年末年始はウィーンで…

といっても、残念ながら私のことではありません（笑）

ウィーン国立歌劇場（Wiener Staatsoper）来シーズンのプログラムが正式発表されました。サイモン・キーンリーサイドが出演するのは２００６年１２月の「ドン・カルロ（ロドリーゴ）」と２００７年１月の「フィガロの結婚（アルマヴィーヴァ伯爵）」です。

追記：２００７年１月１９日にウィーン・コンツェルトハウス（Wiener Konzerthaus）でリサイタルをするようです。プログラムには定番のフランス、ドイツに加えてロシアの作曲家の名前（リムスキー＝コルサコフ、ラフマニノフ）も！うわー、聴きたいよ～。

「ドン・カルロ」のキャストは、ホセ・クーラがドン・カルロなのは分かっていましたが、他にもマッティ・サルミネン（フィリポ２世）、オルガ・グリヤコヴァ（Olga Guryakova）（エリザベッタ）など、かなり充実したキャストのようです。キーンリーサイドとグリヤコヴァはテアトロ・レアルでの「ドン・カルロ」でも共演してますね。このキャストを知って、益々見たくなってきました！十中八九行けないですけど。

更に、今回はじめて知った「フィガロの結婚」ですが、こっちもぜひ見てみたいキャスト！エルヴィン・シュロット（Erwin Schrott）（フィガロ）にドロテア・レシュマン（Dorothea Roeschmann）（伯爵夫人）ですよ、さすがウィーン。ＲＯＨの新演出のフィガロと同じコンビに伯爵がキーンリーサイドなんて、私には最高です。注目点は、伯爵とフィガロの身長差と、フィガロのレチタティーヴォが上達しているかどうか（笑）

ちなみに、ウィーンの「フィガロの結婚」は、この他にも今年の４月と来年２月にそれぞれ別キャストの公演があって、それぞれ魅力的な歌手を揃えています。個人的には来年２月のボー・スコウフス（Bo Skovhus）の伯爵とハンノ・ミュラー＝ブラッハマン（Hanno Mueller-Brachmann）のフィガロが面白そうです。どっちも長身で見栄えも良さそうですからね。

ところで、いつも便利なsimonkeenlyside.infoには、今分かる限りの予定が載っています。相変わらず忙しいスケジュールですね。英語ですが、キーンリーサイドの今後の予定を知りたい場合はここでチェックするとすぐ分かると思います。（一番待ち遠しいのは２００９年にウィーンで歌う「エフゲニー・オネーギン」です！なんで３年後なんだ～そんなに待ちきれないよ～～～（T_T）というのが本音ですが、前回怪我でキャンセルしたオネーギン、今度は無事に歌って欲しいですね。）

コメント 6

Matthewさんの日記で知りましたが、キンリーサイドはバレリーナのヤノフスキーと結婚するそうですね。両方ともSardanapalusさんのお気に入りだから驚きました。
by dognorah (2006-04-02 08:59) 

↑めでたいっ！！！
お似合いですよね、この二人。Matthewさん日記読みに行かなくちゃ（笑）。

ところで、このウィーンのドン・カルロって、2004年くらいにすごく物議を醸した演出のですか？写真を観るとモダンっぽい演出ですが。

さすがにこの時期にウィーンは難しそうですがウィグモアでリサイタルするみたいなので、それには行こうと思っています。
by stmargarets (2006-04-02 09:46) 

わ！おめでとうございます♪♪↑

横レスですみません、stmargaretsさん、
キーン氏とクーラ氏の出るドン・カルロはイタリア語４幕版のほうで、
＞＞くらいにすごく物議を醸した演出の
ほうではありません。フランス語５幕版のコンヴィチュニー演出ののほうが、とっても物議をかもしてました（笑）
http://www.wiener-staatsoper.at/Content.Node2/home/spielplan/spielplan_detail_mitwirkende.php?eventid=410960これも再演するようですが...
どちらもVideobeispielとかいてある右下のマークからビデオクリップが見られますね。

それにしても、サルミネンがパパなんだぁ～、すごいなぁ～！観たいなぁ！
by (2006-04-02 10:54) 

ドン・カルロ／クーラ、ロドリーゴ／キーンリーサイドがわかった時点で、友人ときゃあきゃあ言ってたんですが（友人はホセ・クーラの大ファン）、さらに充実のキャストなんですね。観たいなぁ（泣）。ロト６でも当たりませんかね〜。オネーギンは、アリア集に入る方が実演より先？　興味津々です。　
by Belle de Nuit (2006-04-03 15:46) 

dognorahさん＞
>キンリーサイドはバレリーナのヤノフスキーと結婚
そうなんですよ～。今年中に結婚するそうです（ヤノフスキー談）。好きな歌手と好きなバレエダンサーの結婚って、ビックリしますがお似合いだと思うのでファンとしても嬉しいですね。

stmargaretsさん＞
>ウィーンのドン・カルロ
りょーさんがリンクを貼ってくださいましたけど、物議をかもしたのはフランス語の「ドン・カルロス」の方です。イタリア語の方はどっちかというと王道な、重厚な演出のようです。
by Sardanapalus (2006-04-04 19:50) 

りょーさん＞
ウィーンの情報ありがとうございました～。

>サルミネンがパパなんだぁ～、すごいなぁ～！観たいなぁ！
本当に素敵なキャストですよね～。私もとっても観たいです！！！！！

Belle de Nuitさん＞
> ロト６でも当たりませんかね〜。
買ってみますか？（笑）行きたい人達全員で毎回買っていれば当たるかもしれませんよ～！？

>オネーギン
アリア集に入るかどうかも不明ですけどね！でも、いずれにせよ楽しみです☆
by Sardanapalus (2006-04-04 19:57)