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ウィンブルドンテニス第2日目へ行ってきました [スポーツ]


今週から始まった2009年全英オープンテニス大会(The Championship, Wimbledon 2009)の2日目を当日券で観戦してきました。テニスの四大大会ではめずらしく、大量の当日券が発行されることで有名なウィンブルドンですが、朝の7時に列に並んだらすでに3000人を突破していました。色々なイベントで行列することに慣れている私ですが、さすがにこれには驚きました!!何せ徹夜でキャンプする人たちもいるわけですから、皆さんものすごい熱の入れようです(^_^;)

すごい行列…と新聞屋さん

ウィンブルドンの当日券は、センターコート、No.1コート、No.2コートの限られた座席のチケット(40~62ポンド)と、その他のコートにのみアクセスできるグラウンドチケット(午後5時まで20ポンド、それ以降は14ポンド)の大きく2種類があり、ほとんどの人はグラウンドチケットを買うことになります。行列に並ぶとQueue Cardというものが配られるのですが、それをチケット購入時に見せなくてはいけません。なくさない様にするためか、非常に大きくてしっかりしたものでした。無料で配られるものは他にも、行列ガイドブック(笑)とか、スポンサー企業からのミネラルウォーター、ジュースなどがありました。また、有料サービスとしてはハンバーガーのスタンドが来ていましたし、なんと新聞まで売りに来ます。場所はゴルフコースの脇の芝生の上ですし、トイレも十分な数が用意されているので、非常に快適に並ぶことができました。

よかった、おれ腹ペコだったんだ~

チケット

さて、10時過ぎには無事にゲートをくぐることができたので、まずは一番目のお目当て、2008年の男子ダブルスチャンピオンの登場するNo.16コートへ。すると、試合が始まるのは12時ですが練習コートになっているようで、選手達が入れ代わり立ち代り練習しにやってきました。なんだか得した気分(^^)

名前の分からない女子選手と、おそらくJuan Monaco
 

そして、12時を少しまわったところで、試合に臨むダブルスの選手達が登場!私が見に行ったのは、ダニエル・ネスター(Daniel Nestor)ネナド・ジモニッチ(Nenad Zimonjic)ペアの1回戦。ぱっと見はちぐはぐな2人ですが、非常に暑いプレーをするペアです。会場のあちこちにある2008年のチャンピオンバナーにも、ちゃんと顔がのっています(当然)。でも、1回戦からセンターコートでプレーするシングルスのチャンピオンとは違って、グラウンドコートで地味~に試合が始まるんですね…。観客はそれなりに多かったと思いますが、やっぱり人気ではシングルスに勝てません。それでも試合が面白ければよかったのですが、はじめから実力の差がありすぎて、全くのワンサイドゲームになっていましました。途中で隣のコートから入ってきたボールを、ジモニッチが返してあげる余裕っぷり(^_^;)しかも、相手選手が怪我で途中棄権という、なんとも締まらない終わり方で、試合としては面白くありませんでした。

痛いのはここですか~?


非常に短い時間で終わったので、試合後普通にコートの外で戯れていた2人に、サインをもらってしまいました(上の写真のQueue Card参照)。「また見に来るね~」と言ったら嬉しそうだったのは、やっぱりダブルスの人気がないからかしら?これは本当に行ってあげないと…という気になってしまうのが怖いところですね(^^)ネスター/ジモニッチペアに興味のある方は下の動画をどうぞ。


そんなちょっと期待はずれの試合の後は、テニスクラブ内をぶらぶらと散策してから、一度フラットにもどりました。(そんなわけで、杉山選手の試合も、クルム伊達選手の試合も見ていません。もともと男子テニスだけを追いかけているので…。)グラウンドチケットでも、ゲートで再入場用の腕輪をもらえば戻ってくることが可能です。で、誰のために戻ったのかと言えば、男子シングルスのホアン・カルロス・フェレーロ(Juan Carlos Ferrero)です☆何せイケメンなので(笑)

彼の試合はNo.1コートで行われるので、もしかしたら空席がRe-saleになっていないかと思い戻ってきたのですが、なんとちょうどコートから出てきた女性がチケットを譲ってくれました。隣のセンターコートではイギリス期待のアンディ・マレー(Andy Murray)の試合が始まろうとしていたので、「No.1だけどいいかしら?」なんてきいてくれたのですが、私はこっちの方が欲しかったの!と大喜びで観戦しました。コートに入ると、まさに今から試合が始まるというタイミングのよさで、これでしばらく運は使い果たしたんではないかしら(^_^;)

試合は、フェレーロが3セットを連取してあっさりと決着がついたのですが、フェレーロ自身の調子はまずまずといったところ。ファーストサーブの確率がいまいちで相手のミハイル・ユーズニー(Mikhail Youzhny)につけ入る隙を与えていました。そのユーズニーは、立ち上がりの2ゲームをすばらしいストロークであっさりと取ったので、これはフェレーロ大変だぞ、と思っていたらその後はアンフォースドエラーの連続で自滅した感じです。ミスのたびに「ぐぁ~!」とか、ロシア語でなにやら叫んだりしていて、観客も苦笑い。結局シード選手の相手ではなかったということですね。

フェレーロの試合を見終わってから帰宅すると、すでに夜の8時近くでした。結局この日の最後の試合は夜9時半頃までやっていたのではないでしょうか?選手の皆さんにとっては長い1日ですね。これからも残りの選手権期間中、テニスファンを楽しませる試合をお願いしたいと思います。今日もいい天気ですから、たくさんの試合が楽しめそうです。


テニスクラブ内の様子


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コメント 2

itoko

無事にイギリスに到着されて安心しております。
体調も良いようで、ますます安堵ですね。
イギリスの青空、綺麗ですね。
ウィンブルドンが、初めて屋根付きになったと報道されていました。
雨でも安心して見られるようになったのでしょうか。
サインもらったり、チケット譲ってもらったり、ホント、現地ならではのラッキーでいいですね♪
日差しが強そうですから、体調だけはくれぐれもお気をつけて下さいね。
芝生が綺麗で、さすが~と思いました。


by itoko (2009-06-24 22:16) 

Sardanapalus

itokoさん>
はい、のびのびと夏休みを楽しんでいます。今年は好天続きで、一番大きなセンターコートにせっかく作ったご自慢の屋根がなかなか使えなくてうずうずしているらしく、昨日はスタンドに影を作るためにちょっとだけ動かしてみたようです(笑)ちなみに、センターコートの試合は雨に左右されなくなったのですが、他のコートはやはり雨が降れば中断です。

確かに日差しは強いですが、日陰は涼しいし湿度もないので、日本よりはすごしやすいですよ。itokoさんも体調に気をつけてくださいね。

by Sardanapalus (2009-06-25 20:05) 

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