SSブログ

最近聞いているCD~秋編~ [音楽(クラシック)]

キーンリーサイドビリー・バッド@ウィーン国立歌劇場レビューがいくつか出たようです。ファンサイトの公演情報ページで英語で読めますので、サイドバーのメモからリンクしておきます。それから、この前告知した「ドン・カルロ」の放送時間ですが、今日から冬時間になるのをすっかり忘れていました。日本では6日の午前3:30からです!お気をつけください。


以前、ロックとクラシックとに分けて書いたことがあるお題ですが、季節も変わったことだし、久しぶりに書いてみました。 HDDオーディオ・プレイヤー(いわゆるMP3プレイヤー)を使い出してからというもの、移動時間はほぼ音楽を聞きっぱなしです。料理する時も、読書する時もBGMで何か流してます。曲を検索するのは面倒ですが、とにかくあのサイズにあれだけの音源が入ることが素晴らしいですね~。既に私のgigabeatに入っている曲数は軽く1000曲は超えてます(笑)日本にいる間にもっと入れたかったんですけど、CDから落とす時間が無くて…。ということで、実際はCDから落とした音源で良く聞いているのは何か、ってことになりますね。CDのジャケットからアマゾンにリンクしています。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 クラシックでは、秋ですね~ってことで(?)最近良く聞いているのがブラームスのピアノ五重奏曲。何年か前に実演で聞いて以来大好きな曲ですが、録音を探すのも一苦労したくらいマイナーな曲です(笑)私の持っているのはグレン・グールド(Glen Gould)がピアノを弾いているモノラル録音のもの。そのうちステレオ録音のものを買いたいですけど、グールドのピアノがぐいぐいと演奏を引っ張っていくこのCDもなかなか素敵です。他に良く聞いているのはラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ラン・ラン(Lang Lang) ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(左上)。ラフマニノフ好きなんですよ~。聞き終わってもすぐ最初から聞きなおしたくなるくらい(笑)ロシア系の作曲家って、寒くなってくると聞きたくなりませんか?(なりませんか、そうですか。)最近まで「パンダみたいな名前!」と馬鹿にしていたのですが、この前実家でこのCDを発見し、聞いてみたらば気に入ってしまいました(笑)このCDはラン・ランのピアノもゲルギエフの指揮も、とにかく泥臭い!ラフマニノフはこれくらいど~ん!と重厚にやってくれた方が好みなので、ゆったりとした出だしの重たさが嬉しいです(ちなみにラフマニノフのピアノ協奏曲第3番で一番のお気に入りはマルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich)のCD(左下)です。彼女のピアノも大好き☆)。ラン・ランはNHKで放送されたコンサートも見たのですが、彼は本当に楽しそうにピアノを弾きますね~。それで好感度アップで、そちらもDVDに焼いて持ってきてしまったくらいです。ひとつはベルリン・フィルのピクニック・コンサートでのラトル指揮、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、もうひとつは日本でのエッシェンバッハ指揮、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番気取ったところが無く、素直な弾き方をするので聞いている側も素直に聞けます。個人的にロシアものには泥臭さが欲しいので、これからも彼にはどんどんロシアものを演奏していって欲しいです。

他は引き続きマイ・ブーム中のドイツ歌曲関係ですか。サイモン・キーンリーサイド(Simon Keenlyside)の歌うR・シュトラウスの歌曲集←、廉価版で手に入れたヘルマン・プライ(Hermann Prey)の歌うシューベルト「冬の旅」、キーンリーサイド、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Hanno Mueller-Brachman)、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(Dietrich Fischer-Dieskau)のシューベルト歌曲集、他にもとにかくシューベルトって感じ?(^_^;)今日もセールしているCD屋で買ってきたのはローマン・トレーケル(Roman Trekel)「冬の旅」フリッツ・ヴンダーリッヒ(Fritz Wunderlich)のシューマン「詩人の恋」ジョナサン・レマル(Jonathan Lemalu)のブラームス・フォーレ・フィンツィ・シューベルト歌曲集、ジェシー・ノーマン(Jessye Norman)のR・シュトラウス歌曲集、とまあ時代も歌手もばらばらな歌曲集ばかり(笑)だって安いんだもん~(^_^;)秋は落ち着いて歌曲でも…という気分になってしまうんですよね~。 買いたいCDは山ほどありますが、今年のPROMSで聞いたケント・ナガノ指揮のブルックナー交響曲第6番が気になりますね~。とか、言い出したらキリが無いですけど。


You Could Have It So Much Betterロック関係では満遍なくコレクションの中から聞いていますが、フランツ・フェルディナンド(Franz Ferdinand)の新作ユー・クッド・ハヴ・イット・ソー・マッチ・ベター(You Could Have It So Much Better)が気になっているのに、彼らのファンの友達に貸してもらおうと思ったら、「まだ買ってない」。そんな~!(>_<)そのうち自分で買うことになりそうな感じですが、もう少し待ってみようと我慢しています。カタカナで書くとちょっと間抜けな感じのタイトルですが、内容は今回も良さそうなんだよな~。いつまで我慢できるのか…バイト代が入ったら誘惑に負けてしまうことでしょう。


nice!(1)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 10

Sheva

日本も寒くなってきましたよ。そちらはとっくに激寒ですか?
ラン・ラン、わたしも大好き~
趣味が合いますね。
Simonは今頃ウィーンですね。
Billy、好評なようですね~
彼は何ヶ国語話せるんでしょうね?
彼はオネーギンはやってませんね。オネーギンはロシア語です。
ところで彼のヴァランタンはご覧になりましたよね?
どっかに書いてあります?
いつもとりとめがなくてすみません…
返事しなくても大丈夫ですから。
by Sheva (2005-10-31 09:51) 

Sardanapalus

Shevaさん>
>そちらはとっくに激寒
それが、一旦寒くなったのにここ数日暖かくて、今日は20度くらいまで気温が上がりました。

>趣味が合いますね
ですね(^^)

>Simon
>オネーギンはやってませんね
実はこのブログのコメント欄で過去に何度か話題になってますが、「魔笛」で奈落に落ちて骨折したのが原因で2003年パリでの公演をキャンセルして以降はオファーがまだ無いそうです。時々ロシア語の歌曲も歌うようですが、普通に喋れるのは英、独、仏、伊くらいでしょう。

>彼のヴァランタン
丁度その時期、大学院への入学準備で日本にいたのでとっても残念なことに見てません(^_^;)ので、感想は書いていません。一応関連していると思われる記事はこれですか。
http://blog.so-net.ne.jp/sardanapalus/2005-08-23
ええと、このヴァレンティン、歌は高音までばっちりでカッコイイですが、死に方が超リアルで怖いです(^_^;)
by Sardanapalus (2005-10-31 10:32) 

すまーふ

わお~!!
らふま!!すまーふもすきですよ~!!
特にPコン!サイコーですよね♪
SardanapalusさんのおすすめのCD聴いて
みたいです~☆

ラフマが弾いたのは、録音が悪くて、ちょっと
残念でした(>_<)
by すまーふ (2005-10-31 14:40) 

Sardanapalus

すまーふさん>
nice!ありがとうございます!
>特にPコン
今のところもっぱらピアノ協奏曲専門で聞きこんでいます。そのうち交響曲の安いCDでも買おうかな。ラン・ランもアルゲリッチも重厚で良いですよ。

>ラフマが弾いたのは、録音が悪くて
当時の録音技術から考えると仕方ないですけどね~。作曲者の弾き方を知ることが出来る録音としては貴重でしょうけど、私は余りにも古い録音は苦手です。
by Sardanapalus (2005-10-31 18:57) 

ヴァラリン

おーー、トレーケルの《冬の旅》ゲットしましたか(^^!
ブラッハマンのシューベルト歌曲集は、前にうちで話題にしたHarmonia Mundi ものかしら?そういえば最近、聴いてなかったわ…
ブラッハマンの《冬の旅》も、やってくれれば聴きたいですね。本当はオペラで聴きたいところですけど…

それにしてもサルダナさんは、お若いのに守備範囲が広いですよね~~
ドイツ&スラブオペラ&ちょこっと歌曲に偏っている私から見ると、ひゃぁ(@。@!って感じです(^^!
by ヴァラリン (2005-11-01 05:55) 

Sardanapalus

>トレーケルの《冬の旅》
ゲットしました!比較記事が面白くなるくらい手元に音源がたまってきたので、近いうちに記事にします♪

>ブラッハマンのシューベルト歌曲集
いえ、NAXOSです(笑)でも、マイナーな選曲もけっこう気に入ってます。彼の「冬の旅」はまろやかな感じになりそうですね。

>守備範囲が広い
何でも「広く浅く」なんです(^_^;)歌曲は聞きだしたところなので色々と試してみたくて買っちゃうんです。他は、王道、ミーハーに音楽ファンやってるだけですよ。
by Sardanapalus (2005-11-01 10:51) 

Sheva

お返事ありがとうございます。そういえば、Faustのこの記事は以前にも拝見しておりました。すみません。詳しい記述ですばらしい。参考になりました。時代背景がようやくわかりました。世界史は勉強しましたが95%忘れました。

FaustのAvant de quitter ces lieux
これがもう耳についてはなれません。
きのうSardanaさまに教えていただいた録音ソフトでipodに落しまして、きょう聴いていました~
Lyrics探していましたがFreeのがどうも見つからなくて…
そのうち入手しないといけません。

このヴァランタンはサイモンかっこいい度で上位ランクインですね。

>>>
そうかあ、彼にとってオネーギンは鬼門ですね~キャンセルとは。
でもキャラはぴったりですけど…

>>>「魔笛」で奈落に落ちて骨折したのが<<<
どうして落ちちゃったんでしょう。かわいそうに…痛かったでしょうね。
オーチャードでもオケピに落ちないかまじで心配しましたものね。
背中痛そうだったし。何でも体当たりのSimonですからね~
by Sheva (2005-11-01 23:22) 

Sardanapalus

>Faustのこの記事は以前にも拝見
いつものように詳しいShevaさんの感想、楽しく読みました。こんなんでよろしかったらTBしていただけますか?こっちからもTBしておきますので…。

>世界史
歴史なんか勉強しても使えない、と言われますが、オペラを見るときに、勉強した西洋史の知識が使えるのは便利です。オペラが作られた時代背景とか、登場人物の行動とか、それぞれの時代の様子が分かって面白いんですよね~。これも話し出すとオタクトークになるので抑えてるんですけど(^_^;)

>このヴァランタンはサイモンかっこいい度で上位ランクイン
確かに。殺陣にリアリティがあって「軍人」なんだね~と分かるのが素晴らしいと思います。このヴァレンティンは実際に戦地では獅子奮迅の働きだったことでしょう。友達は「髭がなければもっと良い」といってましたけど、それじゃあマルガレーテの弟になりそう(笑)

>>「魔笛」で奈落に落ちて骨折
>どうして落ちちゃったんでしょう
多分本人も疑問に思ってますよ(笑)役に集中すると周りが良く見えなくなるから、セリが下がっているのが見えなかった、とか言っているのをどこかで読んだ気がします。そりゃ、よく怪我する訳ですよね。
by Sardanapalus (2005-11-02 02:19) 

euridice

>>「魔笛」で奈落に落ちて骨折
冗談抜きで舞台は危険がいっぱいみたいですね。
バス歌手の岡村喬生氏の本にありましたが、彼がケルンにいたころ、前途洋々だったバリトン氏が捕まった綱かなにかがちゃんと固定されていなくて、墜落、亡くなるという事故があったそうです・・・
by euridice (2005-11-02 09:49) 

Sardanapalus

>前途洋々だったバリトン
>墜落、亡くなるという事故
リハーサル中でしたっけ?最近はこういうことは無くなったんでしょうか。歌手の皆さんも安全第一で歌ってくださいね~とお願いしておきましょう。
by Sardanapalus (2005-11-02 20:16) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。