ウィンブルドン選手権２００５開催中！

週末からまた涼しくて快適な気候に戻って一安心のイギリスで、只今行われている一大スポーツイベントが、テニスのウィンブルドン選手権（Wimbledon 2005）。（公式ページへリンク）

　　　　　　　　　　　　

毎年イギリスの期待の星になるティム・ヘンマン（Tim Henman）は、今年は初戦から元気が無く、２回戦敗退。試合後のインタビューも何だか過剰な期待に疲れているように見えました。その代わり、といっては何ですがスコットランド出身の１８歳の新鋭、アンディー･マレー（Andy Murray）（右写真）が感情むき出しのプレイで会場を沸かせました。ショットが決まれば写真のように大騒ぎ、ミスをすれば思いっきり悔しがる、と見ていて飽きない選手でしたが、彼も２回戦で敗退。結局いつものように（笑）イギリス人選手達は１週目で皆姿を消し、多少の番狂わせはあったものの、ほとんどの有力選手が順当に勝ち上がってきて、ちょっと落ち着きました。

そういえば、ウィンブルドンには当日にならないと売らないチケットがあるのを知っていますか？若者や熱狂的なファンの間で大人気で、気合の入っている人は前日の昼頃から並んで順番を待ちます。私の友達も一人、並んで入場したそうですが、それはもう午後６時半ごろ、しかも雨模様で結局試合は見れなくて残念そうでした。その子に見せてもらって驚いたのは、当日券の列に並ぶと「並びました証明書」みたいなカードがもらえるんですね～！これはもしチケットが買えなくても思い出になるように、との心遣いでしょうか？色んな意味で感心しちゃいました。

今年の個人的な注目選手は、２００３年ATP世界ランキング１位、スペインのホアン・カルロス・フェレーロ（Juan Carlos Ferrero）（左上写真）。スペイン人には見えないさっぱり系の甘いマスクが良いですね。ウェアがセルジオ・タッキーニなのも素晴らしい♪（そういえば大好きなゴラン・イヴァニセヴィッチ（Goran Ivanisevic）（左下写真）もタッキーニだったなぁ。）最近調子が今一だったのが、いつもは苦手のはずの今大会は結構調子が良いようで、１週目を勝ち残りました。そして今日正に今、世界ランク１位のロジャー・フェデラー（Rodger Federer）と対戦しています。既に２セットダウンでしかも第３セットもタイブレーク…やばいな～、粘ってるけど負けそうだな～あ、負けちゃいました（笑）う～ん、残念。

去年のセミファイナリスト、クロアチアのマリオ・アンチッチ（Mario Ancic）も負けちゃったし、織田裕二にちょっと似てる、ラケットを回しまくる元気なアメリカ人テイラー･デント（Taylor Dent）（右写真）も見ていて楽しかったけどレイトン・ヒューイット（Lleyton Huwitt）に一蹴されてしまったし…。さて、これからは誰を応援しようかなぁ。え、女子選手はどうかって？テニスにおける私の興味は、男子シングルスに限られているのです（^_^;）女子は選手達がものすごく頑張っているのが分かるので、見ていると疲れてしまうので苦手なんですね～。まあ、これからもBBCは毎日ダラダラと放送し続けるので、テレビをつけっぱなしにしてBGVとして見ることにします。