リサイタルのラジオ放送予定 [Keenlyside]
1月後半のサイモン・キーンリーサイドは、いつにも増して多彩なリサイタルでウィーン、マドリッド、ロンドン、バルセロナを回ります。キーンリーサイドのファン仲間のBelle de Nuitさんのブログに、このリサイタルの予習ができる素晴らしい記事がありますので、そちらをぜひご覧ください。
このリサイタル四連荘(笑)の初回、ウィーンのコンツェルトハウス(モーツァルトザール)での公演をオーストリアのラジオ局Oe1が放送してくれるという情報は以前にも紹介しました(Sakag510さん、情報提供ありがとうございます)。更に、その後のロンドンのウィグモア・ホールでの公演も、今度はイギリスのBBC Radio3が放送するようです。こちらもネットで聞けますし、放送後は1週間聞き放題なので変な時間に起きずに済んでありがたいですね~。下に詳細を挙げておきます。しかし、Oe1の放送日がロンドンのリサイタル当日で時間も被ってるのって、イギリスのファンへの嫌がらせかな?(^_^;)
1月25日 19:30~21:01(日本時間26日午前3:30~5:01) Oe1 Aus dem Konzertsaal サイモン・キーンリーサイド(バリトン) ジュリウス・ドレイク(ピアノ) <曲目> ドビュッシー、プーランク、ラベル、リムスキー=コルサコフ、 ラフマニノフ、ブラームス、R・シュトラウスの歌曲 ※2007年1月19日ウィーン、モーツァルトザールでのリサイタルの録音 Ausgewahlte Lieder von Claude Debussy, Francis Poulenc, Maurice Ravel, Nikolaj Rimskij-Korsakow, Sergej Rachmaninow, Johannes Brahms und Richard Strauss (情報提供:Sakag510さん) |
1月26日(日本時間27日午前4:30~6:30) BBC Radio3 Performance on 3 ※放送後1週間オンデマンド A programme of songs(ひねりの無いタイトルだな…^^) サイモン・キーンリーサイド (バリトン) ジュリウス・ドレイク (ピアノ) Programme: Poulenc: Le travail du peintre Debussy: Beau soir; Voici que le printemps; Mandoline Poulenc: Miel de Narbonne; Attributs; Montparnasse; Carte postale; Avant le cinéma; 1904 Ravel: Don Quichotte à Dulcinée Rimsky-Korsakov: Eastern Song; Enslaved by the rose the nightingale Rachmaninov: Christ is risen, Op 26, No 6; She is as Lovely as the Noon, Op 14, No 9; The Waterlily, Op 8, No 1; A Dream, Op 38, No 5 Brahms: Auf dem Kirchhofe, Op 105, No 4; Nachtwandler, Op 86, No 3; Es schauen die Blumen, Op 96, No 3; Ständchen, Op 106, No 1 Richard Strauss: Ständchen, Op 17, No 2; All mein Gedanken, Op 21, No 1; Das Rosenband, Op 36, No 1; Hochzeitlich Lied, Op 37, No 6; Cäcilie, Op 27, No 2 プログラム長いっ!ロンドンもウィーンと同じプログラムなのですが、 歌曲の放送順が違うようです。理由は全く不明です(^_^;) |
26曲って、歌曲のリサイタルって、これが普通なのかしら。
歌曲にはうといので、パッとみて知っているのは、ラヴェルの歌曲「ドゥルシネ姫に想いを寄せるドン・キホーテ」くらいかな。
by keyaki (2007-01-19 09:54)
keyakiさん>
>26曲って、歌曲のリサイタルって、これが普通なのかしら
あ、リムスキー=コルサコフの曲はこれで1曲なので、一応25曲です。
ぱっと他の歌手のリサイタル情報を見た限りでは20曲前後が平均のようで、キーンリーサイドも20曲ちょっとのプログラムのリサイタルが多いです。
このリサイタルは、プーランクの歌曲集「画家の仕事(Le travail du peintre)」を7曲、ラヴェルの「ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ」を3曲として数えなおすと34曲…ということは、かなり多めですね(^_^;)本人はどちらも「1曲」として考えてるかもしれませんが、30曲を超えると聞いてる方が疲れそうな気がします。
by Sardanapalus (2007-01-19 13:10)
リンク、ありがとうございました。
あれで予習になるのか、書いた本人が一番不安だったりしますが(^^;;、ともあれ、もうすぐ本番。まさか連日ネットラジオで聴けるとは思わなかったので、うれしい限りです。
>歌曲の放送順が違う
もしそうだとしたら、面白いですね! 聴衆の反応を予想してだったりして? ウィーンは手堅くドイツ歌曲でスタート、ロンドンは最初からフランス歌曲で勝負(←何の?)なのかな、なんて妄想してますが。
by Belle de Nuit (2007-01-21 00:05)
Belle de Nuitさん>
>もうすぐ本番
ウィーンでのリサイタルはどうだったんでしょうね。そろそろ批評とか出てくるはずですが。
>連日ネットラジオで聴けるとは思わなかった
音質はそんなに良くないですが、何はともあれ違う日の録音が聞けるのが嬉しいですよね~。ラジオでの曲順は結局どうなるのか、アンコールも放送してくれるか、などあれこれ考えてしまいます(^^)
by Sardanapalus (2007-01-21 15:20)
今晩、Wigmore Hallに行ってきました。
満員御礼なのを初めてみました。よくリターン・チケットとれたなあと幸運に感謝です。
曲順は、ウィーンと同じでした。アンコールも4曲です(曲名聞き取れませんでしたが・・・)。曲によってぜんぜん歌い方も声も(動きも表情も。笑)違って、とても楽しかったです。
前半始まってしばらくして、動きが大きくなり、調子でてきたかなあと思ったら、ロシアものは暗めで(特にKhristos Voskres!)、雰囲気が変わり、その後のシュトラウスは、歌いなれているのでしょうか、がぜん余裕が出た感じで、楽しそうでした。
後半は、Le travail du peintreは、七変化で非常に楽しめました。Mandolinは非常にコミカルで、Avant le cinemaと1904も楽しかったです。
最後のDon Quichotte a Dulcineeは、オペラっぽいのですね。気品を保ち、甘ったるくなく、でもちょっと思い込みの激しいドン・キホーテかと思いました。
ちなみに、ちゃんと燕尾服でしたのでご心配なく(笑)。あと、動きは、基本的にピアノに右手のっけて、左手は何かと動かすか、両手をあわせていじいじするか、盛り上がるところでは両手を広げたり伸び上がったり、という感じでした。表情も豊かでした。
明日、BBC Radio 3で、また聴いてみようと思います。
by I love London (2007-01-26 09:00)
I love Londonさん>
いつものようにレポートありがとうございます!今ウィーンのラジオ放送を聴いているところですが、ブラームスだけでも生で聴きたかったと思うくらい良いですね。今日のBBCの放送も楽しみです。
>しばらくして、動きが大きくなり、調子でてきたかなあと思ったら、ロシアものは暗め
(^^)多分ロシア歌曲はめったに歌わないので緊張するということもあるでしょうね。
>Don Quichotte a Dulcineeは、オペラっぽい
そうなんですよ~。3曲とも雰囲気が違って歌い甲斐もありそうですし、キーンリーサイドがどういう風に歌っているのか楽しみです。
>ちゃんと燕尾服でしたのでご心配なく(笑)
お、それは良かったです(^^)
by Sardanapalus (2007-01-26 09:19)
このウィーンでのリサイタル、ドゥビッシーの3曲がラトヴィアRadio 3 - Klasikaで放送されました。もうすでにお聴きになったものですし音もちょっと割れ気味ですが、オン・デマンド(3年間は有効?)で聴けますので、一応ご紹介しておきます。
http://www.latvijasradio.lv/program/index.htm
2007の”jūnijs”から”LatvijasRadio 3 -Klasika” の”2007.06.26. (O)”へ、22:10の番組です。
by クリーヴランダー (2007-06-27 21:09)
クリーヴランダーさん>
>ドゥビッシーの3曲がラトヴィアRadio 3 - Klasikaで放送
またまた細かい情報ありがとうございます。明日じっくり記事にさせてください。
それにしても、なぜ3曲だけ??(^_^;)
by Sardanapalus (2007-06-27 22:45)