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ロイヤル・オペラハウスの天井桟敷 [オペラ(音源・映像・その他)]

昨日の記事のコメント欄でコヴェント・ガーデンの天井桟敷(Amphitheatre)についての話題が出ましたので、今日は「セヴィリアの理髪師」のラジオ放送を聞きながら、いつも私が買っている天井桟敷上方(Upper Amphitheatre)がどんな見え方なのかをご紹介します。って、何かツアーガイドみたいですねぇ(笑)ラジオ音源に興味のある方は一部だけですが昨日の記事にファイルをアップしました。

とりあえず、左の写真、水色で囲んだ部分がUpper Slipsで、ちょっと見難いですが黄色い矢印の先の丸印が、私がいつも買っている、「座って見られる中で最安値の当日販売席」です。

右側の座席表でも水色で囲んだ部分がUpper Slips黄色い丸印Upper Amphitheatreの当日券席です。下の4枚の写真はそれぞれ対応した番号の席からの目線です。

ご覧の通り、Upper Slipsは上手と下手の両脇にあります。いわゆる「天井桟敷」という言葉からイメージする座席はこちらの方でしょう。椅子は木のベンチにちょっとしたクッション材が着いているだけで隣の人と譲り合って座るものですし、スペースの幅も狭くて2列しかありません。上の写真で見ると分かりやすいのですが、正に天井近くに無理やり作った感じの座席たちです。

この、音響は最高だけどせまっ苦しいUpper Slipsとは対照的に、Amphitheatreはぐぐ~っと上の奥の方まで続いているのがコヴェント・ガーデンの構造的特徴。椅子もちゃんとした折りたたみ式の劇場椅子ですので、オペラを見るという点では、大分楽です。

 
 

【番号1】は、昨日座ったUpper Slipsでは舞台も見やすくて一番お得な席。

【番号2】の場所だと既に人の頭と柵で舞台の半分は見えません。これ以上舞台側だと、ほとんど「聞くだけの席(Listening Seat)」になってしまいます。

【番号3】のAmphitheatre上方席、つまり私がいつも座る当日販売席ですが、ここは初心者にはたどり着くのも大変な高さにあります(笑)舞台からの距離は直線距離にしてもかな~り遠いです。多分、Amphitheatre最前列から更に1階席の半分くらいの距離分遠くなります。当然、ここで聞く音はUpper Slipsでの音の臨場感には到底かないません。それでも、劇場内に一通り響き渡ってきた音が聞けるので、歌手の声とオーケストラの音がかなりバランスよく聞こえてくる席かと思いますし、舞台も一目で全体を見渡せるので長いオペラも楽に見れます。言ってしまえば、自宅のテレビでオペラのDVDを見る雰囲気で生のオペラを見れる席です(^_^;)

番号Amphitheatre最前列は、普通の天井桟敷と違って天井までの距離が非常に大きいし、背後に壁も無いので、音響という面では「音が素通りしていく」感じでそんなに良くはありません。ですが、指揮者の動きから舞台の隅々まで、誰の頭にも邪魔されずにじっくり見ることが出来るという点では最高です。やっぱり人気の席なので、のんびりと当日券を狙っている私が買えることはありませんけど(^_^;)

といった感じですね。オペラは目でも楽しみたい私は、お金とも相談していつも3の席を買ってしまうわけですが、一流の歌手達はちゃんと声が届くので今まで「金返せ!」と思ったことはありません。ただ、いつもは£15(3000円)程度なのに、目玉公演は£25(5000円)とかになってしまうのが悲しいです。勿論その値段を出す価値はあると思いますけど…例えば、「ジークフリート」はジョン・トムリンソン(John Tomlinson)の放浪者だけでもチケット代の価値はあったと思います。いずれにしても、どんなに遠くても舞台が見切れないのはストレスがなくて助かりますから、これからも私はこのUpper Amphitheatreの席でコヴェント・ガーデンに通うことでしょう(笑)


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keyaki

わぁーー、凄く高いところから見下ろしているんですね。
新国でも東京文化会館でも2階以上は、自分が見えないからといって身体を前にのりだすと後ろから突然頭をプログラムで殴られたりします。私が殴られたわけではなく、そういう恐ろしい光景を見てしまいました。
ということで、安い席(といっても2階の一番前の席でもそうですから、安い席ではないのですが)に2回行くよりは、1階の前の方で1回見たほうがいいかな、、という感じです。
音は頭の上を通過してしまうかもしれませんが、臨場感は舞台に近いほうがありますしね。

ウィーン国立歌劇場の映像を見ると、平土間真正面に当日売りの立見席があるようで、あそこって最高の席のようですが、実際にはどうなんでしょうね。天井桟敷より優遇されているように思いますけど。
by keyaki (2006-01-13 15:53) 

agojun55

’その後ろに’立ち見咳にもならない’立ち見’があることの補足。

ストールやバルコニーに寄付者の名前が書かれた寄りかかりのある’立ち見席’に比べると、’適当にこの辺で聴いてという立ち見’です。でも’音’に関しては最高!!

寄りかかりのある’立派な立ち見席’は’オープンデイ’の狙い目。ストール、バルコニーの立ち見は前に座っている人は、130ポンドを払っているその後ろと思うと’超お買い得’。親切な係員の時は、’今日は空いているから座っていいいよ’と130ポンド、150ポンドの席にすわれることも。

でもバルコニー、ストールの席は’’劇’は楽しめるが’高価’で’音’は実はよくない” ’あれ何歌っていたっけ’とここに書かれているように’音が通り抜けていく感じ’。

とりわけストール席は’学芸会の劇みている感じで’’マジかで歌い演奏していといった感じでオーケストラと歌が’混ざっていない’。オーケストラがみえない’最悪の席’と超負け惜しみ。

天井桟敷の最奥’立ち見’は、階段のあがりおりで”ダイエット”なみの運動量だし、”音”は最高。
by agojun55 (2006-01-13 19:18) 

Sardanapalus

keyakiさん>
>見えないからといって身体を前にのりだすと後ろから突然頭をプログラムで殴られたり
ええ~!何と恐ろしい…。こっちではUpper Slips等の横座り席は「前にのり出すもの」として作られているのであまりトラブルはありませんが、3時間を越える作品は流石に疲れますね(笑)

>1階の前の方で1回
>臨場感は舞台に近いほうが
そうそう、私もオペラ以外では「はじめて見るなら絶対1階席」と決めています。ケチって不完全燃焼で終わるより、しっかり楽しんだ方が得ですからね!そういう点ではUpperSlipsがお買い得なのですが、こちらは人気なので一般発売まで残っていないことも多いのです。買える席を取捨選択していくと、結局字幕も含めて一気に見られて音も良くてお手ごろ価格のUppper Amphitheatreになっちゃうんですよ。

>ウィーン国立歌劇場
>平土間真正面に当日売りの立見席
コヴェント・ガーデンではStall Circleという1階部分の後ろにスペースがあります。が、結構高いんです(^__^;)ウィーンの方はどれくらいの値段なのか分かりませんが…。第一、長いオペラや休憩時間までが長い作品は立って見るのが辛いので、私が買うときは「とりあえず座れる席」が前提です。
by Sardanapalus (2006-01-13 19:51) 

Sardanapalus

agojun55さん>
>適当にこの辺で聴いてという立ち見
ああ、字幕映写機の周りにありますね!正にコヴェント・ガーデンの最上部で周りを木の壁と床と天井に囲まれた、音響的には理想的な場所ですよね。会場中の熱が上がってきてちょっと暑いのがアレですが。ん、これも階段の昇降と合わせてダイエット効果抜群でしょうか!?

>ストール、バルコニーの立ち見
この辺りの話はagojun55さんの方がお詳しそうですね。下の方の立見は舞台上部が見れない上音響がよくないので興味が無いのです(^_^;)

>ストール
>オーケストラと歌が’混ざっていない
数少ないStalls体験からは、正にこの意見に賛成です。低音はガンガン響くけどソプラノの声はどこかへ飛んでっちゃうし(笑)ちなみに、ここのStalls見たオペラは「演劇」として見たかった上、最高ランク席が£50だった「1984」だけです(笑)
by Sardanapalus (2006-01-13 20:13) 

agojun55

’ソプラノの声はどこかに飛んでいっちゃう’というのは昨年の’椿姫’のストール立ち見で経験しました。第1幕終わった時、あれ何歌っていたんだろう?(前の130ポンドの席にいた日本からきた人は’ジェットラグ’らしく’イビキ’かいて寝てましたが、’あれオレ寝てたっけ’といってましたが) 

アンジェラみたいに’あんたこれでも耳にひびかないっていうの’ぐらいの迫力じゃないとあの席は駄目ですね。

セビリアは第1幕100分ですから、立ち見はしんどい。
by agojun55 (2006-01-13 21:31) 

ロンドンの椿姫

よく「どこが一番良い席なの?」って聞かれるけど、簡単には答えられませんよね。私は今までにあらゆる席に座って、それぞれ長所短所があるから、いまだにフレンズ予約のときは迷ってしまいます。
幸い、お金の縛りがある分、迷う幅は狭いからまだいいですが。

私は舞台袖の席によく座るのですが、たしかに声はあっちに飛んでってしまうものの、ほとんど舞台の延長のようなあの臨場感も捨てがたいんですよね~。
http://ameblo.jp/peraperaopera/
by ロンドンの椿姫 (2006-01-14 01:36) 

dognorah

>突然頭をプログラムで殴られたり・・・
私はROHで後ろから肩の部分を指でつつかれたことがあります。AmphiのA席でちょっと斜めになったところです。背中をきちんと椅子の背もたれにつけると舞台の4分の1くらい見えなくなるので身を乗り出していてやられました。

>「どこが一番良い席なの?」・・・
ROHはどこも欠点があるので、私もいつも迷います。AmphiのA席ばかりだと飽きてくるし。その点椿姫さんの記事は役に立ちました。いろいろ試してみようという気になりましたから。お金に糸目をつけないなら、ストールズサークルかドナルド・ゴードンの舞台全部が見えるところがいいですけど。ストールズは傾斜がゆるいので、前にイギリス人の大きいのが来るとアウトです。
by dognorah (2006-01-14 06:44) 

助六

Sardanapalusさん、丁寧なご説明、感謝です。よーく解りました!

>ストール席は最悪の席
音、特に声は上に昇るもの(倍音は上方に出る)ですから、一般的に、どこの劇場でも平土間席は(特に舞台よりも席がかなり低い場合は)、オケ、特に声は倍音が欠けたスカスカの響きになってしまい、確かに音響的には最悪クラスのことが多いと思います。4000人収容のNHKホールじゃ空間が大きすぎてさすがに上もダメだけれど、2700人収容の巨大なバスティーユでさえ、音が一番良いのは(好みの問題もあるけれど)多分最上階の第2バルコンだと思います。いずれにせよ人間の耳と記憶力は実に相対的なので、音響の差も休憩を挟んで席を替えてみないと確信をもって判断するのは困難だと思います。

>ウィーンの平土間正面の立ち見席
これに関してはフンメルさんのご意見を待ちたいところですが、平土間の立ち見は現在3・5ユーロ、ガレリー(最上階)のは2ユーロ。音響はオケと声を合わせた全体的音響としては基本的にガレリー正面立ち見の方が良いけれど、平土間の立ち見も、舞台に対して適度の高さと距離があり、オケも声も極めてきちんと聞こえます。但し後ろ3分の1程は上階の屋根がかなりかぶさるので篭ります。平土間は舞台を見るのにはやはり最高だし、声の細かい表情をきちんと聴きたい人にはガレリーより良いかも知れません。やはり平土間から先に売れ、平土間の方が常連が多く狭いところにギッシリ詰まってるから一体感もあるし、ガレリーはやはり観光客が多くなるので、私は基本的に平土間を買います。寄りかかれる手摺があるのでそれほど大変ではなく、トラムでは席を譲られるお婆ちゃんも良く見ます。確かにヴィーンの平土間立ち見は他劇場に比べ破格の待遇と言えると思います。
バスティーユも今シーズンからヴィーンに倣って、モルチエ監督が平土間正面奥に立ち見席を作りましたが、上階の屋根が深くかぶさってるので音は完全に篭ってしまい、残念ながら最悪です。字幕も見えませんし。

>突然頭をプログラムで殴られたり
パリでも伝統的劇場のサイド席は同じ状態ですから、慣れた客の間では、「身を乗り出さない、敢えて乗り出す時は背筋をまっすぐに伸ばして控えめに」と言うのは暗黙のエチケットになってますが、当然それを知らない、気付かない客は必ずいますからトラブルは茶飯事で、注意されても止めない強引な客もいますし、口論、プログラムで一発といったシーンは目撃してます。
by 助六 (2006-01-14 09:00) 

Sardanapalus

agojun55さん>
>あれ何歌っていたんだろう
まだ知っているオペラなら良いですが、「1984」の時は、頭上を飛び越えてしまうソプラノの声が何を言っているのか聞き取りづらくて大変でした。

>セビリアは第1幕100分、立ち見はしんどい
そのとおりです!しかも1幕フィナーレが長いから余計にきつい(笑)ので、いつも座ってしまいます。

ロンドンの椿姫さん>
>「どこが一番良い席なの?」
この質問、コヴェント・ガーデンは困りますよね。まあ、初心者でお金持ちならStalls Cirslesで、音も重視の人ならDonald Gordon Circle(2階)かBalconyの前列あたりでしょうねぇ。私同様貧乏なら、遠いけどUpper Amphitheatreがやっぱりお勧めです。真ん中から見れて座れるというのが大きいです。

>舞台の延長のようなあの臨場感
演技が上手い歌手の時なら、狙ってみたいとも思いますが(笑)会員ではない私にはなかなか回ってこない席ですね。
by Sardanapalus (2006-01-14 10:28) 

Sardanapalus

dognorahさん>
>ROHで後ろから肩の部分を指で
わはは、イギリスっぽい注意の仕方ですね!(笑)あまり他人の注目は浴びたくないから声は出さない、みたいな。

>お金に糸目をつけないなら、ストールズサークルかドナルド・ゴードンの舞台全部が見えるところ
そりゃ、私もここが良いですよ!(笑)ただ、ここの席1枚分でいつもの席に何度座れるかと考えると…ねぇ(^_^;)

助六さん>
>よーく解りました
もっと詳しくは、コヴェント・ガーデンの座席表ページへどうぞ。色んな席からの見え方がチェックできるので、Listening Seat(Upper Slips AAもしくはDD37)の眺めとかなかなか楽しいですよ。
http://info.royaloperahouse.org/seatingplan/Index.cfm

>人間の耳と記憶力は実に相対的
そのとおりです!やっぱり演目によっても違うでしょうしね。個人的には、ワーグナーはいつもの席で充分ですが、モーツァルトやロッシーニはもうちょっと近くが良いです。

>>ウィーンの平土間正面の立ち見席
>平土間の立ち見は現在3・5ユーロ、ガレリー(最上階)のは2ユーロ
安~い!いや、ロンドンの物価高は分かってはいますけど、やっぱりドイツ語圏は政府の援助に力が入ってますよね~。地下鉄初乗り運賃が£2.5(500円)~という都市に住んでいる者としては、最上階の立見にも£7(1400円)出すのは仕方ないと諦めるしかないですね(笑)

>サイド席
>トラブルは茶飯事で、注意されても止めない強引な客もいますし、口論、プログラムで一発
うわ~そっちが気になって芝居やオペラどころじゃないですね(笑)個人的にはそういう面白いシーンに出会ったことはないです。ちょっと残念なような…(^_^;)
by Sardanapalus (2006-01-14 10:47) 

euridice

遅ればせながら・・
新国の2、3階正面前1、2列は最悪ですね。
1列正面は乗り出さないと舞台の前の方が全然見えないのですが、歌手がこの辺りにいることが多いみたい・・2列目は自分の前の人が乗り出したら舞台は完全に見えなくなります。左右の隙間からのぞくしかない・・ ここは安い席ではなく、最高値席か次の値段ですからね、ひどいです!

どちらも一度ずつ経験しました。その後は、この席は絶対に買いません。最近は予約でも席の範囲指定がこまかくなったので、安心です。
by euridice (2006-01-15 09:46) 

keyaki

手摺だから消防法の基準かな、手摺の高さ等規制があって、遵守するとそうなってしまったようですね。デザイン的にあの手摺はあとから仕方なく付けた様な感じですから、消防法絡みでしょうね。
一度、改修工事をしたようですけどどうなんでしょうね。
舞台が部分的にでも見えないところは、チケット代でカバーすればいいことでしょうけど、2階正面の席はそれも難しいところかもしれませんね。
by keyaki (2006-01-15 11:06) 

助六

新国のチケット料金は外来オペラに慣れてしまった眼には比較的安く映るかも知れないけれど、完全に欧米の超一流劇場レヴェルですよね。因みにバスティーユは今シーズン、約1万8000円から700円。百歩譲ってそれは仕方ないとするにしても、安い券入手は競争で、高い券はしばしば売れ残っているようですから、オペラの普及と聞き上手養成のためには当日売り立ち見を設けるべきでしたよね。評論家や新聞からそうした議論は出なかったのでしょうか。
日本では「立ち見は消防法で禁止」という話が流布していたけれど、正確なところはどうなんでしょう?ざっと消防法に眼を通してみたことがありますが、「所管消防署長の裁量」とかいう規定はあっても、明文化された立ち見禁止は眼に付かなかったような。行政立法の類であるのかも知れませんが、何方かご存知ありませんか。
by 助六 (2006-01-15 11:56) 

keyaki

新国は、二極化が進んでいるようです。平土間はほぼ埋まっていても、2階3階席正面はガラガラ。安い席は、やはり入手困難ということでしょうか。

>「立ち見は消防法で禁止」
そういう文言で、明文化されてはいないのでしょうが、通路は最低○○センチはないとダメというのと、定員以上に人を入れてはダメというのはありますので、劇場側の届け出も関係してくるとおもいます。
主催者側としては、立ち見でもいいから入れろ! とごねる客を追っ払う為には、「消防法で禁止されています」と言えばいいわけですから、往々にして便利に使われているのでしょうね。
また、最近では、大勢の人に楽しんでもらおうと通路に人を座らせたりしていると、消防署に通報する客がいるそうです。通報されれば、消防署としては今後はこのようなことのないようにと厳重注意、それが度重なれば、一時閉鎖もあり得る訳で、観客の質が変わって来ていると嘆いている主催者もいるようです。
普通に考えれば、定員までは、補助椅子等出さないで、立ってもらっていれば、消防法には抵触しないはずです。
最近は、立ち見はさせないと明記している映画館等も多いですけどね。1980年代くらいまでは、人気の映画は、立ち見の人がいっぱいでしたね。
by keyaki (2006-01-15 13:56) 

agojun55

コロシアムの立ち見は、’適当にその辺で聴いて’ですが、コベントガーデンは立ち見席といえども’指定席’です。 

フランクフルト歌劇場では、’高い席の方が埋まっていて安い席が空いている’という感じでしたが。5公演セット購入などで地元の人はかなり格安の値段で高い席がとれるみたいです。安い席は’一見さん’といった感じでした。
by agojun55 (2006-01-15 20:51) 

Sardanapalus

皆さん座席には色々と言いたいことがありますよね~。

euridiceさん>
>新国の2、3階正面前1、2列は最悪
高い値段払って見切れ席は酷いですね!まだ一度も行ったことが無いのですが、席を買うことになったら気をつけたいと思います。日本の劇場はなんでこういう問題が多いんでしょうね?その点、外見はダサくても実用性をとる劇団四季の専用劇場はなかなかうまく作られていると思います。

>keyakiさん
消防法関連のお話、ためになります。ありがとうございます。

>消防法の基準、手摺の高さ等規制
でも、2階席で手すりが邪魔になるって、かなりデザインとして問題がありそうですねぇ。「消防法」は黄門様の印籠ですか(笑)オペラではないですが、帝国劇場の人気公演では補助席を出したり、最上階の通路に座らせたりしてますから、「立見禁止」は面倒を嫌がる劇場側の口実でしょうね。

agojun55さん>
>コベントガーデンは立ち見席といえども’指定席’
殆どの歌劇場では指定の立見があると思うんですが、新国も最初から立見スペースを作って、番号を振っておけばよかったんでしょうね。オペラを広めたいという気があるなら、学生が気軽に来れる環境作りが大切だと思うんですけど、こういう話を聞くたびに「新国はお役所管理で、演じる側と観客のことを考えてない!」というようなことを蜷川幸雄が言っていたのを思い出します。

>フランクフルト歌劇場
ドイツ人の友達によると、ドイツではオペラはある一定の職種の人たち(教師など)の娯楽として定着しているそうなので、そういう人たちがシーズンチケットを持っているのでしょうね。
by Sardanapalus (2006-01-15 21:37) 

Matthew

Amphの後ろの方がいいのですか~。

Amphの後ろにも座ったことはありますが、
音が小さくて。。。歳のせい? 耳が遠い?

Amphitheatre一列目狙いとしています。


舞台を見るのと聴くのを考えれば、やっぱりGrandTier一列目ですかね?
バルコニー一列めだったら、Amphの一列目で殆ど変わらずポンド100安い。

オーケストラ・ストールは前から一列目か2列目のみ行きます。
背が低いので。それもバレエのダンサー目的限定です。
オペラは、やっぱり音的に上の方がいいように思います。
by Matthew (2006-01-16 05:41) 

Sardanapalus

Matthewさん>
やっぱりお勧め席は皆さん同じようなところなんですね。買えるものならいつも買いたい(笑)

>Amphの後ろにも座ったことはありますが、
>音が小さくて
あ、これはありますね。小さいというより、音がガツンと飛んでくることが無いので、まろやかになるというか。その代わり金管が大きすぎたり、弦しか聞こえなかったりということは無いですが。臨場感という点では劣りますけど、ワーグナーなんかは特に良かったと思いますよ。

>Amphitheatre一列目狙い
いつも当日券で行くかどうかきめている私にはなかなか買えない席ですが、今度の「フィガロの結婚」はAmphitheatre2列目にしました。お金と相談して、ちょっと見切れる辺りですけど(笑)
by Sardanapalus (2006-01-16 18:07) 

ヴァラリン

さらに、遅ればせながら…ですけど(^^;
劇場の見え方については、私も後日まとめようと思ってたので参考になりました。

今回のベルリンツアーで、初めてリンデンの2階席(1.Rang)の左側サイド2列目と、コンサートで4階席(3.Rang)の一番後ろですが、ほぼ中央…を経験しました。

サイド席だと、左端3分の1くらいは隠れちゃうんですね…
お目当ての人を観る為に、主人に身体を預けながら、ヘンテコな体勢で凝視してましたけど…プログラムで頭をなぐられなくて、よかったです^^;;;
ああいうのは、やっぱりタブーなんですね。これから気をつけたいと思いますm(__)m

それにしてもあの見え方ならなら、4階席の中央寄りのほうが、全体を見渡すのにはいい!と思いました。シャンデリアでお目当ての人が隠れなければ、の話ですけど(^^;
by ヴァラリン (2006-01-17 02:32) 

Sardanapalus

>さらに、遅ればせながら
いえいえ、いつまでもひっぱってください!

>サイド席だと、左端3分の1くらいは隠れちゃう
馬蹄形の劇場はオペラハウスに限らずそうですよね。舞台をしっかり見たい私は、一度だけしか行かないのなら、どんな舞台でも必ず真ん中の席を買うようにしています。

>ヘンテコな体勢
>ああいうのは、やっぱりタブー
どうでしょう?実はROHのサイド席は、「手すりに腕をかけて前に乗り出して見る席」という前提があるので、オペラが始まると一斉に手すりにうつぶせ状態になります。皆がそうしていれば、隣や後ろの人の視界を邪魔しないつくりになってるんです。という場合は別にタブーでもなんでもないですよね。事前に「前に身を乗り出しても良い席か」と案内係の人に聞いてみるのが良いかもしれません。

>シャンデリア
うれしいことに、ROHにはシャンデリアが無いので最上階の上方は特等席です。今日も正に3の場所から見てきました。(笑)
by Sardanapalus (2006-01-17 11:01) 

ヴァランシエンヌ

サルダナさん、こちらへお邪魔させて頂くのは、ホントにお久しぶりです(^^ゞ

遅ればせながら、私も先日、ようやくロイヤルオペラデビュー(笑)を果たしてまいりました。 準備段階から、ひそかにサルダナさんのおうちは参考にさせて頂いてました。とりわけこのページは「どこで観るのがいいんだろう?」という情報が,きちっとまとまっていて、大変参考になりました。どうも、ありがとうございました。

↓のページにリンク張らせて頂きました。事後報告で、すみません。
http://valencienne.tea-nifty.com/brot/2008/10/post-d390.html
by ヴァランシエンヌ (2008-10-25 21:40) 

Sardanapalus

ヴァランシエンヌさん>
久しぶりのコメント&記事へのリンク嬉しいです。ヴァランシエンヌさんのROHデビューに少しでもお役に立てたのなら嬉しいです~。これからの旅行記も楽しみに読ませていただきますね♪


by Sardanapalus (2008-10-25 23:35) 

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