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Mein Mozart [Keenlyside]

☆追記:参加者58人の名前をリストにしました(アルファベット順)☆

モーツァルト誕生250周年を記念してザルツブルク音楽祭によって編纂されたMein Mozartという雑誌があります。中身はモーツァルトに対する誕生日祝いと感謝の言葉で構成されていて、日本のAmazonでも買えますが、参加者58人の中にサイモン・キーンリーサイドもいます。(情報提供デルピエロさん、ありがとうございます)

殆どの参加者は見開きの半分に舞台写真とコメント、もう半分に印象的な(お気に入りの?)モーツァルトの旋律(+α)を書いたメモが掲載されています。顔写真が嫌いなキーンリーサイドは、長~い寄稿文と凝ったメモで見開きを埋めているようです(笑)文章の内容は、モーツァルトが彼の音楽(オペラ)を通じて伝えたかったことについて。落書き付のメモはこちら→。

楽譜は「フィガロの結婚」のフィナーレです(スザンナとフィガロのパート譜とその後のオーケストレーション)。潰れてしまって分かりにくいですが、子供(?)が2人いるパパゲーノ一家が下方に登場しています。部分拡大してみました↓

この組み合わせは、文章の方で「魔笛」のパパゲーノが酒を貰って「ああ、いい気分になってきた。俺、何かが欲しいんだ―何かがしたい―でも、何を?」って問う部分がある、その答えが「フィガロの結婚」の最後の言葉「お祭り騒ぎを始めましょう!」なんだと思う、と力説していることと関連しているのでしょう。それにしても、キーンリーサイドの描くキャラクターはかわいいですね!!こういった感じのキャラクターたち、以前紹介した落書き→にも登場してます。

 キーンリーサイドのほかにも、趣味で絵を描くことが知られているトーマス・アレンとかディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウとかロランド・ビリャゾンなどはスケッチ風の絵を描いていますし、去年のポップな演出の「魔笛」でパミーナを歌ったゲニーア・キューマイアー(Genia Kuehmeier)や往年の名歌手レリ・グリスト(Reri Grist)なんかは、まるでデザインコンクールのようにカラフルで素敵な作品を寄せています。シンプルにコメントを寄せているだけのアーノンクール、ブレンデル、アグネス・バルツァ法王ベネディクトゥス16世の作品まであって、文章は全てドイツ語ですが、ざっとページを見るだけでも楽しいです

ザルツブルク音楽祭に登場したことのある中からの人物選択に疑問がないわけでもないですが、モーツァルト好きなら一度手にとってみると楽しいと思います。


 ◆参加者リスト◆ ※メモが見たい人がいたらコメントしてくださいね。

Sir Thomas Allen
Francisco Araiza
Agnes Baltsa
Christoph Bantzer
Pope Benedictus XVI
Alfred Brendel
Diana Damrau
Willy Decker
Placido Domingo
Helen Donath
Brigitte Fassbaender
Adam Fischer
Dietrich FIscher-Dieskau
Juergen Flimm
Achim Freyer
Sir James Galway
Elina Garanca
Reri Grist
Franz Grundheber
Claus Guth
Thomas Hampson
Nikolaus Harnoncourt
Franz Hawlata
Stefan Herheim
Rene Jacobs
Sena Jurinac
Vasselina Kasarova
Simon Keenlyside
Magdalena Kozena
Guenter Kraemer
Genia Kuehmeier
Robert Levin
Christa Ludwig
Edith Mathis
Karita Mattila
Bejun Mehta
Marc Minkowski
Kurt Moll
Edda Moser
Riccardo Muti
Anne-Sophie Mutter
Anna Netrebko
Sir Roger Norrington
Rene Pape
Anneliese Rothenberger
Peter Ruzicka
Johannes Schaaf
Michael Schade
Andras Schiff
Peter Schreier
Wolfgang Schuessel
Peter Simonischek
Karlheinz Stockhausen
Christoph Strehl
Christian Thielemann
Julia Varady
Rolando Villazon
Joerg Wildmann


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コメント 10

楽しげで欲しくなってしまった…。
キューマイヤー、これから楽しみな人ですよね。2月にウィーンのイドメネオ(小澤がおりたやつ)に出ていました。
by (2006-05-28 15:06) 

デルピエロ

こんにちは!ずっと楽しく読ませていただいています。

キーンリーサイドがスカラ座のリサイタルでピアノを動かした、というお話を数年前にsardanapalusさんから教えていただき、それ以来、彼を見る目がすっかり変わってしまいました。歌手としてだけでなく、人間としても、とても魅力のある人なんだなあ、といつも気にかけています。ムーティとの《魔笛》は宝物です。

ご紹介の本は、たぶん、どの演奏家にも五線譜が二段はいった紙が渡されて、そこに自由に書き込んでいるのだと思います。
キーンリーサイドのは細密画のようで、でも、学生のレポートのようで、とても楽しいです。
ビリャゾンはコミックを描くのが大好きで、そのホームページにも載せていたのを見たことがあります。
by デルピエロ (2006-05-28 16:06) 

かわいい!
ほんとうに上手なんですね^-^♪
by (2006-05-28 17:20) 

Sardanapalus

gonさん>
nice!ありがとうございます~。買って損はない本だと思いますよ。一応58人のリストを載せてみました。

>キューマイヤー
ラジオで声を聞いたときもなかなか好印象でしたが、この作品で益々気になる存在になってます!まるでロゴ・デザイナーみたいなんですよ。

デルピエロさん>
情報ありがとうございました!おかげさまでキーンリーサイド以外の作品も楽しんでます♪

>キーンリーサイドのは細密画のようで、でも、学生のレポートのようで
全くその通りですね。結構真剣な論述を展開している文章と絵の関連性のあるところも、上手く纏まっていると思いました(笑)モーツァルトのことが大好きなんだな~と分かるところが特に気に入ってます。

>キーンリーサイドがスカラ座のリサイタルでピアノを動かした
え~と、その話は私も初耳ですが(^^;)(^^;)どなたか別の方からのエピソードかと思います。もしよろしかったらもう少し詳しく教えてくださいますか。リサイタルでのピアノの響きが気に入らなかったとか?

>ムーティとの《魔笛》は宝物
です☆何せ私をオペラ好きにさせた元凶(笑)ですから!
by Sardanapalus (2006-05-28 18:02) 

Sardanapalus

りょーさん>
nice!ありがとうございます。かわいいでしょ~?空港での待ち時間にこんなのを描いてるおじさん…想像すると笑っちゃいます(笑)
by Sardanapalus (2006-05-28 18:03) 

adlon

ありがとうございます。これは大変興味あります。キーンリーサイドのイラストも味がありますね。 MZ生誕250周年を記念する粋なオマージュですね。
by adlon (2006-05-29 01:48) 

デルピエロ

スカラ座でのエピソードのこと、記憶違いという失礼なことをしてしまって、申しわけありませんでした。
自分でピアノを動かしてしまった、という部分が鮮烈な記憶として残っているのです。本当にすみません。
by デルピエロ (2006-05-29 02:51) 

Sardanapalus

adlonさん>
この本、リンク先のAmazonで買うなら結構お買い得だと思います。送料は無料だし、海外のサイトから買うよりは安いでしょう。それぞれの個性が出ていて楽しいので、お勧めですよ!

デルピエロさん>
>記憶違い
いえいえ、こちらは感謝したいくらいです~。お陰でまたまた楽しいエピソードを知ることが出来ましたから♪ひっぱってしまって何ですが、それは歌ってるときに力を入れすぎて動かしてしまった、とかですか?伴奏者も驚いたでしょうけど、その情景が普通に想像できてしまうところが(^^)

他には何かご存知ではありませんか?(笑)今回のことは気にせず、ぜひこれからもコメントお願いしますね!
by Sardanapalus (2006-05-29 12:44) 

リストありがとうございます。ガランチャも出てるのですね。買うことにしました(笑)。
by (2006-05-29 22:57) 

Sardanapalus

gonさん>
ぜひ楽しんでください♪
by Sardanapalus (2006-05-30 16:03) 

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