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比べてみましょう「冬の旅」 [音楽(クラシック)]

秋も終わりに近づいてきて、季節もいい感じになってきたので以前からあちこちで「やる」と言っていた「冬の旅」特集をやります!って言っても、またいつものように聞き比べて誰だか当ててみよう!というやつですが(^_^;)今回もバリトン歌手ばかり5人です。いつもは音源を貼るだけの手抜き記事ですが、今回はこの歌曲集の簡単な説明と、それぞれの歌手の全曲通しての印象なども加えてみました。音源はようやくmp3にしたので、音質はマシになっているはずです。今回試聴に入れたのは以下の4曲、3音源です。

1 第1曲「お休み(Gute Nacht)」
2 第7曲「川の上で(Auf dem Flusse)」
3 第18曲、19曲「嵐の朝(Ein Stuermische Morgen)」
「幻覚(Taeuschung)」
(日本語訳ははてなダイアリーの「冬の旅」ページより)


何でこの選曲なの?というのは、ただの趣味です(笑)が、それぞれの歌手による違いが出ている曲にしたつもりです。時間もあるし、暗い内容の歌曲をじっくり聞く準備も出来ている、という方はこちらからひとりづつ聞いてみてください。今は時間が無い、もしくは全部聞くほど歌曲好きじゃない、という方はそれぞれの歌手解説のリンクから一人分のファイルへリンクしています。

まずは作品について
「冬の旅(Die Winterreise) D911」は「歌曲王」フランツ・シューベルト(Franz Schubert)←の歌曲の中でも最高傑作と言われる歌曲集で、彼の死の1年前にかかれたものです。詩はヴィルヘルム・ミューラー(Wilhelm Mueller)。ざっと紹介すれば、第1曲で愛し合っていた彼女に別れを告げ、一人街を離れて冬の世界に旅立つ若者の心象をひたすら歌い続ける1時間半の旅という感じでしょうか。

正直、最初に聞いたときは一番の有名曲「菩提樹(Der Lindenbaum)」も退屈なだけで、「なんでこんな優柔不断な男の独白を聞き続けなきゃいけないの?」とまっったく感情移入できませんでした(^_^;)その後何人かの歌手を聞いていくうちにだんだん馴染んできたようです。こうしてぱっと漁っただけで5人分の音源が出てくるほどはまるとは、当時は思いもよりませんでしたねぇ。


 トーマス・ハンプソン
ピアノ:ヴォルフガング・サヴァリッシュ

シューベルト:冬の旅初めてこの作品を心穏やかに(?)通して聞けたのがこの音源でした。とにかく著名な伴奏家によるピアノが素晴らしいです。柔らかめの歌手の声も、どちらかというとドイツ歌曲初心者向けのきっちりとした歌い方で好感が持てます。その代わり他の歌手の音源を聞いた後では整いすぎていて物足りないかもしれません。この旅人は、本当は彼女のことはどうでも良くて、ちょっと冬に彷徨って悲劇のヒーローぶってみたかっただけかも?という印象も無きにしも非ずです(笑)この旅人の冬は、他の歌手に比べるとちょっと暖かいかな?


 ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ
ピアノ:ヨルグ・デムス
Schubert: Die Winterreise / Fischer-Dieskauとにかく激しいです。おわり(笑)
いえ、冗談です。この旅人はなかなか強靭な精神力を持っていて、失恋のショックを感じながらも、旅をしながら人生について哲学的にあれこれと考えているように感じます。残念ながら終わってしまった愛について、自分の納得がいくまで色々と考え抜く時間が欲しかったのかもしれません。どちらかというと、自分には悪いところが無いのに一方的に去っていった彼女に怒っているようにも思えます。(怒っているといえば、
ルネ・コロ(Rene Kollo)の「冬の旅」ですね。超高速の「お休み」は、正に憤怒の表情で積もっている雪を蹴立てて進んでいるかのようです^_^;)最後に自分の解釈に納得した彼は、この後普通に「新しい街で心機一転だ!」とか言って、行き着いた街でバリバリやっていそうです。


ヘルマン・プライ
ピアノ:カール・エンゲル※より安価な輸入版はこちら
シューベルト:歌曲集「冬の旅」深くてまろやかな声の、ロマンティックな旅人。声の強弱のつけ方が上手いと思います。大声でも割れないのが素晴らしい。この旅人、泣きたい時は我慢せずに声を出して大泣きしているでしょう。彼は失った恋をかなり嘆いていると思います。もしかしたら、彼女は野暮ったい彼を捨てて、別のイケメンか金持ちに乗り換えてしまったのかもしれません。旅人の裏切られて傷ついた心象を体現するかのように、彼の旅する世界には激しい横殴りの雪が降っていそうです。まだ彼女を諦めきれない彼は、旅に出て、大声で心の内を語ることで失恋の痛手を癒し、別のどこか遠くの街でそのうち新たな生活をはじめる決心をしているかのようです。

サイモン・キーンリーサイド
ピアノ:マルコム・マルティノー
※Edinburgh Festival 2003での公演、ラジオ音源
個人的に、歌手にぴったりと合わせながら雄弁な、このピアノ伴奏が大好きです。この旅人の彼女は、死んでしまったのでしょう。この旅人の中には「絶望」と「哀しみ」しか存在していないように思います。正気なのかも分からないくらいの、今にも立ち止まってしまいそうなほどのゆっくりとした足取りで旅は始まります。最初に聞いたときはこのままのテンポだったら2時間くらいかかりそうだな~と心配したくらいです(笑)が、一旦街を出てしまうとかなりの速さで旅を続けます。2人の思い出の場所に来た時だけは急に立ち止まり、現実と虚構の狭間で愛しい思い出を噛み締めているようですが、他はほぼ狂気の世界の住人で、最後はそのまま失踪してしまいそうです。全体を通して、旅人が無意識のうちにぶつぶつとつぶやくひとりごとを盗み聞きしているような感じです。


ローマン・トレーケル
ピアノ:ウルリッヒ・アイゼンロール
Schubert: Winterreiseこの音源は、時々ピアノと歌手がかみ合わないのが残念です。この旅人も、彼女に「裏切られた」という感情をかなり持っていると思います。でも、その彼女をおおっぴらに責めることはせず、過去の幸せな思い出がつまった街をひっそりと後にして、誰もいない冬の世界でひとり涙していそうです。旅の速度も終始安定していて、一歩一歩ゆっくりと確実に、終わってしまった幸せな生活の残る場所から離れていきます。とにかく、最短距離を通って確実に彼女の思い出から遠ざかろうとしているようです。この旅人には、大人しい文学青年とか、詩人とかのイメージが浮かびます。


あくまでも、これらは私の勝手な感想ですので、あまり真剣にとらないで、ちょっとした参考程度に読んでいただけると嬉しいです。特に歌曲は演奏家の組み合わせによっても違ってきますし、普通は演技がついていないから各自の想像力に訴える部分が多くて、多様な解釈が出来る点が魅力ですものね。それぞれの歌手が誰なのかは、3日くらい置いて発表することにします。いつもおじゃましているブログの「冬の旅」を比較している記事へのリンクを作りました。こちらも読んでいただくと「冬の旅」のことがもっと良く分かるかと思います。

◆ヴァランシエンヌさんの「Valenciennes Tagebuch」より◆
「春の夜に楽しむ『冬の旅』」

◆euridiceさんの「雑記帳」より◆
「久しぶりの新しい『冬の旅』」


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コメント 27

ヴァラリン

おおーーっ、すごい(@。@; り・き・さ・くっじゃないですかぁ(^^!
じっくり読みたいし、聴きたいけど週末はゆっくり時間がとれないので、火曜日くらいまで音源、置いといていただけると嬉しいな(^^;
by ヴァラリン (2005-11-05 11:14) 

Sardanapalus

>り・き・さ・くっ
ありがとうございます。フレミングのリサイタルの影響もあって、歌曲大ブーム中だし、天気もどんよりと肌寒かったので張り切っちゃいました。週明けにじっくり聞き比べてみてください!

>火曜日くらいまで音源、置いといて
ヴァラリンさんのおっしゃることなら!じゃあ、1週間くらいだらだらとやってましょう(^_^)
by Sardanapalus (2005-11-05 11:21) 

Belle de Nuit

ちょうど「冬の旅」が欲しいなぁ、と思っていたところだったので
とってもうれしい記事でした。
一番好きなのは、歌手4かなぁ。声も歌い方も好み〜。歌手1も心地よいですねー。
もちろん、誰だかわかりません(^^;;。
答を待って、お気に入りを指名買いしそうです。
by Belle de Nuit (2005-11-06 00:04) 

Sardanapalus

Belle de Nuitさん>
聞いてくださってありがとうございます!「冬の旅」購入の参考になればいいのですが。答はもう少しお待ちくださいね~。記事にもっと参考になりそうなブログ記事をリンクさせていただいたので、そちらもご覧になってくださいね。
by Sardanapalus (2005-11-06 01:38) 

euridice

Sardanapalusさん
昨年(もうそうなんですね!)の記事へのTB&コメント、ありがとうございます。どこ、どこなんて方もいらっしゃるかもしれないので、こちらにもTBしますね。

Sardanapalusさんの力作、もうしっかり、聞かせていただいてます・・・^^! だれの歌声かとなると、ちょっと・・ 確信は持てません・・ 候補歌手の名前、発表してくださらないかしら?
by euridice (2005-11-06 07:43) 

Sardanapalus

>昨年(もうそうなんですね!)の記事へのTB&コメント
わ、そんなに前の記事なんですか!いつもTBからたどっていたので気付きませんでした(^_^;)わざわざTBありがとうございます。

>候補歌手の名前
出しちゃうとeuridiceさんにはバレバレだと思うんですけど…3人はドイツ語圏、2人は英語圏とかでは駄目ですか(笑)なんてあほなこと言ってないで、音源の歌手達はヘルマン・プライ、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ、ローマン・トレーケル、トーマス・ハンプソン、サイモン・キーンリーサイドです。
by Sardanapalus (2005-11-06 08:04) 

euridice

Sardanapalusさん
さっそくありがとうございます。
トレーケルは、バスだから入っていないかも・・ なんて思ってました。ゆっくり聞かせていただきますね。
by euridice (2005-11-06 09:15) 

Sardanapalus

>トレーケルは、バス
わ、ごめんなさい。一応CDにもバリトンって書いてあったのでバリトンって言い切っちゃいました…。私の中では彼はバス=バリトンなんですけどね~。この辺りはどうせ堂々巡りの話なので、どれが正しいなん言えないのが困りますね。
by Sardanapalus (2005-11-06 09:58) 

euridice

>彼はバス=バリトン
私こそ、ごめんなさい!
バスって私の勘違いだわ・・って思ったところです。
この辺は私、全然わかりません。
CDを見てみました。Bariton と書いてありますね。

というわけで、歌手当てクイズは楽勝かも・・なんて^^;
by euridice (2005-11-06 10:06) 

keyaki

はい、はい、はーーい、
「冬の旅」一枚だけ持ってます。言っちゃっていいかな?
これで違ってたら恥ですけど
3番 ヘルマン・プライ 音源一緒かしら。
  
by keyaki (2005-11-06 14:45) 

euridice

keyaki さんに一票!
手元にあるのは、プライ(1962年)、トレーケルです。

楽勝なんて言いましたけど、聞いているうちに、自信喪失・・
えいやっ^の直感で行きます^^!

1)ハンプソン
2)キーンリサイド
3)プライ
4)フィッシャー=ディースカウ
5)トレーケル
by euridice (2005-11-06 20:34) 

Sardanapalus

keyakiさん、euridiceさん>
参加ありがとうございます~。keyakiさんもプライの「冬の旅」お持ちなんですか!euridiceさんが良く聞いていた、というのもプライのものですよね?何だか不思議。ちなみに、私が持っているのはカール・エンゲルが伴奏している1962年のものです。多分euridiceさんの音源と一緒ですね。答えの方は、もうしばらくお待ちください♪
by Sardanapalus (2005-11-06 21:21) 

Belle de Nuit

ヴァランシエンヌさん、euridiceさんの記事も早速、拝見しました。
ありがとうございます! やっぱり2〜3種類くらいは揃えたくなりそうです(^^)。
by Belle de Nuit (2005-11-06 23:02) 

Laura

回答
1.ハンプソン ハンプソンはこれまで随分聴く機会が多かったので、声の  特徴もわかっているつもりなのですが・・・。
2.F・ディースカウ 20世紀の偉大なリート歌手ですね。引退間際でした  が、ミュンヘンで彼のリサイタルを聴きました。何だかとても懐かしい・・・。
3.プライ 柔らかな声に特徴があって判りやすいですね。本音を言うと、私 は彼のリートより、ロシア民謡やポピュラーソングの方に魅力を感じます。
4.キーンリーサイド これを間違えちゃうとまずいですね。
5.トレーケル 彼のリサイタルは一度聴いたことがあります。ミュンヘンだ  ったかしら。記憶の糸をたぐり寄せても思い出せないので、あとで資料を  引っ張り出してみます。でもそんなだから彼の声は判別不能。これはあく まで消去法の結果です。
なーんて、書いてはみたものの、間違っているかもしれません。
最近、リートとは疎遠になっていたのですが、これを機会に少し聴いてみようかしら。
 
by Laura (2005-11-07 19:01) 

Sardanapalus

Belle de Nuitさん>
>やっぱり2〜3種類くらい
そうですね、私も気に入る前はどれでもいいや、なんて思ってましたけど、今は結構気分によって聞き分けたりしてます(笑)ちょっと前のレコーディングだと廉価版になっていたりしますし、何枚か買って聞き比べてみるのも面白いかと思います。

Lauraさん>
クイズ参加ありがとうございます。ほとんど声を聴いたことのある歌手ばかりなんですね!?回答はあと1日くらい置いて発表したいと思います。

私の中ではドイツ歌曲が大ブーム中なので、お気に入りの曲を生で聞けるなら、出来る限りリサイタルに行きたいな~って思い始めています。またロンドンにはウィグモアホールという誘惑があるから(^_^;)困ってしまいますよ。
by Sardanapalus (2005-11-07 19:38) 

ヴァラリン

わがまま聞いて下さって、ありがとうございますm(__)m
お礼に、TBさせて頂きました。またうちでも、冬の旅特集したいですネ。
でー、やっと音源を聴かせて頂きましたが…うぬぬ…

1)キーンリーサイド
2)F=D
3)プライ
4)ハンプソン
5)トレーケル

完璧に自信があるのは、5)だけです。これは、最近散々聴いているし、edcさんもLauraさんも仰っていますので間違いないと思います。この人独特の暗さが…(笑)

2)は、最初わからなかったんですが何度か聴いているうちに、御大かな、と…
それとサルダナさんの解説
>「新しい街で心機一転だ!」とか言って、行き着いた街でバリバリやっていそうです。

に爆笑!!いかにも!という感じがするので…^^;

わからないのは1)と4)です。どっちかがどっちかだとは思うんですけどね。
4)はホントにテンポの取り方が遅めですね。

もう、何度聴いてもわからなかったのでサルダナさんの解説

>初めてこの作品を心穏やかに(?)通して聞けたのがこの音源でした。

…ってことは、そりゃキーンリさんデショ(^^#と強引な解釈をしてこの結果にしました(笑)さて結果はいかに??
by ヴァラリン (2005-11-08 00:21) 

Sardanapalus

それでは、日本時間では日付が変わったので、答を発表しま~す。

1 ハンプソン
2 フィッシャー=ディースカウ
3 プライ
4 キーンリーサイド
5 トレーケル

でした。見事全問正解者はLauraさん!おめでとうございます~。凄いですね。

キーンリーサイドが分かれば、後は結構当てはめていきやすかったかな~と思います。CDのあるものは写真を追加、アマゾンにリンクしました。
by Sardanapalus (2005-11-08 00:59) 

Sardanapalus

実はキーンリーサイドだけラジオ音源でした。いい加減にCD出して欲しいものです。
答も出しましたので、改めてレスを。

Belle de Nuitさん>
4番、お気に入りのはずですよ、キーンリーサイドですから(笑)ラジオ音源でごめんなさい。でも、ハンプソンのものもお勧めです。1300円ですしね!

keyakiさん>
ピンポイントで、プライ正解で~す♪

euridiceさん>
おしい!ですね。F=Dとキーンリーサイドが逆でした。個人的な聞き分けポイントは、F=Dの歌詞の処理の仕方でしょうか。sの絡む発音に癖のあるのがF=D(笑)

Lauraさん>
全問正解、凄いです!おそらく歌曲初心者の私とは知識も桁違いのことと思います。何かお勧めの歌曲とかあったら教えていただけますか~?とか言ってタナボタ狙ってみたりして(笑)

ヴァラリンさん>
間に合ってよかった♪ヴァラリンさんはハンプソンとキーンリーサイドが逆でしたね!おしいです。私のコメントにも紛らわされました?(笑)でも、本当にハンプソンの「冬の旅」はなかなかお気に入りなんですよ。彼のジョバンニよりは何倍も好きです。キーンリーサイドの「冬の旅」は、テンポの遅いところは思いっきり遅く、速い曲はかなり速いので緩急が凄くて、そこも余計に「アッチの世界」に行っちゃってるのかな~と思わせます。例えば、「お休み」は今回の音源で一番遅いし、コロのものの倍ぐらいのゆったりしたペースですが、「嵐の朝」~「幻覚」は5つの中で最速です(笑)

>>「新しい街で心機一転だ!」
>に爆笑!!いかにも!
同意していただけて嬉しいです(笑)実は、最初に歌曲を聞いたとき、御大の激しさが苦手で…プライの方から入っていれば違ったかな~と思いますが、キーンリーサイドの歌っているのを聞くまで「歌曲はとにかく激しいもの」とか思ってました(笑)
by Sardanapalus (2005-11-08 02:16) 

keyaki

>ピンポイントで、プライ正解で~す♪
わーーーい、ありがとうございますぅ。
やっぱり音源が違いました。
私のは、1971年ので伴奏はプロフェッサー・サバリッシュです。
by keyaki (2005-11-08 02:58) 

ヴァラリン

わはは(^o^;
やっぱり間違えたか…キーンリさんのファンの方のコメントを読んでたら、んーもしかしたら4)なのかも…と思ったんですけどね(^^;

>いい加減にCD出して欲しいものです。

そうだったんですか。どうりで、この音源だけ音が小さ目だと思いました(^^;
でもラジオ音源でも、「あれば幸せ」じゃないですかぁ~~

御大のは、私が持っているのは一番古いEMIのものなのですが、そちらの方が、もう少し穏やかな感じですよ(^o^;
7回くらい録音なさっているんですよね、確か…
by ヴァラリン (2005-11-08 07:15) 

Sardanapalus

keyakiさん>
違う録音でしたか。でも、この中からぴたっとプライを聞き分けたのは、やっぱり彼の声を聞いていたからでしょうね~。実はプライとサヴァリッシュのものがかなり欲しい(安いし^_^;)ので、そのうち買っちゃうと思います。

ヴァラリンさん>
>やっぱり間違えた
歌手達は誰もこうして当てっこしてるなんて知らないですから、気にせずどんどん書いちゃって良いんじゃないですか?(笑)私もいつもヴァラリンさんとこでは間違えてるし!

>ラジオ音源でも、「あれば幸せ」
ヴァラリンさんから聞くと余計に重たい言葉ですね~(^_^;)確かに、無いよりはラジオ音源でもあった方が嬉しいですけどね。彼も、そのうちどんどん録音が出てくるはずですよ!

>御大
>一番古いEMI
>もう少し穏やか
あ、そうなんですか。御大は同じ曲でも録音の種類が多すぎてよく分からないことになってるんですけど(^_^;)う~ん、でも「冬の旅」はもういいから、今度は若い頃の録音で別の歌曲を歌っているのを買ってみます。
by Sardanapalus (2005-11-08 07:40) 

euridice

>御大
の歌曲はあんまり好みじゃなくて、避けていたのが、しっかり出たって感じかも. . . 言われて聞けば、ああ,御大の声じゃんと思うから,いい加減なものです^^l

プライの音源は同じですね。
by euridice (2005-11-08 08:54) 

Sardanapalus

>>御大
>の歌曲はあんまり好みじゃなくて
おお、友よ!とジャイアンのように言いたいです!私も苦手なんですよねぇ、あの激しさが(笑)何だかいつも怒ってるみたいで…。カンタータとかは音階も正確で素晴らしいと思うんですけど、歌曲では、ちょっと音階が怪しくても、もうちょっと多様な解釈のできる歌い方をしてくれる歌手の方が私は好みです。

>プライの音源は同じ
でした。私が買ったのは海外版の安いやつですけど、内容は一緒のはず。プライの歌唱は気に入ったので、今度はサヴァリッシュの伴奏のものを聞いてみます!
by Sardanapalus (2005-11-08 10:26) 

Belle de Nuit

そうですか、4番はキーンリーサイドでしたか。
やっぱりこういうタイプが好きなんですね、私。う〜、観念します。(^^;; 
一番のお気に入りが手に入らないのは悲しいですが(ほんとに早くCD出して〜)、
その間の心の隙間はハンプソンさんに癒して頂こうかと思います(^^)。
激しいディースカウ先生と、プライ氏は図書館で借りてiTunesに入れて、
後はトレーケルさんを購入することにしますね!
by Belle de Nuit (2005-11-08 14:36) 

Sardanapalus

Belle de Nuitさん>
>やっぱりこういうタイプが好き
ふふふ、私もラジオとかで「良い声!」と思ったりすると、CDを持ってる歌手だったりします(笑)聞かせるだけ聞かせといてラジオでした~なんてオチがあってごめんなさいね。

>心の隙間はハンプソンさん
>後はトレーケルさん
この二つ、私も良く聞いているので声の趣味の似ているBelle de Nuitさんなら満足していただけるはず!どちらも良心的な値段ですしね(笑)

もし、図書館にマティアス・ゲルネとかイアン・ボストリッジ(彼はテノール)のCDもあったら、そちらもまた違った味わいがありますのでぜひ聞いてみてください。人気のある彼らのCDは安くないから(笑)試聴しかしたことが無いんですけど、ゲルネの方は安くなったら買ってもいいかな~と思ってます。
by Sardanapalus (2005-11-08 19:40) 

Belle de Nuit

マティアス・ゲルネは、実は貸し出し予約してあったりするのですが、
Sardanapalusさんがおすすめなら、ますます期待度大ですね (^^) 。
イアン・ボストリッジも素敵そう。早速、探してみることにします。ありがとうございます。
by Belle de Nuit (2005-11-08 22:12) 

Sardanapalus

Belle de Nuitさん>
>マティアス・ゲルネは、実は貸し出し予約
当然チェック済みでしたか!彼は安定した歌唱が人気のようです。ボストリッジは、ちょっと独特な歌唱で、好き嫌いは激しく分かれると思います。実は私はあんまり(^_^;)でも、ロマンティックな感じはたっぷりです。
by Sardanapalus (2005-11-10 00:13) 

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