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キーンリーサイドのリサイタル映像@ウィグモア・ホール [Keenlyside]

CDにもなった2008年10月26日のロンドンのウィグモア・ホール(Wigmore Hall)でのリサイタルの映像が、Plushmusicという映像サイトに載っています。曲はシューベルト3曲、ヴォルフ2曲とプーランク1曲の合計6曲です。画質・音質ともあまりよくないですが、キーンリーサイドのリサイタルの映像なんてめったに見られないので、ファンなら必見です!(^^)

一番のオススメは、やっぱりこれでしょう。ロマンチックで素敵な歌詞はこちら


でも、今回の映像の中で個人的に一番のヒットは、CDには収録されなかったこちら。(伴奏が始まってからハンカチで汗を拭いたり、歌ってる間中落ち着きなく動き回ってます。やっぱりキーンリーサイドはこうでなくっちゃ!?)

ちなみに、これは3日間会っていない恋人の元にむかって夜の雨の中を馬で駆けている男の心情を歌っている歌ですが、歌詞はこちらこれはぜひ歌詞を見ながら映像を楽しんでいただきたいと思います。CDに入れなかったのも納得のミスの多い演奏ですが、ぜひ特典映像としてCDに入れて欲しかったですねぇ~(笑)

全6曲の映像へのリンクはこちらです。記事で紹介した曲以外も名曲ぞろいです。シューベルトの「セレナーデ(Staendchen)」やヴォルフの「恋人に(An die Geliebte)」はしっかり聴かせてくれますが、「史上最も怠けている曲」(by作曲家本人)であるプーランクの「ホテル(Hotel)」なんかは、アンコールということもあってかポケットに手を突っ込んでゆる~く歌ったりしています。まあ、ホテルの部屋の中で日光でタバコに火をつけようとしている男についての曲なので元々相当ゆるいですけど(^_^;)プーランクの曲がこういう映像になるのは珍しいのでちょっと嬉しいです。

◆Wigmore Hall Liveより発売中のCD(映像と同じリサイタルです)

サイモン・キーンリーサイド、シューベルト、ヴォルフ、フォーレ、ラヴェルを歌う

サイモン・キーンリーサイド、シューベルト、ヴォルフ、フォーレ、ラヴェルを歌う

  • アーティスト: シューベルト,ヴォルフ,フォーレ,ラヴェル,プーランク,サイモン・キーンリーサイド,マルコム・マルティノー
  • 出版社/メーカー: Wigmore Hall Live
  • 発売日: 2009/12/16
  • メディア: CD



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Kew Gardens

会場でみている限りでは、感じなかったですが、上下左右が切られた画面で鑑賞すると、やっぱり動きすぎかもと、今更ながら思ってしまいます。 それがKeenlysideらしいといえば、らしいですが。。。 
by Kew Gardens (2010-05-29 22:21) 

Sardanapalus

Kew Gardensさん>
>上下左右が切られた画面で鑑賞すると、やっぱり動きすぎかも
他の歌手のリサイタルと比べると、よく動きますね。歌詞の内容に関連した「自然な」動きがほとんどなので会場ではあまり気にならないでしょうけど。本当、こういうところがキーンリーサイドらしいというか、かっちりしすぎなくていいんじゃないかと私は思います。まあ上には上がいるもので、よく動くという点ではボストリッジの方が凄いですよね(^_^;)
by Sardanapalus (2010-05-29 23:28) 

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