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Klassik Radioインタビュー動画 [Keenlyside]

9月29日のハンブルクでの「ゲーテのファウストからの情景(Szenen aus Goehes Faust)」のコンサートパフォーマンスに出演したサイモン・キーンリーサイドですが、その公演前日にドイツのラジオ局Klassik Radioの番組にゲスト出演していたようです。チェックが遅くて放送自体は聞き逃してしまったのですが、Klassik Radioのfacebookページに、短いインタビュー動画がアップされていますので以下の写真からリンクをはっておきます。ドイツ語ですが、とても和やかな雰囲気の楽しい映像です。途中、番組プレゼンターの飼い犬チャップリンも登場します(^^)



スタジオのシステム設備についてあれこれ会話した後、インタビューが始まります。簡単な経歴紹介(オペラの前に動物学を専攻)があり、20年前にオペラデビューしたハンブルクでまた歌えることが楽しみということ、そしてハンブルクの天気についてちょこっと語っているようです。最後にプレゼンターが「素晴らしい歌手です」と持ち上げてくれていますね(^^)コメント欄を読むとどうやらゲスト出演した番組も面白かったようで、聞き逃してしまったのが残念です。その番組で流れた音楽リストはKlassik RadioのホームページにあるPlaylistのページから見られます。9月28日の15:00からのPlaylistを検索してください。

それから、「ゲーテのファウストからの情景(Szenen aus Goehes Faust)」公演の写真と批評は、いつものようにSimonkeenlyside.infoで見ることができます。アップされているプログラムの写真、キーンリーサイドがなぜか半裸のジョヴァンニなんですけど、地獄つながりでしょうか?(^^)批評から推測すると、公演自体はかなり盛り上がったようで、何よりです。ハンブルク交響楽団のイギリス人首席指揮者ジェフリー・テイトがいい仕事をしていたようですね。
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サイモン・キーンリーサイド リサイタル@Usher Hall [Keenlyside]



8月19日に、エディンバラ・インターナショナル・フェスティバルの一環として、サイモン・キーンリーサイドのリサイタルが行われました。しかし、会場はリサイタルにどう考えても大きすぎるUsher Hall…。せっかくQueens Hallという素晴らしい会場があるのだから、チケット数をさばこうなどと考えずに、歌曲を聞く環境のことをもっと考えて設定してほしいものです。

実際に、リサイタルが始まって2曲くらいはキーンリーサイドもピアノのマルティノーも手探りしているような感じでやりにくそうでした。それでも、声が温まってからは次第に違和感もなくなっていき、後半は会場のことをあまり気にせず楽しむことが出来ました。

最初のマーラーの歌曲群はいわばウォームアップといった雰囲気でしたが、最後の"Wer hat dies Liedlein erdacht"は一度生で聴きたいと思っていた曲だったので、念願がかないました。続くデュパルクとドビュッシーのフランス歌曲では、音域的にも表現力においてもキーンリーサイドの魅力が非常に良く出ていたと思います。特にデュパルクはタイトルすら知らなかった曲でしたが、2曲とも構成が面白く、引き込まれました。マルティノーのピアノも、フランス歌曲のエスプリが良く出た演奏で、2人ともとても楽しそうでした。

後半に入ると、キーンリーサイドはますます絶好調で、シュトラウスとシューマンの歌曲をたっぷりきかせてくれました。特に、シュトラウスの"Befreit"は圧倒的な歌唱で、初めて聞いた曲ですがシュトラウスの作品中で一番のお気に入りになりました♪歌詞は亡くなった奥さんを偲んでいる内容だそうですが、恋人同士ならば誰にでも当てはまりそうです。ちなみに、こんな↓曲です。(バリトンのものが無かったのでテノールを。)


そして、最後のシューベルトの時に苦笑しながら舞台上に戻ってきたのでどうしたのかと思ったら、「これで終わりかと思っちゃった(笑)」とのこと。オイオイ(^_^;)きっとマルティノーが「まだ残ってるよ~」と教えてくれたのでしょう。シューベルトは軽めの曲と重たい曲をバランスよく聴かせてくれましたが、個人的にはピアノをいとおしそうに触りながら歌った"An mein Klavier"が印象にのこりました。

熱烈なアンコールには、シューベルトとブラームスを1曲ずつでしたが、最後まで流れのある、素晴らしいリサイタルだったと思います。このリサイタルの模様は8月31日にBBC Radio 3で放送されますが、放送時間の関係上、おそらく何曲かカットされてしまいそうです。"Befreit"は残しておいてね~、BBCさん。

私の感想以外にも、イギリスの音楽批評ウェブサイトSeen and Heard Internationalに大絶賛の批評が載っていますのでご紹介します。


【プログラム】

Simon Keenlyside, bariton
Malcolm Martineau, piano

Mahler:
Ich atmet’ einen linden Duft!
Des Antonius von Padua Fischpredigt
Ich ging mit Lust
Blicke mir nicht in die Lieder
Frühlingsmorgen
Liebst du um Schönheit
Wer hat dies Liedlein erdacht

Duparc:
Le manoir de Rosemonde
Phidyle

Debussy:
Nuit d’etoiles
Voici que le printemps
Les angelus
Mandoline

Strauss:
Winternacht
Waldesfahrt
Das Rosenband
Befreit
Efeu
Ständchen

Schubert:
Auf der Donau
Der Einsame
An mein Klavier
Prometheus
Wanders Nachtlied ll
Im Walde

アンコール:
1. An den Mond in einer Herbstnacht (Schubert)
2. Ständchen (Brahms)
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本日はキーンリーサイドの誕生日 [Keenlyside]

現在ザルツブルクにて「フィガロの結婚」に出演中のサイモン・キーンリーサイドですが、本日8月3日が誕生日です。

Happy Birthday, Mr. Keenlyside!



今年で52歳になりました。おめでとうございま~す。50代になっても、上のポートレートのイメージように落ち着く様子は見られませんが(笑)、今後もオペラにリサイタルに忙しいスケジュールですし、2012年1月にはロールデビュー(レナート@「仮面舞踏会」)も控えていますから体調管理はしっかりしてもらって、元気に舞台をこなしてほしいです。もう怪我は無しでお願いしますよ!(^_^;)
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ザルツブルク音楽祭2011:「フィガロの結婚」はじまります! [Keenlyside]

★8月2日追加:本文で疑問に感じていた天使君の伯爵の胸への落書きですが、今回もちゃんと書いているようです。(証拠写真)←のページ上方の"suchen"と表示されている枠からKeenlysideと検索すると、他にも舞台写真がたっぷり見られます。それから、Intermezzoさんのブログにもカーテンコール写真が載りました。

★7月30日追記:オーストリアのTV局ORFによる、「フィガロの結婚」初日のニュース映像がアップされました。短いですが、舞台の様子も見られます。

サイモン・キーンリーサイドがアルマヴィーヴァ伯爵を歌う、2011年のザルツブルク音楽祭「フィガロの結婚(Le Nozze di Figaro)」が27日から始まります。ザルツブルク音楽祭のページには、15枚のリハーサル写真や初演時DVDからの抜粋ビデオなどに加え、スザンナ役のマルリス・ペテルセンと「天使」(右写真参照)として劇中に登場するウリ・キルシュ(Uli Kirsch)によるブログ記事(ドイツ語)もアップされています。リハーサル写真を見る限り、キーンリーサイドの左腕のサポーターは取れた様子ですね。これで一安心できます(^^)ところで、初演でも再演でも天使君は伯爵の胸にまっ黒く何か落書きしていたように思いますが、今回は無しでしょうかね?フィガロ役のシュロットはちゃんと設定どおり眼鏡かけてますね。


◆Salzburger Festspiele 2011: Le Nozze di Figaroのページ

◆ORF.at:「フィガロの結婚」初日のニュース映像

◆APA PictureDesk(写真サイト。"salzburg festspiele 2011 figaro"で検索した結果のページです。うまく見られない場合は、こちらのページから検索してください)

◆CTS Photo & Press Service(写真サイト。"keenlyside"で検索すると、60枚ほど舞台写真が見られます。)

◆Simonkeenlyside.infoのページ:舞台写真、批評もまとめられています。



上のページでも案内が記載されていますが、この初日の様子は7月30日にオーストリアのラジオ局Oe1によって放送されます。残念ながら放送後7日間のオンデマンドにはならないとのことですので、日本では頑張って夜更かしする必要がありますね…。ウェブ上から聞くには、リンク先のページ右上にある「Live」の文字をクリックすればプレイヤーが立ち上がります。

7月30日19:30-22:45 (日本時間31日 午前2:30-5:45)
Wolfgang Amadeus Mozart: "Le Nozze di Figaro"(Oe1のページにリンクしています)

Simon Keenlyside, Il Conte Almaviva
Genia Kühmeier, La Contessa Almaviva
Marlis Petersen, Susanna
Erwin Schrott, Figaro
Katija Dragojevic, Cherubino
Marie McLaughlin, Marcellina
Franz-Josef Selig, Bartolo

Robin Ticciati, Conductor
Orchestra of the Age of Enlightenment
Wiener Staatsopernchor
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「マクベス」バックステージビデオ [Keenlyside]

現在「マクベス」公演真っ最中のROHが、リハーサルの様子と、キーンリーサイドとパッパーノのインタビューのビデオをアップしてくれましたので紹介します。王冠がぐらぐらのキーンリーサイドや、テイクアウトのご飯を片手に歌いながら夫人に指示を出すパッパーノ(こんなことしてる指揮者はじめて見ました…)など、英語が分からなくても楽しい画もあります。(6月1日追記:非公開になっていましたが、再アップされていましたのでリンクを直しました。ついでに、インタビューを訳しましたので、以下に掲載します。サムネイルがパッパーノになっちゃってちょっと残念…)



キーンリーサイド: 「シェイクスピアやブレイクのような偉大な天才で私が好きなところは、逃げ場の無いところで人物にスポットライトを当てて、しかも善悪を判断するのではなくて、『これがお前だ』と単に示すところです。マクベスは…一貫して暗いけれども、暗さというのはそこに強い光が当たると更に暗くなるんです。登場人物たちは皆、巨大な感情の波の上にいるけれども、その下には変えることの出来ない情動や自然界、そしてもちろんシェイクスピアの力が働いている。そして、ヴェルディはそれを最初の場面からよく織り込んでいると思います。」
パッパーノ:
「この音楽には、この後のどの作品でもヴェルディがなし得なかったレベルの雰囲気があります。有名な話ですが、ヴェルディは初日になってもまだマクベスとマクベス夫人の間の最初のデュエットをリハーサルしていたんです。ここは策略を巡らせながら非常に柔らかく歌うのですが、ヴェルディにとってはいつまでも満足できる出来にならなかったんです。マクベス夫人以上に興味深いキャラクターというのはいるでしょうか?私はいないと思います。」
キーンリーサイド:
「最後のほうで、物事が上手くいかなくなったときに召使が『奥様がいらっしゃいました』と伝えにくるんですが、マクベスは単に『何だ』と呼びかけるんです。しかも、『ああ、どうしたんだ』じゃなくて、『一体何の用だ!』と…何故そんな言い方をするのかというと、2人の間に軋轢があるからです。そして、この歯軋りするような苛立ちが次第にもっと最悪なものになっていくんです、この女が絶え間なく苛立たせるおかげでね。」



macbeth 3さて、上のビデオでもずっと左腕にサポーターをつけているキーンリーサイドですが、何と5月30日の公演では、サポーターなしで登場しました。(左の写真参照)

先日、ステージドアで「この公演はずっと着けたままやるよ」と言っていたばかりだったので、最初は目の錯覚かと思ってしまいました。週末に医者にでも行って、経過が良いからとって良いと言われたのかと思いきや、単に無くしたのだそうです。思わず、何でやねん!と(英語で)ツッコんでしまいましたよ(^_^;)普通、常に着けてるものを無くさないでしょう?というファン達の冷たい視線の中、「いや、車でウェールズの家に帰る途中のサービスエリアでドア開けたときにどっかいっちゃったんだよね~。」と説明してくれましたが、それにしてもありえない。おかげで、この日のマクベスの最期の場面では腕を守るために階段落ちができず、非常に悔しそうでした。サポーターをつけなくて良くなったということではないのが少し残念ですが、これからのマクベス公演のためにも、さっさと新しいサポーターを作ってくださいね。
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マクベスの評価は…? [Keenlyside]

24日に初日を迎えたROHの「マクベス」公演の批評が出揃ってきましたので、こうした批評が一気に読めるSimonkeenlyside.infoのページを紹介します。好意的なものもあればけちをつけているものもあり、いつものように様々な意見を読むことが出来ます。それにしても、何人もの批評家がキーンリーサイドの声が「ヴェルディバリトン」かどうかについて論じていますが、個人的に歌手に求めているものは声の大きさや重さじゃなくて役の内面を表現できているかどうかなので、どっちでもいいです。って、こういうことに拘っているのって、批評家たちとよっぽど懐古主義のイタリアオペラファンくらいじゃないでしょうか?キーンリーサイド本人も、公演前のインタビューで「歌手それぞれに別の歌い方があるんだから、無いものを求めたりせず自分らしくやればいいんだと考えてる」と言っています。これから数日の間に沢山の批評が出てくると思いますが、気になったものだけ以下に抜き出しておきます。


☆Whatsonstage.comでのインタビュー:Simon Keenlyside discusses Macbeth
今回のマクベス公演に先立って行われたインタビューです。キーンリーサイドの音楽キャリアをざっと紹介した後、マクベスに対する意気込み、パッパーノとの共演について、などの本題に移っています。「全員を喜ばすことは出来ないけど、この役を表現するために今自分がやれる限りのことをする」そうです。

※5月31日追記
☆Wales onlineでのインタビュー:Cast issue for Simon brushed aside as he takes Verdi’s Macbeth to stage and screen
こちらのインタビューでは、腕の怪我の影響があるかどうか、オペラのマクベスとシェイクスピアとの違い、映画館へのライブ中継のこと、舞台で緊張するかどうか、そしてウェールズの家の環境について語っています。特に興味深いのは、映画館への中継がオペラの観客層を広げる良い機会なのではないか、という質問への答えでしょうか。「全員にオペラ好きになってもらう必要は無いけれど、若い人たちにはオペラという芸術があるということを知ってもらえば、必要な時には戻ってきてもらえると思う。個人的には、オペラという西ヨーロッパの芸術を維持し、継続していくために必要なだけの数の人々に愛してもらえればいいと思っているよ。」ということで、映画館中継の宣伝係としてはちょっと押しが足りないんじゃないかしら(笑)せっかくですから、私も13日は映画館に行って、ライブ中継を楽しもうと思います。

★Simonkeenlyside.infoのマクベス公演ページ
※批評が随時アップされていきます。

★The Times(本サイトは有料なのでSimonkeenlyside.infoのページをリンクしています)
※私の感想と一番近い批評(というか、私以上に評価が高いかも…)です。キーンリーサイドのマクベス像がかなり気に入った様子で、この演出は8年間キーンリーサイドを待っていた!とまで書いています。

★Opera Brittania
※Simonkeenlyside.infoにはまだ載っていない長文の批評です。このロイド演出について4パラグラフに渡って細かく記述、分析しています。キーンリーサイドのマクベスについては、おおむね好評ですが、「80年代のレナート・ブルソンのマクベスには及ばない」なんて、ヴェルディを歌わせたら神様のようなブルソンを引き合いにだしてます。…そりゃ当然及ばないでしょうとも!(もし、ブルソン全盛期のマクベスが見れるなら何でもしますよ、私は)。

★Whatsonstage.com
※Simonkeenlyside.infoにはまだ載っていない批評です。全体的に、少々の問題点もありながら概ね良くやっている、という好意的な内容です(四つ星ですしね)。キーンリーサイドについては、第1幕はバンクォーに食われていたが第2幕と第3幕は調子を上げてきた、短い間にペレアスからマクベスまでこなす多彩さは素晴らしい、と書かれています。
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ROH「マクベス」チケット割引オファー [Keenlyside]

サイモン・キーンリーサイドがタイトルロールを歌うROHの「マクベス」公演の一部チケットの割引オファーが登場しました。しかも、最高金額のStalls(1階席)が、188.90ポンド→75ポンドになるという大盤振る舞い!もしこの「マクベス」のチケットを買おうか迷っていらっしゃる方がいらっしゃるようでしたら、この機会をお見逃しなく~。

対象の公演:
5月30日、6月13、15、18日

オンラインでのチケット購入:
http://www.roh.org.uk/whatson/production.aspx?pid=13820

オファーコード(購入時、‘Do you have a code?’の欄に入力):
KING
※このコードを入力しないと割引料金になりません。

電話でのチケット購入:
020 7304 4000(Box Office)に電話し、‘Macbeth Metro Offer’と告げてから購入してください。
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パリとロンドンでペレアス [Keenlyside]

サイモン・キーンリーサイドは15、17日にパリ、19日にロンドンで「ペレアスとメリザンド」のコンサート形式の公演に出演します。先月のアメリカ滞在中には「調子が悪いからペレアスは歌わないかも」なんて言ってましたが、ばっちり歌っているリハーサルの様子がYoutubeにアップされていました。

    

…あれ?キーンリーサイド、左腕にかなりゴツイサポーターしてますよ!?「また」怪我ですか。これは骨折か、少なくとも靭帯損傷くらいしていそうですねぇ。あいたたた…。クリーブランドの舞台写真でサポーターをしていたのは、かなり深刻だったんですね。お大事にしていただきたいものです。

実際に歌うかどうかはまだ始まるまで分かりませんが、今日の公演はFrance Musiqueが収録し、5月28日に放送される予定です。デセイはこういう不思議ちゃんの役が似合いそうなので、音だけでも聞くのがかなり楽しみです♪
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ジョヴァンニ@クリーヴランド 舞台写真と音源 [Keenlyside]

サイモン・キーンリーサイドがタイトルロールを歌うクリーヴランドでの「ドン・ジョヴァンニ」公演の公演写真と音源をまとめたクリップがオーケストラのブログにアップされました。動画じゃないのが残念ですが、音楽的には27日のラジオ放送の予告編という感じですね。
◆Don Giovanni Photos& Music


それから、ideastream.comというネットラジオのAround Noonという番組のゲストにキーンリーサイドが登場しました。こちらのページから番組の音源をオンデマンドで聞くことが出来ます。キーンリーサイドが登場するのは20分を過ぎた辺りです。クリーヴランドで歌うことについて、ドン・ジョヴァンニという役とオペラについて、それから生い立ちや音楽キャリアについて、などなど饒舌に語っています。

SimonKeenlyside.infoに載った批評を読む限りでは、キーンリーサイドをはじめ男声陣は好評のようです。女声陣が弱い、と言われているのはチューリッヒと同じですね。キーンリーサイドは数ヶ月前から気管支炎か何かに悩まされていると本人が話していたということで少し心配だったのですが、何とか歌えている様子。でも、つい先日のNYのリサイタルの時に話を聞いたファンによると、これからのペレアスはキャンセルするかも、と言っているそうです。う~ん、確かにコンディションの悪いときにあのペレアスの高音はきつそうです。デセイとの久しぶりの共演で楽しみだったのですが、どうなるでしょうか…。
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ドン・ジョヴァンニ@クリーヴランド インタビュー [Keenlyside]

Don Giovanni [DVD] [Import]今月のサイモン・キーンリーサイドは今日13日にNYでリサイタル、その後はクリーヴランドに移動して19日から「ドン・ジョヴァンニ」のタイトルロールを歌います。クリーヴランドでは、数年前に大好評だったチューリッヒの演出をそのままもってくるようです。指揮者も歌手も、チューリッヒとほぼ一緒です。

その公演に先立って、クリーヴランド・オーケストラのブログにキーンリーサイドのインタビュー紹介記事が載りました。記事のタイトルは"Simon Keenlyside on Opera's Biggest Cad (サイモン・キーンリーサイド、オペラ最大の無法者を語る)"。記事内にPDFのインタビュー記事がダウンロードできるウェブページへのリンクがありますが、ちょっと分かりにくいので以下にPDFへの直リンクを貼っておきます。短めですが、キーンリーサイドのドン・ジョヴァンニ観が良く分かる興味深いインタビューで、公演プログラムに掲載されているようです。

Don Giovanni Leading Man: Simon Keenlyside discusses opera’s most notorious cad

このオペラ公演の様子は、27日の上演がネットラジオのWCLVでライブ中継されます。個人的にはウェルザー=メストの指揮はあまり好みじゃないのですが、クリーヴランド・オーケストラの演奏は楽しみです。

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