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オペラハウスのウェブサイトデザイン [オペラ(音源・映像・その他)]

最近ソネットのブログの接続状況が悪いので、なかなか更新できません。何なんでしょうね、ちゃんと安定させてほしいものです。今日はオペラハウスの訳の分からないウェブサイトデザインについて書いてみようと思います。

ロンドンでオペラを専門に上演している劇場は2つ。一つはこのブログでもおなじみ、世界的なスター歌手が登場するロイヤル・オペラ=コヴェント・ガーデン(Royal Opera House)。そして、今日の主役(笑)、どこの言語の作品でも英語に翻訳して上演する、歌手もイギリス人中心のイングリッシュ・ナショナル・オペラ(English National Opera(以下ENO))。翻訳オペラが苦手な私はまだ行ったことが無いのですが、どのプロダクションもそこそこのレベルを保っているようで、ロンドンっ子には結構人気のようです。素晴らしいオペラ批評サイト、オペラ・ジャポニカ(Opera Japonica)のロンドンの欄にも毎月登場しています。

今までずっと敬遠していたENOですが、今年の12月にキーンリーサイドがブリテンの「ビリー・バッド(Billy Budd)」に出演するというではないですか!本人は「この役を歌うのはこれが最期」と断言しているし、これは見逃せない!!ということで、スケジュール等を確認するためにENOのウェブページ(上の名前からリンクしてます)へ行ってみたらば、びっくり仰天!

それぞれのオペラの紹介についている、このセクシーな若いモデル達は一体何???
     
          左から「カルメル会修道女の会話」「ビリー・バッド」「魔笛」

こんな美男美女が出てくるんだ~、と間違った期待をしちゃう人はいないんでしょうか?っていうか、何で皆そんなにセクシーなカメラ目線なの?特にビリー・バッド!(苦笑)モデルの雰囲気がキーンリーサイドのビリー(右写真)に似ているのはわざとかなぁ?これは一体どういうコンセプトなんでしょう。最初に見たときは、ファッションショーの宣伝ページにでも来ちゃったのかと思いましたよ。デザイン性とかCoolな感じを重視してみたんでしょうか?う~ん、よく分からない。大体「マダム・バタフライ」と「ビリー・バッド」は小道具で判別できるけど、他のオペラはどうかなぁ。「魔笛」もパミーナなのか、パパゲーナなのかよく分からないし。最もセクシーに出来るはずの「サロメ」は何・故・かヨカナーンの首!だし(左写真)。え~、サロメでしょ、ここは!!!(笑)だれもひげの男なんか見たくないってば!

「なんじゃこりゃー!?」と思ったのは私だけではないようで、Londonist(英語)というページでも記事にされていました。写真に対するいろいろなツッコミが楽しいです。特にビリー・バッドのモデルについてのコメントは大笑いしながら読みました。この記事を書いているのはキーンリーサイドのファンのようで、「オペラに行く人は彼の歌が賞賛されるのを聞き飽きてるかもしれないけど、彼は本当に凄いんだってば!(those who follow opera might be getting tired of hearing his singing praised to the heavens. But seriously, he is so damn good.)」  と嬉しいことを書いてくれています。只今のところ、この人の興味は「よく上演されるオペラの中で一番ゲイ度が強いオペラ(the gayest thing in the entire standard operatic repertory)」で、キーンリーサイドがどれだけ脱いでくれるか(笑)、ということ。やっぱり魅力は体にあるのか~(この記事のコメント欄参照)。期待を裏切らない演出だと良いんですけどね!


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