ウィーン国立歌劇場「エフゲニー・オネーギン」批評と写真 [Keenlyside]
3月7日に無事初日を迎えたウィーン国立歌劇場(Wiener Staatsoper)の「エフゲニー・オネーギン(Eugene Onegin)」ですが、そろそろ初日の批評が出揃ってきましたのでいつものように並べてみたいと思います。ちなみに、ドイツ語発音だと「オイゲン・オネーギン」…まるで別の名前に聞こえます(^^)
ウィーン国立歌劇場サイトより
とりあえず、皆さん演出には不満たらたら、「雪はもういらん」とか「寒すぎる」とか「空っぽの舞台」とか、散々な評価を受けています。演出チームにはブーイングもあったそうです。舞台写真を見ても、確かに寒い!長い冬の後でようやく春になりかけているところにこの演出はありえ無いですねぇ…。一方音楽の方はほぼ満足といったところでしょうか。小澤の指揮のテンポが遅い(特にポロネーズ)とか、歌手陣は華やかさに欠ける、という声があがっています。確かに、そういうタイプの歌手はいないですね。
この風邪をひきそうな写真はKleine Zeitungより
●Simonkeenlyside.info
舞台写真と英語訳された批評は、いつものように素晴らしいSimonkeenlyside.infoで楽しんでください。これからも続々と批評がアップされると思います。
●APA Picturedesk
舞台写真を見たいなら、こちら。"onegin wien"で検索すると様々な舞台写真だけでなく、カーテンコール時に幕の内側で仲良くじゃれあってポーズをとるキャスト達や、プレミアのパーティーでビールを掲げる小澤さん(笑)などの姿が楽しめます♪
★ウィーン日誌 「小澤オネーギンに大喝采」(日本語)
「月刊ウィーン」のブログ記事です。カーテンコールの写真もあり。
◇Sanfrancisco Chronicle(英語)
◆Die Presse
◆Der Standard
◆Salzburger Nachrichten
◆Wiener Zeitung
◆Kleine Zeitung
◆OOE Nachrichten
◆Opera in Wien
◆Kurier
ウィーン国立歌劇場サイトより
とりあえず、皆さん演出には不満たらたら、「雪はもういらん」とか「寒すぎる」とか「空っぽの舞台」とか、散々な評価を受けています。演出チームにはブーイングもあったそうです。舞台写真を見ても、確かに寒い!長い冬の後でようやく春になりかけているところにこの演出はありえ無いですねぇ…。一方音楽の方はほぼ満足といったところでしょうか。小澤の指揮のテンポが遅い(特にポロネーズ)とか、歌手陣は華やかさに欠ける、という声があがっています。確かに、そういうタイプの歌手はいないですね。
この風邪をひきそうな写真はKleine Zeitungより
●Simonkeenlyside.info
舞台写真と英語訳された批評は、いつものように素晴らしいSimonkeenlyside.infoで楽しんでください。これからも続々と批評がアップされると思います。
●APA Picturedesk
舞台写真を見たいなら、こちら。"onegin wien"で検索すると様々な舞台写真だけでなく、カーテンコール時に幕の内側で仲良くじゃれあってポーズをとるキャスト達や、プレミアのパーティーでビールを掲げる小澤さん(笑)などの姿が楽しめます♪
★ウィーン日誌 「小澤オネーギンに大喝采」(日本語)
「月刊ウィーン」のブログ記事です。カーテンコールの写真もあり。
◇Sanfrancisco Chronicle(英語)
◆Die Presse
◆Der Standard
◆Salzburger Nachrichten
◆Wiener Zeitung
◆Kleine Zeitung
◆OOE Nachrichten
◆Opera in Wien
◆Kurier
満を持してのオネーギン、好評でなによりでしたね。
それにしてもこの写真のバルガス.....もうちょっとましな写真を選んであげればいいのに....
これでは、belli e braviな共演者と言ってもらえないですね。
by keyaki (2009-03-14 10:55)
keyakiさん>
>それにしてもこの写真のバルガス
これはちょっと酷い写りですよねぇ。最初、「げげげ、また太ったの!?」と思っちゃいましたが、このレンスキー、首にはスカーフを巻いているのでした。他の写真を見て、やっぱりちょっとは太ったかと感じましたけど、去年「ドン・ジョヴァンニ」で見たときとそんなに大差なくて、ホッとしました。
>belli e braviな共演者
二枚目のレンスキーってなかなかお目にかかれないですね(^_^;)
by Sardanapalus (2009-03-14 11:25)
初めまして、オネーギンで検索してたどり着きました!
13日の公演を見てきました。
とても素晴らしかったです。
小澤さんの指揮のテンポが遅いという声が上がってるんですか。
ポロネーズは特に好みの速さだったのであまり気になりませんでした。
むしろ、時たまテンポが速いかな?と思ったところもあったので意外でした。
雪は本当に本当にしんしんと降り続いていましたよ。わりと積もってましたし。
そして衣装も非常にモダンでした。あまりのモダンさにちょっと驚きました。
とにもかくにも素晴らしかったので満足でした。
by のりこ (2009-03-16 19:30)
のりこさん>
初めまして!ようこそいらっしゃいませ~。コメントありがとうございます!公演を楽しまれたのですね。
>時たまテンポが速いかな?
私はテンポの緩急の差が大きいと感じました。一般的にポロネーズやタチアーナの手紙の場面はもう少し速いテンポで演奏されることが多いようですので、「遅い」と感じる聴衆もいるのでしょう。私はチャイコフスキーの美しい音楽がたっぷり聞けて嬉しかったですけど。
>あまりのモダンさにちょっと驚きました
舞台写真を見ていても、味気ない衣装だな~と思います。折角貴族の舞踏会シーンが満載のオペラなのに…寒いし単調だし、演出面では少々がっかりですね。
by Sardanapalus (2009-03-16 20:23)