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「EU憲法」暗礁に… [イギリスあれこれ]

5月ももう終わりなんて、月日のたつのは早いですね!最近は特に修論のテーマを決めるために資料ばっかり読んでいるので気がつくと1日が終わっちゃいます。しかもアイディアはまとまらないし(苦笑)

そんな私の苦痛を分かち合うかのように、イギリスが頑張って作ったEU憲法もフランスで行われた批准の可否を問う国民投票であっさり否決されてしまいました。すぐにオランダでも国民投票ですが、そこでも事前調査では「反対」が圧倒的多数を占めているとか。イギリス、というか一生懸命率先して憲法作成に携わったトニー・ブレア(Tony Blair)首相は大ショック!(笑)ちなみに、今週のエコノミスト誌(The Economist)はブラックユーモアの効いた表紙を採用してます。左の写真ではちょっと見難いですが、「ヨーロッパへの歌(ラ・マルセイエーズのメロディーで:フランス語又はオランダ語)」という見出しの下、ラ・マルセイエーズの楽譜…に「Non non non non non...(いや、いや、いや、いや…)♪」とルビがふってあります(笑)

フランスのジャック・シラク(Jacques Chilac)大統領はそれでもヨーロッパ統合に向けて努力するという声明を出してますが、どうなんですかねえ。このあおりを受けてもともと不人気だった首相(シラク大統領ではありません)が辞任しちゃったし。ちなみに、後任にはイラク戦争反対を国連で演説した渋いおじ様ドミニク・ド・ヴィルパン(Dominique de Villepin)氏が指名されました。(リンク先はロイター)でも、彼も外交官出身で高飛車なので国民の人気は無いとか…。どうなる、EU!?イギリスもいつまでもポンド(Pound)使ってないでユーロ(Euro)導入しろよ!って感じだし、まあ理想と現実のギャップは大きいですね。


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