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鬼が笑う話ですが [Keenlyside]

いつもインターネットラジオの放送予定でお世話になっているオペラキャストSakag510さんからサイモン・キーンリーサイドリサイタルの放送情報をいただいたので、来年の放送ですが忘れないうちに記事にしておきます。

珍しくロシア歌曲を歌うというので注目していたリサイタルなので、これはかなり嬉しいニュースです♪リサイタルの詳しい曲目を見ると、相変わらずの盛りだくさんな内容ですね。聴衆の方が疲れそう(^_^;)ちなみに、放送はウィーンでのリサイタルですが、おそらく同じ、もしくは似たプログラムでロンドン(1月25日)とバルセロナ(1月29日)でもリサイタルを行います。

※もうひとつ、今年中のラジオ放送予定が入ってきたので手前に載せておきます。
曲目はこの夏のエディンバラ音楽祭のリサイタルでも歌ったブリテンの「ウィリアム・ブレイクの歌と格言(Songs and Proverbs of William Blake)」です。今回は苦手意識がぬけると良いなぁ~。(ちなみに、ベンジャミン・ブリテン(Benjamin Britten)はBBC Radio3における12月第1週の「今週の作曲家」です。ブリテン好きな方はこの期間の特集プログラムをチェックしてみると面白いかもしれません。)

12月6日 19:30~21:30(日本時間7日午前4:30~6:30
BBC Radio3

Performance on 3
Benjamin Britten - In Memoriam

Complete performance
Petroc Trelawny presents a concert from Wigmore Hall's Britten Weekend

リサ・ミルン(ソプラノ)
キャサリン・ウィン=ロジャース(メゾ)
フィリップ・ラングリッジ(テノール)
マーク・パドモア(テノール)
サイモン・キーンリーサイド(バリトン)
グラハム・ジョンソン(ピアノ)

<曲目>
ベンジャミン・ブリテン
「この島国で」
「ウィリアム・ブレイクの歌と格言」
「この子らは誰か」
「ジョン・ダンの神聖なソネット」
「子守唄のお守り」
(日本語曲名はクラシック・データ資料館から
引用させていただきました)

Performance on 3
Benjamin Britten - In Memoriam
Complete performance
Petroc Trelawny presents a concert from Wigmore Hall's Britten Weekend.

Lisa Milne (soprano)
Catherine Wyn-Rogers (mezzo)
Philip Langridge (tenor)
Mark Padmore (tenor)
Simon Keenlyside (baritone)
Graham Johnson (piano)

Britten:
On this Island
Songs and Proverbs of William Blake
Who are these Children?
The Holy Sonnets of John Donne
A charm of lullabies

 

2007年1月25日 19:30~21:01(日本時間26日午前3:30~5:01
Oe1

Aus dem Konzertsaal

サイモン・キーンリーサイド(バリトン)
ジュリウス・ドレイク(ピアノ)

<曲目>
ドビュッシー、プーランク、ラベル、リムスキー=コルサコフ、
ラフマニノフ、ブラームス、R・シュトラウスの歌曲

※2007年1月19日ウィーン、モーツァルトザールでのリサイタルの録音

Oe1(ORF) 2007/01/25 放送予定
Donnerstag, 25. Janner 2007,19:30 Uhr -21:01 (0330JST-0501JST)
Aus dem Konzertsaal
Simon Keenlyside, Bariton; Julius Drake, Klavier.
Ausgewahlte Lieder von Claude Debussy, Francis Poulenc, Maurice Ravel,
Nikolaj Rimskij-Korsakow, Sergej Rachmaninow, Johannes Brahms
und Richard Strauss
(Aufgenommen am 19. Janner im Mozart-Saal des Wiener Konzerthauses)
(情報提供:Sakag510さん)


2006年も残り少なくなってきたというのに、竜巻や突風での被災、いじめ問題、北朝鮮の核問題、イギリスでの元ソ連スパイ暗殺問題などなど、暗い話が目白押しですね。私もこのところ現実世界が忙しくてネット落ちしていたのですが、ようやく復帰できそうです。来月はきちんと更新できると良いなぁ。


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keyaki

オペラ歌手のファンをやってますと、「鬼が笑う」どころじゃない先のことで、一喜一憂しちゃいますね。

オペラ歌手さんは、オペラの合間にリサイタルをやりますけど、1、2曲はファンサービス?でオペラのアリアが入ったりすることが多いようですが、全部歌曲なんですよね。歌曲好きには嬉しいリサイタルですね。
ライモンディは、昨年だったかな、もうリサイタルはやりません、と宣言したという話が伝わってきています。オペラの舞台には立たなくなってもリサイタルをやる歌手は多いのに、ですけど。

ほんとに今年も残り少なくなって、忘年会の季節になりましたね。実際には、忙しいわけではないのに、気分的に忙しいので、年末は嫌いですよ。
by keyaki (2006-11-29 10:14) 

Sardanapalus

keyakiさん>
>オペラ歌手のファンをやってますと、「鬼が笑う」どころじゃない先のことで、一喜一憂
本当にそうですね!オペラは特に2年後、3年後の予定や噂で大騒ぎですもんね~。

>1、2曲はファンサービス?でオペラのアリアが入ったりすることが多い
キーンリーサイドはそういうところはすぱっと割り切る方で、リサイタルは歌曲だけです。いつも有名曲とマイナー曲をとりまぜて歌ってくれるので、今まで知らなかった素敵な歌曲を聞ける良い機会でもあります(^^)

>ライモンディ
>もうリサイタルはやりません
ええ、本当ですか?ライモンディはオペラに出なくなってもリサイタルで楽しませてくれそうな歌手だと思っていたのですが…。ファンの皆さんが「そんなの残念すぎる!」って言い続ければ考え直してくれないですかね?

>気分的に忙しいので、年末は嫌い
私も12月に入ると、ダラダラしていても気忙しくて落ち着かないですね。大掃除のことも考えなくちゃいけないし、毎年12月はあっという間に過ぎていきます。
by Sardanapalus (2006-11-29 17:26) 

I love London

こんばんわ。また出てきてしまいました。
12月3日に、Wigmore Hallに聴きに行ってきます。
オペラも初心者で知らないことだらけなのに、
歌曲と言われると何が何やらさっぱりですけども。
聴きどころ(?)を教えて頂ければ嬉しいです。

あと、11月26日は、ENOのガラコンサートに行きました。
CDに入っている「道化師」のSi puo, si puoを歌ってくれました。
聴き惚れてしまいました。幸せな時間でした。
万来の拍手とブラヴォーでした(←贔屓目ではない・・・と思う・・・)。
by I love London (2006-11-30 07:22) 

Sardanapalus

I loveLondonさん>
どうも~。コメントはいつでも大歓迎です♪

>12月3日
>聴きどころ
実は私はこのコンサートのテーマであるブリテンという作曲家が苦手なのですよ(^_^;)だから、どこがステキーとかなかなか言えないのですが、事前に↓ のページでプログラムの歌曲の詩を確認しておくと知らない曲でもとっつきやすいと思います。作曲家名からも、曲名からも検索できます。
http://www.recmusic.org/lieder/

>11月26日は、ENOのガラコンサート
やはり行かれましたか。キーンリーサイドのトニオが聞けたなんて、羨ましいです~。

>万来の拍手とブラヴォー
ロンドンの友達からもキーンリーサイドが一番大きな拍手を貰っていた、って聞きました(^^)

3日の感想もお待ちしています!歌曲初心者でいきなりブリテンはちょっとハードルが高いかもしれませんが、ウィグモア・ホールはとても素敵な会場ですからその雰囲気も楽しんできてくださいね。
by Sardanapalus (2006-12-01 21:10) 

stmargarets

しまった。ぼーっとしてたらチケット取り忘れた。
リターン目指して日々電話しないとだ・・・。
by stmargarets (2006-12-02 08:32) 

Sardanapalus

stmargaretsさん>
>ぼーっとしてたらチケット取り忘れた
そりゃ大変だ!うまくリターンが出ると良いですね。私はラジオですがラングリッジの歌うブリテンを聞くのも楽しみだったりします。
by Sardanapalus (2006-12-02 19:13) 

I love London

Wigmore Hallに行ってきました。いちおう予習をしましたが、これをどんな風に歌うのだろうと興味津々でした。
キーンリーサイドが、(贔屓目でしょうけど)一番感情豊かに歌っていたと思います(ついでに一番落ち着きもなかった。笑)。
歌詞によって、歌い方も声のトーンも全然違うんですね。個人的には、A Poison Treeの“And with soft deceitful wiles”のところが、一番、声も表情も(怖かったけど)、好きでした。
あと、歌った後に花束をもらってたのですが、照れくさそうで、花束から花を1本ホイッと抜いて、ピアニストのジョンソンさんにあげて、「ほら、僕たち仲良しだからさっ」って感じで肩を組んで、聴衆の笑いを誘っていたのが、なかなかcuteでした。
ラングリッジは、病気キャンセルで残念でした。
by I love London (2006-12-06 09:08) 

Sardanapalus

I love Londonさん>
目に見えるような感想ありがとうございます!ついでですが、どんな格好してました?まさかまた黒スーツじゃないでしょうね(^_^;)

>一番落ち着きもなかった。笑)
やっぱり(笑)簡単に想像できますよ。

>歌詞によって、歌い方も声のトーンも全然違うんですね
歌曲はそこが魅力なんですよ~。オペラみたいに登場人物の一人を歌うのではなく歌詞に登場する全ての要素を一人で表現する訳ですから、歌曲は声の表現力が堪能できますよね。キーンリーサイドのドイツ語歌曲CDはいくつかでていますから、興味があったらぜひ購入してみてください。安価なものもありますよ(^^)

>ラングリッジは、病気キャンセル
私も批評で知りました。かなりガッカリです~。
by Sardanapalus (2006-12-06 18:31) 

I love London

> ついでですが、どんな格好してました?
燕尾服でしたよ(パドモアもジョンソンも燕尾服)。
私は格好よいなあと思いましたけど。
ダメですか。。。
by I love London (2006-12-07 08:29) 

Sardanapalus

I love Londonさん>
>> ついでですが、どんな格好してました?
>燕尾服
あほな質問にお答えくださってありがとうございます。なるほど正装でしたか。それなら安心(笑)

>ダメですか。。。
いえいえ、燕尾服姿は私もカッコイイと思いますよ!ダメじゃないです。そうじゃなくて、キーンリーサイドは燕尾じゃない時のスーツがいつでも一緒なので今回はどうだったのかな~と疑問に思っただけですから(^_^;)
by Sardanapalus (2006-12-07 18:07) 

助六

例の学ランで出てきてほしいなぁ(笑)。
by 助六 (2006-12-09 10:54) 

Sardanapalus

助六さん>
>例の学ランで
(^^)あれで出てきたら客席はシーンとしちゃうでしょうね!私がその場にいたら笑いをこらえるのに必死ですよ。その前に、せめて本物の学ランにしないとステージに立つには相応しくないとか言われそうですね(笑)
by Sardanapalus (2006-12-09 18:44) 

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