Classik Talkインタビュー

BingとDenisという2人組のおじさんがクラシック音楽業界にいる人物にインタビューするClassik TalkというYou Tube上の番組に、サイモン・キーンリーサイドがゲスト出演しました。今年10月のNYでの「戦争レクイエム」公演の際に撮影されたようですが、46分もある割には非常～にリラックスした雰囲気の、気楽に視聴できるインタビューになっています。でも、やっぱり目が行ってしまったのはあちこちで着まわしているこのベスト…「また」着てますね（＾_＾;）

内容は、Simonkeenlyside.infoのBiographyページにすでに書いてあるようなものですが、おじさん3人が忌憚なく語っている様子はなかなか楽しいです。キーンリーサイドは15歳を過ぎるまで声変わりしなかった、なんていう小話もありますが、メインの話題は音楽・オペラ・演技の話で盛り上がっています。特にインタビュー後半は、好きなオペラハウス（MET、ROH、ミュンヘン、チューリッヒ、スカラ）、オペラを歌ううえでの演出（舞台セット）の重要性、多様なレパートリーをあれこれ混ぜて歌っていきたい理由、ドン・ジョヴァンニの"Deh Vienni alla finestra"の原本にあった「はちみつ＝リンゴ＝女性の胸の暗示」説、ジンクスや舞台に関する迷信は信じるか、などなどClassik Talkの名前の通りちょっとマニアックな話題が続いて面白かったです。

【Part 1】

【Part 2】

コメント 4

わ～い！Sardanapalus さん、ありがとうございます。
最近　Zeljko Lucic がこの番組に出演したのでとってもなじみ深いです。じっくり暇な時に聞きたいと思います。感謝、感謝～～
by Sheva (2011-11-30 21:09) 

Shevaさん＞
よろこんでいただけて、紹介した甲斐があります（＾＾）とっても面白いインタビューですので、ゆっくり楽しんでくださいね。Lucicの回も今度聞いてみようと思っています。
by Sardanapalus (2011-11-30 23:41) 

座っていても、おちつかないんでしょうかね、身振り手振りで面白～い。　今回はJ. ギールグッドのマネしていましたが、何人くらい”お箱”があるのでしょうか？　今度是非、聞いてみてください。　

ところで、仕事を受ける受けないの話のところで、Salzburgの新しいプロダクションのDon Carloってポロっといっていましたが、再来年はVerdi yearですし、そんな計画があるのでしょうか。　夏休み中だから（って、今年はSalzburgに出たのに）といっていましたが、気になってしまいました。　来年６月のViennaの新演出版じゃないですよね？
by Kew Gardens (2011-12-01 23:00) 

Kew Gardensさん＞
>身振り手振りで面白～い
マグカップでも遊んでますよね。相変わらず落ち着かない人だなぁと…。

>J. ギールグッドのマネ
ここは思わず吹き出してしまいました（＾＾）ギールグッド、もうちょっと普通のしゃべり方していた記憶があるんですけど～。他にはレパートリーあるんでしょうかね？

>Salzburgの新しいプロダクションのDon Carlo
>Viennaの新演出版じゃないですよね？
私も「？」って思っているのですが、キーンリーサイドに自分のスケジュールを聞いても頼りにならないですからねぇ。ウィーンのことかもしれませんし、ザルツで本当に上演予定があるのかもしれません…。
by Sardanapalus (2011-12-03 21:09)