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CD「ドム・セバスティエン」発売日 [Keenlyside]

待ちくたびれた(笑)「ポルトガル王、ドム・セバスティエン(Dom Sebastien, Roi de Portugal)」のCDですが、どうやら4月頭の発売になりそうです。発売元のOpera Raraは未だに3月発売(なのにショッピングページには商品がアップされていない…)と表記してますが、既に予約を受け付けているいくつかのCDサイトは軒並み4月発売です。

とりあえず、こちらのCDの日本版が出ることは無いので、欲しい人は海外のウェブサイトから購入するのが手っ取り早いと思います。下にリストアップしていますので、各自お好みのところから注文してください。

Presto Classical(4月2日発売)
  ※タイミングよく30%オフのセール中!送料込みで約4500円です。
MDT(4月2日発売)
Amazon.co.uk(4月2日発売)
Amazon.de(4月2日発売)
Amazon.fr(4月5日発売)
alapage.com(4月5日発売)


ここからはちょっとしたお遊びを。

中国語ではアルファベットの名前を表記するときに当て字をしていることは皆さんもご存知かと思います。ふと、サイモン・キーンリーサイドってどうなるのかな?と思って検索してみたら、西蒙・金利赛德とかいうなんとも運気の良さそうな名前になっていた(笑)ので、思わず他の複雑そうな名前の人も調べてしまいました。さて、下の漢字で表記されている名前は誰でしょう?文字化けしたらごめんなさい。(ヒント:オペラ歌手、どれも名→姓の順です)

伊丽莎白・施瓦茨科普夫
娜塔莉・德赛

黄英・多明戈
鲁契亚诺・帕瓦罗蒂
迪特里希・菲舍尔=迪斯考

わ~皆さん意味がいっぱい詰まった素敵な名前をお持ちですね!漢字だとカタカナやハングル表記では味わえない奥深さがあるように思います。答えは記事の一番下に書いておきましたが、音読みすればすぐ分かるものからちょっと読めないものまで色々ありました。中国のAmazonで調べたのですが、普契尼の「西方女郎」とか威尔第の「茶花女」とか瓦格纳の「尼伯龙根的指环」とか、解説の言ってることが何となく分かるのも読んでいて楽しかったです。そうそう、托馬の「哈姆雷特」にはこんなふうにロボット翻訳で日本語にして紹介してくれるページもあるのですが、訳された日本語より中国語を読んだほうが分かりやすかったりします(笑)


<答え>
エリザベト・シュヴァルツコップ(伊丽莎白・
施瓦茨科普夫)
ナタリー・デセイ(娜塔莉・德赛)

プラシド・ドミンゴ(黄英・多明戈)
ルチアーノ・パヴァロッティ(鲁契亚诺・帕瓦罗蒂)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(迪特里希・菲舍尔=迪斯考)


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コメント 18

euridice

馴染み薄の漢字が並んで、くらくらします。漢字の当て字は漢字苦手の外国人もけっこう好きです。今までで傑作として覚えているのが、ちょっと小太りで体格のいい女の子「象車」(名前)、やっぱり名は体を表わす見本みたいな「泥岩」(姓)、イメージずれだったけど「吐夢」(名前、でも吐という字はやっぱりあんまりイメージよくないような・・)これらはあくまで日本語発音です。
by euridice (2007-03-06 07:12) 

クリス

おはようございます♪
漢字じゃないんですが、中国の友達に英語名を中国発音してもらったら、かなりウケたのを覚えてます。その時発音してもらったのは「チャールズ・レニー・マッキントッシュ」だったんですが、抑揚が変な所について可笑しかったなぁ。
by クリス (2007-03-06 07:49) 

助六

ドミンゴとF=ディースカウ(これは「=」があったから)しか分かりませんでした。

象車: Zosha (ポーランド系?)
吐夢: Tom
ですよね?
でも、泥岩: Degann?

キーンリーサイドは来年4月にバスティーユでヴォツェックを歌うらしい。多分役デビューですよね? カンブルラン指揮マルターラー新演出、マリーはデノーケ。
ロンドンで同時に面白いものがあって、かつヒマとカネがあったらいらして下さい。
by 助六 (2007-03-06 08:14) 

keyaki

>プラシド・ドミンゴ(黄英・多明戈)
これ、早朝に読んで、これだけわかったとおもったのよね。
書かなくてよかった。
ブリン・ターフェルかなって。
でもたしかに多明→タミン→ドミンってことか。
ライモンディのも前に教えてもらったんですけど、忘れちゃいました。
これは、カタカナ表記のように、あぁだこうだはないのかしら。
中国人って、もともと促音(つまる音)ができない??んで関係ないのかな。
by keyaki (2007-03-06 09:27) 

keyaki

見つけました。
その前に、edcさんの、泥岩はレーガン?

ライモンディ→莱蔓蔕
でもドミンゴは、多明高になってる。この方がわかりますね。
どれをあてるかは、その人次第なのかな。
文字化けしないようなのを選んでみます。
ターフェル→特菲尓
アラーニャ→阿藍尼
アバド→阿巴多
メータ→梅塔
レヴァイン→李文 

オペラの題名で面白いのが、
費加洛的結婚、これは、わかりますよね。
○○的って、若い人の間で流行っているようですけど、中国から来たのかしら??
弄臣、これはリゴレットだそうですが、音をあてたというよりは、意味でしょうね。
by keyaki (2007-03-06 10:19) 

これは面白いですね!
クーラは荷西 庫拉だって。
短いとやっぱり分かりやすいですね。
労働を彷彿とする名前だなぁ。カタカナだって電化製品みたいだけど。
あら、賀西 庫拉っていうのもあった。
http://www.books.com.tw/exep/prod/cd/cl_conductor.php?p_no=0000000340
ここのプロフィールがけっこう読めておもしろい、、、
あ、ここではドミンゴが多明哥になってますね。

ところで、トマはなんだかトンマみたいですね(^_^;
by (2007-03-06 17:54) 

stmargarets

面白すぎ!
そんな中でもキーさんはご利益ありそうな当て字にしてもらえてよかったですね(笑)
by stmargarets (2007-03-06 19:47) 

ヴァラリン

おもしろーい(^^!
サルダナさんがリンクしてくださった、あちらのアマゾンでいろいろ遊んでみました。3大テノールでも
>黄英・多明戈
>鲁契亚诺・帕瓦罗蒂
が多くて、カレーラスは人気薄なのかしらね?^^;

名前の当て字じゃないけど、あちらでは

バス⇒「男低音」
バリトン⇒「男中音」
テノール⇒「男高音」 それぞれおしりに「歌唱家」ってつくのね(^^;

言われてみれば、そりゃ確かにそうだけど、なんか、ミもフタもないような気が…
by ヴァラリン (2007-03-06 20:25) 

euridice

>象車: Zosha (ポーランド系?)
>吐夢: Tom
ですよね?

ポーランド系まで大当たりです^^! ゾーシャ、ポーランド系イギリス人。
トムはおなじみアメリカ人

>でも、泥岩: Degann?
これは姓で、ディガン、スペルはDegen ロシア系アメリカ人です。
by euridice (2007-03-06 21:49) 

Sardanapalus

皆さんコメントありがとうございます♪

euridiceさん>
>漢字の当て字は漢字苦手の外国人もけっこう好き
ロンドンの語学学校で「名前を漢字で書いてくれ!!」という行列が出来て大変だったことがありました(^^)半濁音の漢字を探すのが大変でした~。

>>でも、泥岩: Degann?
>これは姓で、ディガン、スペルはDegen ロシア系アメリカ人
「象車」はそのまま読んで「ゾーシャ」かな?と推測できましたけど、これはまったく分かりませんでした。重苦しいイメージですねぇ(^^)
by Sardanapalus (2007-03-06 23:44) 

Sardanapalus

蟻銀さん>
>英語名を中国発音
分かります分かります!長母音がないし、アクセントが変なとこについてますよね。マッキントッシュとは、また良い題材を選びましたね!(笑)

助六さん>
>F=ディースカウ(これは「=」があったから)
はい、実はそれが大ヒントでした!(^^)

>キーンリーサイドは来年4月にバスティーユでヴォツェック
そーなんですよー。来シーズンのチューリッヒでも歌うそうなので、どっちでロールデビューか分かりませんが、本人が楽しみにしている役なのでぜひ見に行きたいです。バスチーユの方でしたか…あの悪名高いホールにはまだ入ったこと無いので良い機会かもしれません。デノケのマリーも聞きたいし!問題は、
>ヒマとカネ
です。
by Sardanapalus (2007-03-06 23:52) 

Sardanapalus

keyakiさん>
すごいすごい、楽しい名前をいっぱい持ってきてくださってありがとうございます。個人的にはメータ→梅塔がツボでした(^^)レヴァインは中国に居そうな字面ですね。当て字は一応ルールがあるそうですが、オペラ歌手などはマイナーな名前も多いので細かいところはバリエーションが出ちゃうんじゃないでしょうか?カタカナでもばらつきが出ますよね。オペラのタイトルもへ~!から、わはは!まで色々あって面白いです。人名はほぼ当て字ですけど、翻訳してあるのは推理ゲームみたいに楽しめますね。

>○○的って、若い人の間で流行っているようですけど、中国から来たのかしら?
おそらくそうだと思います。でも、日本では「抽象的」とか、「本格的」とか、ぼかし表現として使いますよね。中国語の意味は「~の」なので、台湾では逆に「的」を「の」に置き換えるのが流行ってるそうですよ。
by Sardanapalus (2007-03-07 00:03) 

Sardanapalus

りょーさん>
>クーラは荷西 庫拉
>労働を彷彿とする名前
本当ですね!でも結構骨太でイメージには合ってるかも!?
で、こちら…
>賀西 庫拉
は一気に目出度い雰囲気ですね(^^)

>トマはなんだかトンマみたい
ちょっとね、抜けてますよね。馬がいけないんでしょうか。


stmargaretsさん>
>キーさんはご利益ありそうな当て字
何せ「金利をつかさどって徳」ですから!(笑)←リンク先のロボット翻訳
by Sardanapalus (2007-03-07 00:11) 

Sardanapalus

ヴァラリンさん>
中国Amazon、なかなか楽しいです(^^)

>3大テノールでも
>カレーラスは人気薄なのかしらね?^^;
なぜかあまり見ませんね。最近のオペラ全曲録音がないし、中国へツアーしたりもしないからでしょうか?さすがパヴァロッティは大人気ですね。

>バス⇒「男低音」
>バリトン⇒「男中音」
>テノール⇒「男高音」 それぞれおしりに「歌唱家」
低、中、高はそのまま女声でも使われてますね。まあ、分かりやすさを好む中国らしいというか。「歌唱家」なんて何だか物々しくて逆におかしいですよね。オペラハウスやオーケストラの表記も一生懸命訳していて、解読しがいがあります。
by Sardanapalus (2007-03-07 00:22) 

ASIS2005

大学のころ中国語を第二外国語として履修していたのですが、
一生懸命漢字を調べても意味がわからずあとでそれは人の
名前だということがわかったことがあります。

日本のカタカナって本当に便利ですよね。
by ASIS2005 (2007-03-10 07:41) 

西方女郎って、ひどい感じですねww
by (2007-03-10 23:08) 

Sardanapalus

ASIS2005さん>
>日本のカタカナって本当に便利
外国人にしてみればものすごく大変そうに見えるらしく、「日本語って3種類のアルファベットを使い分けてるってホント!?」と何度も質問されました。慣れれば一発で見分けられて便利ですよね~。

gonさん>
>西方女郎って
日本語の意味だと驚いちゃいますが、中国語ではただ「女」という意味なんでしたっけ?字面だけだと違和感がありますね(^^)
by Sardanapalus (2007-03-11 00:16) 

I love london

漢字表記って面白いですね。全然分かりませんでしたが(笑)。

内容と関係ないですが、キーンリーサイド、バービカンにベルリンフィルを聴きに来ていたんですね。もしかしているかな~と思ってはいたのですが、友達と話していて見つけられませんでした。アデスが座っているのは分かったし、もしかしたらボストリッジかな~という人もアデスの近くにいたような気がしたのですけども、肝心のキーンリーサイドを見つけられなかったので悔しい(笑)。

明日はテンペストの初日、楽しみです(ベルリンフィルのコンサートのパンフレットに、テンペストの広告が出てました)。
by I love london (2007-03-12 05:45) 

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