までなかなかドラマティックなレースで、今週も見ていて楽しかったです。


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