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「魔笛(Die Zauberfoete)」@Royal Opera House [オペラ(実演)]

ロイヤル・オペラ・ハウスの現在の「魔笛」は、2003年に初演されたデイヴィッド・マクヴィカーのもので、暗いとか、セットが安っぽいとか、斬新さがないとかで批評家にはよく叩かれているのですが、私はかなり気に入っている演出です。特に、本来のストーリー展開を尊重しつつ、各登場人物が生き生きと描かれているところが大好きです☆観客の想像力を刺激するちょっとしたしぐさや動きがあちこちにちりばめられているので、見ている間だけでなく見終わった後もあれこれと頭の中で楽しめるんですよね。

例えば、1幕、ザラストロの居城に入ったタミーノが最初に会話を交わす胡散臭い男、弁者について考えてみましょう。一般的に、弁者はどの演出でも1幕のタミーノとの会話程度しか出番がないのですが、この演出では老齢の賢者であり、ザラストロさえ彼にお伺いを立てるほどの存在なのでタミーノに関わる重要な場面で何度か前面に登場します。例えばタミーノが試練に耐えられるかどうかを会議の場でザラストロに問い詰める時や、試練を受けるタミーノに司祭達が注意事項を告げる時、またタミーノが無言の誓いを守り通した時など、弁者はずっとタミーノのことをそばで見守っています。特に無言の誓いを守ってタミーノが選ばれし者と認定された場面、パミーナ(恋人)とパパゲーノ(友人)に去られてガックリと落ち込むタミーノの傍らで魔笛を高くささげ持つ弁者の姿などを見ていると、彼もその昔外からこの世界にやって来て試練を受けた(そしておそらく失敗した)過去があり、以来その試練で得られるものについて研究しているのではないか、などという想像をしてしまいます。あるいは、彼こそザラストロに地位を譲った旧リーダーであり、古い慣習に捕われて行き詰まっている組織に新しい人材を取り入れようとして魔笛を作ったのかもしれません。ということは彼が夜の女王の夫で、パミーナの父親かも!?なんて、後から後から面白そうな裏設定が浮かんできます(^^)

弁者に関しては今回一緒に「魔笛」を観たしまさんのブログに、興味深い考察記事がアップされています。写真もいっぱいで面白いのでぜひ読んでみてください!
弁者に萌えろ デイヴィッド・マクヴィカー演出《魔笛》/Royal Opera House 1
弁者に萌えろ デイヴィッド・マクヴィカー演出《魔笛》/Royal Opera House 2



夜の女王登場こういう楽しみを残してくれるマクヴィカー演出の「魔笛」ですが、私が初めて見たのは2005年の再演でした。当時はマクヴィカーの名前も知らず、単に「魔笛」だし、ポスターの夜の女王の衣装からして王道の演出っぽいし、映像で何度か見て気に入っているキーンリーサイドがパパゲーノだし、というかる~い気持ちで当日券を購入して見ました。80歳を超えているとはとても思えない元気いっぱいのチャールズ・マッケラス(Charles Mackerras)の軽快な指揮と、序曲が始まると同時に会場中に散りばめられた光の玉と夜の女王登場シーンでの一面の夜空と三日月の美しさ、そしてストーリーを変えている訳ではないのにあちこちに独自の解釈が見られる演出が強く印象に残りました。勿論、キーンリーサイドのパパゲーノもとても気に入って現在に至る訳です(^^)

今回は3年ぶりの再演でしたが、約2ヵ月に渡る長期公演で、私が行ったのは2月22日と23日でした。何故この日程を選んだのかというと、パパゲーノとザラストロを除いて22日はBキャスト、23日はAキャストを聞くことが出来たからです。実際、2日連続で違うキャストで見られたのはとても面白い経験でした。

今回初めて聞いた歌手の中で一番気に入ったのは、Aパミーナのゲニーア・キューマイアー(Genia Kuehmeier)。まろやかで暗めの声が私のパミーナ像にぴったりでした。ザルツブルク音楽祭のパミーナがDVDになっていますが、生で聞くほうが断然好印象です!!Bパミーナのケイト・ロイヤル(Kate Royal)もすっきりとした美人で声はなかなか良かったですが、時々高音がかすれることとやけに現代っ子な性格のパミーナだったのが残念でした。そして、なかなかイメージに合う歌手がいないタミーノですが、今回の両タミーノも一長一短という印象でした。Aタミーノのクリストフ・ストレール(Christoph Strehl)はドイツ語圏を中心に活躍中のタミーノ歌いで、アバド指揮のCDでも歌っています。基本的な声は良いのですが、私にはちょっと一本調子すぎでした。そして演技の方でもあまり響いてくるものがなく…(^_^;)声の表現力という点ではBタミーノのパヴォル・ブレスリク(Pavol Breslik)の方が伝わってくるものがありました。しかし、彼は最初のアリアでもたつき気味だったり、高音がきつそうだったり。まだ若い(1979年生)けれどヨーロッパ各地で活躍しているし、次の機会に期待したいです。

この演出では動き回りながらアリアを歌う上に台詞も多くて大変な夜の女王は、Aキャストのエリカ・ミクローシャ(Erika Miklosa)が断然安定していて良かったです。ただ、これは好みの問題ですが女王にしてはちょっとかわいらしくて迫力が感じられなかったのが物足りない点でした。Bキャストのアナ・クリスティーナ・カポーラ(Anna-Kristiina Kaappola)は2005年の時よりは調子が良かったと思いますが、コロラトゥーラの高音がかすれ気味なのが気になりました。やはり女王は歌えてナンボでしょう。弁者に頭の上がらない若いザラストロ(笑)を歌ったスティーブン・ミリング(Stephen Milling)は、声も演技も合格点だけど印象に残りにくい歌手でした。2m近い長身と大きな顔は覚えましたけど…あ、最低音が出てなかった2005年のザラストロよりは良かったと思います。因みに、モノスタトスなら断然Aキャストのジョン・グラハム=ホール(John Graham-Hall)の方が歌声も良く通るし、少々コミカルな悪役を演じきっていて好みです。

パパゲーノそしてお目当てのサイモン・キーンリーサイド(Simon Keenlyside)のパパゲーノですが、いやー相変わらずの情けなさっぷりが嬉しかったです(笑)他の登場人物はしっかりしたカツラと衣装を着ているのですが、一人だけツンツンの自毛におんぼろスーツとベストにTシャツといった風情で舞台上を(文字通り)跳ね回っていました。2005年の時より見た目が少し老けて、声も少し重たくなりましたが、身の軽さは相変わらずの様子。キューマイヤーとの"Bei Mannen"の2重唱では、モーツァルトの名旋律に聞きほれてしまいました。この演出のパパゲーノは「陽気な鳥刺し」とは程遠い、人生を諦めちゃってる感が常に漂っている労働者階級として登場しますが、それだからこそ紆余曲折の上にパパゲーナと結ばれた時には「よかったね~」と素直に喜べます。

さて、普通の演出ではパパゲーノ達がはけた後つまらなくなってしまうのですが、マクヴィカーの演出では最後の合唱の場面がやけに感動的です。女王がザラストロに退けられてからのフィナーレには「選ばれた」者たちしか出てきませんが、太陽の光がふりそそぐ中子供達やザラストロの教団の信徒達(?)が舞台前方に走り出てきて合唱している様子を見ていると、「選ばれなかった」パパゲーノ達も、「選ばれた」タミーノ達もそれぞれの幸せを手に入れたのね、と幸せな気分に満たされて帰宅できます。

23日カーテンコール皆さんお疲れ様~。


ところで、パパゲーノはパパゲーナと無事に結ばれましたが、キーンリーサイドの実生活でも奥さんでバレエダンサーのゼナイダ・ヤノフスキー(Zenaida Yanowsky)が妊娠したそうです☆こちらの記事によると妊娠11週目で、結構激しいバレエを踊ったようですが大丈夫なのでしょうか?ヤノフスキーは今年ロイヤル・バレエの日本公演で来日予定でしたが、おそらくキャンセルになるでしょうね。とにかく、おめでとうございます!これから「パ、パ、パの二重唱」のように、次々子供が出てくることになるのかな?(^^)



「魔笛(Die Zauberfloete)」 ロイヤル・オペラハウス

Director :
David McVicar (Revival Director : Lee Blakeley)

Conductor :
Roland Böer - 28, 31 January, 2, 5, 7, 8, 13, 22, 23 February
David Syrus - 26, 27 February, 1 March

Tamino :
Pavol Breslik - 7, 13, 22, 27 February 2008
Christoph Strehl - 28, 31 January, 2, 5, 8, 23, 26 February, 1 March

Pamina :
Kate Royal - 7, 13, 22, 27 February 2008
Genia Kühmeier - 28, 31 January, 2, 5, 8, 23, 26 February, 1 March

Papageno :
Simon Keenlyside - 28, 31 January, 2, 5, 8, 22, 23 February
Christopher Maltman - 7, 13, 26, 27 February, 1 March

Queen of the Night :
Anna-Kristiina Kaappola - 7, 13, 22, 27 February
Erika Miklósa - 28, 31 January, 2, 5, 8, 23 February, 1 March

Sarastro :
Hans-Peter König - 7, 8, 13 February, 1 March
Stephen Milling - 28, 31 January, 2, 5, 22, 23, 26, 27 February

Monostatos :
John Graham-Hall - 28, 31 January, 2, 5, 8, 23, 26 February, 1 March
Adrian Thompson - 7, 13, 22, 27 February 2008

First Lady :
Anna Leese - 28, 31 January, 2, 5, 8, 23, 26 February, 1 March
Anita Watson - 7, 13, 22, 27 February 2008

Second Lady :
Monika-Evelin Liiv - 7, 13, 22, 27 February 2008
Liora Grodnikaite - 28, 31 January, 2, 5, 8, 23, 26 February, 1 March

Third Lady :
Gaynor Keeble - 28, 31 January, 2, 5, 8, 23, 26 February, 1 March
Elizabeth Sikora - 7, 13, 22, 27 February 2008

Papagena :
Kishani Jayasinghe

Speaker :
Robert Lloyd - 7, 13, 22, 27 February 2008
Thomas Allen - 28, 31 January, 2, 5, 8, 23, 26 February, 1 March

The Royal Opera Chorus and Orchestra of the Royal Opera House

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コメント 16

keyaki

>暗いとか、セットが安っぽいとか、斬新さがないとかで批評家にはよく叩かれているのですが
えぇーーそうなんですか。暗いのは、そういえば、そうかな、ですけど、あとは賛成できないです。
これは、私も映像で見てますので、感想も、なるほど、なるほどと楽しく読ませていただきました。

ソネットも徐々に不具合が改善されているようですね。
ところで、今回のリニューアルで、記事の言葉に勝手に宣伝を表示、リンクする機能がついてますが、(私は、邪魔なので、解除しましたが)
>スティーブン・ミリング
のところの「リング」にリンク貼るのは、変ですよね。

by keyaki (2008-03-21 15:12) 

euridice

この魔笛は私もテレビで見て、ブログでも取り上げました。サルダナさんは、2005年以来、2度目の観劇ですか。映像を思い出しつつ、なるほど、
なるほど・・です。
タミーノ&パミーナ。映像と違って、華奢で、良さそうな雰囲気ですね。
パヴォル・ブレスリクは、秋のベルリン来日でオッターヴィオ@ドン・ジョヴァンニだったテノールですし、クリストフ・ストレールのほうは、チューリヒのフィデリオの映像で、ちょっと変わった雰囲気のヤキーノでした。映像のタミーノより、どちらにしても映像のタミーノよりよさげですねぇ^^;;
ゲニーア・キューマイアー、可愛い人みたいですが、覚えていません。ザルツブルグの魔笛、録画したきり、まだ見てなかったかもしれません。
by euridice (2008-03-21 21:46) 

しま

マクヴィカーという演出家を存分に味わうことができた、今回の旅でした。
本当に有意義だったと思います。

私の「物語の楽しみ方」のツボに合致したセンスの持ち主なんでしょう。同じような興奮を味わうことができたのは、パッと浮かぶのはジョナサン・ミラーかな。
でもミラーのやり方って、どこかしら気取った感じがするんだけれども、マクヴィカーはもっともっと大衆目線に降りてきている。
そこがすごく好感度大でした。

魔笛、少し好きになりましたよ♪
弁者だけの影響ではありません。ええ、ホント。

>ミリング
>声も演技も合格点だけど印象に残りにくい
これ、同感です。どうしてなんだろう…。あんなに期待していたのに。

>キーンリーサイド
元気でしたよねぇ♪ マルトマンが気の毒になるくらい(笑)
声が重めになったのは良いことなんじゃないでしょうか。それに、パパゲーノを歌うには全然支障ないですしね。
これから歌手としていちばんいい時期を迎えるんですね。全盛期を共に過ごせるのはファンとして至福です!!

長々とすみません。TBさせていただきますね。

by しま (2008-03-21 22:30) 

Sardanapalus

keyakiさん>
私も常々、この演出のどこが斬新じゃないのか、批評家に直接会って聞いてみたいと思っています(^^)多分その人の言う「斬新」って、最近ドイツで流行っている時代読み替えストーリー作り変えアングラオペラのことをさしているのでしょう。

>>スティーブン・ミリング
>のところの「リング」にリンク貼るのは、変
あはは、keyakiさんも気付かれましたか。一応リンクが目立ちにくいように暗い色で線無しにしているのですが、別の色と並ぶとやっぱり読みづらいですね。このミ「リング」には笑いましたけど、なんでもかんでも広告リンクつければ良いってもんじゃないですね。
by Sardanapalus (2008-03-22 01:58) 

Sardanapalus

euridiceさん>
>タミーノ&パミーナ。映像と違って、華奢で、良さそうな雰囲気
はい。文句を書きましたけど、映像のタミーノよりは雰囲気に合った2人だったと思います。パミーナは映像のレシュマンも良いですが、キューマイヤーが好みです(^^)


by Sardanapalus (2008-03-22 02:00) 

Sardanapalus

しまさん>
早速のTBありがとうございます!低音好きのしまさんには、何故か印象の薄いミリングは残念でしたね。
実はこれ、まだ書きかけの記事なので、こちらからのTBは完成してからでもいいですか?(^_^;)

>マクヴィカーはもっともっと大衆目線
そうそう、エンターテイメントなんですよね♪気取らず、初心者に分かりやすく、かつ観客が勝手に想像できる演出という所が大好きです。

>>キーンリーサイド
>元気でしたよねぇ♪ マルトマンが気の毒になるくらい(笑)
あはは、マルトマン気の毒でしたか?マルトマンはイギリスの若手バリトン歌手の中では注目している存在ですが、いつも手堅くて歌も演技も上手いので安心しすぎて、つい感動が薄くなってしまう可哀想な歌手です。これからもっと伸びる歌手じゃないかと思います。
by Sardanapalus (2008-03-22 02:15) 

しま

あ、まだ書き途中だったんですね。了解。
サルダナさんにしては文章、尻切れトンボだなーって思っていたんです。
続きを楽しみにしていますね。

>マルトマン
>いつも手堅くて歌も演技も上手いので安心しすぎて
わかります~。私が「飄々としている」と感じたのはコレかも。
必死さというか、危うさというか、綱渡りギリギリというか、そういう「ほころび」の部分が見えないんですよね。そういうのが見えると途端に応援したくなっちゃうんだけどな~。
by しま (2008-03-22 11:53) 

Belle de Nuit

なるほど、弁者がキーですか。DVDを見直してみなくては。

マクヴィカー氏の演出は、サルダナさんのお薦めで注目しましたが、ドン・ジョヴァンニといい、ジュリオ・チェーザレといい、細かな部分まで「上手いなぁ」と思わせるところがあって、私も好きです。そのうちマクヴィカー・セットとか言って、DVDボックスシリーズなんて作ってくれませんかね〜。出してくれたら、絶対買うけど(^^) 

キーンリーサイド氏もますます元気なようですね。
良かった、良かった(^^)。



by Belle de Nuit (2008-03-22 14:44) 

蘭丸

>スティーブン・ミリング

キャストを見たときに彼ではザラストロには若すぎると思いました。彼の体格と声量ならワーグナーの悪役があってますよ。実演で聴いたフンディング(ワルキューレ)は存在感があったので多分ハーゲン(神々の黄昏)などは素晴らしいと思いますよ。ワーグナー以外なら「ドン・ジョヴァンニ」の騎士長などはどうでしょうか?彼のザラストロは10年後位に聴きたいです。
by 蘭丸 (2008-03-22 15:27) 

Sardanapalus

しまさん>
週末を使ってようやくアップしましたので、TBさせていただきました。宜しくお願いします。

>「ほころび」の部分が見えない
そうなんですよ!マルトマンは本当に毎回上手いなぁと思うのですが、ドキドキすることがないんです(^^;)意外性が無いと言いますか…でも、こんなでも応援してます!
by Sardanapalus (2008-03-24 00:20) 

Sardanapalus

Belle de Nuitさん>
>弁者がキーですか
そうなのですよ。って、勝手な解釈ですけど。今回アレンの弁者を生で観て、弁者が昔試練を受けたことがあってしかも失敗した、という印象が強まりました。

>マクヴィカー・セット
いいですねぇ。私も出たら買おうかな。今度ENOでやる「薔薇の騎士」も気になってるんですよね。彼はENOで沢山仕事をしているので、英語上演しない劇場で映像収録して欲しいものが山ほどあります(^^)

キーンリーサイドは元気でしたよ~。来シーズンのROH予定では、9月「ドン・ジョヴァンニ」、2009年3月「戦争レクイエム」、2009年7月「セヴィリアの理髪師」(!)を歌うそうです。やっぱりイギリスに移住しなくちゃ駄目かしら(笑)
by Sardanapalus (2008-03-24 00:30) 

Sardanapalus

蘭丸さん>
>>スティーブン・ミリング
>キャストを見たときに彼ではザラストロには若すぎる
この演出ではザラストロは若い方がしっくりくるので若さは問題なかったのですが、あんまり知的に見えなかったのは残念でした。ワーグナーのバス役なら良いでしょうね!あと、あの体格ですから、騎士長も似合いそうです。
by Sardanapalus (2008-03-24 00:33) 

しま

ようやくサルダナさんらしい記事になりましたね!! 読みごたえあります~。そして、細部まできちんとしたレポで、私のおバカな記事がお恥ずかしい;;;
特にテノール2人のことは完全に頭から抜けていました。こちらのを拝読して、あーそうだった、そうだった、と;;;

そして、これは完全に私の趣味ですが、カーテンコールのアレンの写真、アップしてくださって嬉しいです。思い出して泣けます(つД`)

>パパゲーナと結ばれた時には「よかったね~」
そうそう。後味がいいんですよね、この演出。半分寝ていたような私でも、3回ともラストはじぃ~んとしました。

TBありがとうございました。承認させていただきました。
リンクも全く問題ないです(つか、私のはもう少しきちんと書き直したほうがいいのかも;;; 恥ずかしい)
ありがとうございました。
by しま (2008-03-24 00:50) 

Sardanapalus

しまさん>
ようやく、なんとか記事として恥ずかしくない状態になりました。でも、やっぱりこれだけ経ってから書くと細かいところが思い出せないんですよねぇ。こうしてコメントしていると思い出したり…。TBとリンク承認ありがとうございます。

>後味がいいんですよね
本当ですね。やっぱり大きな劇場で上演するならば変な理屈をこねくり回すより、観客を楽しませてナンボ、という姿勢が必要だと思います。

ところで、アレンは来シーズンもROHに登場するようですね。またまたしまさんのロンドン旅行記が増えるのでしょうか??
by Sardanapalus (2008-03-26 23:23) 

しま

>アレンは来シーズンもROHに登場

……(*゚Д゚)

す、すみません……喜びを通り越して、アレンへの殺意が、若干……。
by しま (2008-03-27 00:15) 

Sardanapalus

しまさん>
>喜びを通り越して、アレンへの殺意が
これから先しばらくは定期的にROHに出てくれそうな感じですね。今後はオペラのチョイ役なんかは無視してもいいかも知れませんよ(^^)リサイタルをメインで攻めましょう!
by Sardanapalus (2008-03-28 00:10) 

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