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BBC Music Magazine 2009年11月号とES magazine9月25日号 [Keenlyside]

ROHで「ドン・カルロ」上演中だし、CDの新譜も出したし、ということでしょうか、BBC Music Magazineの11月号表紙&インタビューにキーンリーサイドが登場しました。何というか、政治家のポスターみたいな写真ですね…(黒いシャツに黒い背景というのは、BBC Music Magazineの同系色好きの現れでしょうけど)

インタビューは内容の濃いものらしく、ROHの「セヴィリアの理髪師」のキャンセル、ウィグモアホールのリサイタル(おそらく今シーズンの連続リサイタルについて)、新譜CD、ビリー・バッドとマクベスといった音楽関係の話題に留まらず、ウェールズの農場(自宅)での生活についても語っているそうです。息子オーウェン君との写真も載っているとか。ブラームス歌曲/シューマン「詩人の恋」のCDも、今号のChoral & Song Choiceに選ばれているようです。これは入手しなくては!


ところで、先週金曜日発行のES(Evening Standard) magazine最新号の'Last Supper(最後の晩餐)'に、キーンリーサイドが寄稿しています。ネット上でもこちらから読むことが出来ます(9月25日号 43ページ左下)。右端に出てくるサムネイルから43ページを選べば会員登録をしなくても大丈夫です。期待を裏切らないキーンリーサイドらしい回答だったので、日本語訳をこちらに載せておきます(^^)結構魚好きなんですねぇ。

Evening Standard magazine
'Last Supper'
「最後の晩餐」

サイモン・キーンリーサイド 50歳の英国人バリトン歌手はMET、コヴェント・ガーデン、スカラ座に出演し、14の賞を受賞している。 彼はバレリーナのゼナイダ・ヤノフスキーと結婚している。

あなたの最初の食事の記憶はなんですか?

兄(弟?)と僕でよくウェールズの小川でカワマスを釣ったことかな。少しのバターと塩と胡椒をお腹に詰めて、そのまま料理したんだ。
あなたの得意料理は何ですか?

旅行ばかりの生活は料理には不向きだけど、僕のフィッシュ・パイはなかなかのもんだよ。

あなたの最後の晩餐は何ですか?

僕の妻と1歳の息子オーウェンと一緒にオーストリアのアルプスの山頂で(食べる)マーマイトのサンドイッチ。それか、スペインのコスタ・ブラーバにあるエル・ブリでの食事。 ※でた、マーマイト!この好き嫌いの別れるイギリスの食品についてはリンク先を読んでください。ちなみに、エル・ブリは世界一予約が取れないレストランとして有名だそうです。

そのとき何を飲みますか?

ティニャネッロ(ワイン)を1杯。ワイン通からは評価されないと断言できるけど、このワインはミラノとフェラーラでの素晴らしい時を思い起こさせてくれるんだ。

世界中であなたの好きなレストランはどこですか?

僕は良質で小さな、地元に根付いた場所が好きだな。仕事の後、オペラハウスのそばのトラットリアに同僚達と一緒に席についてさ。その日コックが作ったもの何でもと、質の良い地元のワインがあればどんなミシュランの星つきレストランにもひけをとらない喜びを与えてくれるものさ。環境と同席者が全てって事だね。
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コメント 2

keyaki

>マーマイト
めずらしいものは食べてみたい...と思うタイプなんですけど、説明を読む限りでは、ぜんぜん美味しくなさそう....
塩辛いということは日本のお味噌みたいなものかな....
味噌も独特の臭いがあって、外国人には嫌われますよね。
関係ないですけどミンスミートって美味しいのかしら....?

>フィッシュ・パイ
どんなのを作るんでしょうね。
私のフィッシュ・パイは、鮭とじゃがいも....美味しいですよ。

>ティグナネッロ
ティニャネッロの方がいいかも....
アラーニャ(Alagna)のアイーダ舞台放棄事件の時に、日本のネットでアラグナって書かれてことを思い出しました....(笑

by keyaki (2009-10-02 22:46) 

Sardanapalus

keyakiさん>
>>マーマイト
>めずらしいものは食べてみたい...と思うタイプなんですけど、説明を読む限りでは、ぜんぜん美味しくなさそう
イギリス人でも好き嫌いのはっきり分かれる食品ですからね~。かくいう私も食わず嫌いです~。どうしても食べる気になりません。日本で言うなら…納豆とかくさやのような位置づけでしょうか?

>>ティグナネッロ
>ティニャネッロの方がいいかも....
おお、そうでしたか。私はアラーニャを間違えることはないですが(^^)、ワインの名前は調べもせずそのまま読んでしまいました。なるほど同じスペルですね。ご指摘ありがとうございます。修正しておきます。キーンリーサイドの言葉とは裏腹に、結構愛好者がいらっしゃるワインのようですね。
by Sardanapalus (2009-10-02 23:07) 

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