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Tales of Opera-アリア集 [Keenlyside]

以前記事にしたサイモン・キーンリーサイドのオペラ・アリア集の詳細が分かってきました。

タイトルはTales of Opera、ヨーロッパでの発売日は9月15日のようですね。曲目は、お得意のパパゲーノ、ジョヴァンニ、ハムレットに加えて、まだ舞台では歌っていないパパ・ジェルモン、ギョーム・テル、トニオ(!)、果てにはレナートイェレツキーまでいるぞ!個人的にぜひとも入れてほしかったヴォルフラムポーザも無事に収録されているし~と一人で浮かれています♪

他にも「ツァイーデ」(モーツァルト)、「アルルの女」(チレーア)※ビゼーではなく(^^;)、「ヘロディアード」(マスネ)などのマイナーなオペラからの選曲もあって、聞いてみるのが楽しみです。というか、はっきりいってそんなオペラが存在していることも知らなかったものも…当然、誰のどんなアリアなのかなんていちいち分かりません!(^_^;)

実はこのCDでは、ベルカント系のアリアが一番楽しみだったりします。「スペードの女王」は、タイトルから推測すると歌詞はドイツ語??(単にロシア語表記が無理だからドイツ語のタイトルになっているのだと信じたいですね)最後にヴェルディのバリトン名アリアを3連続で持って来るとは心憎い構成です。

まだ準備中のようですが、sony BMGのアーティストページはこちら(ドイツ語)。simonkeenlyside.infoにもこのCDに関して幾つか情報が載っています。


Tales of Opera

01 Ein Maedchen oder Weibchen (Die Zauberfloete)
02 Nur mutig, mein Herze, versuc (Zaide)
03 Finch' han dal vino (Don Giovanni)
04 Deh vieni alla finestra (Don Giovanni)
05 Come due tizzi accesi (L'Arlesiana)
06 Largo al factotum (Il barbiere di Siviglia)
07 Mon fils, que je t'embrasse.. (Guillaume Tell)
08 Si può, si può (Pagliacci)
09 Vision fugitive (Herodiade)
10 O vin, dissipe la tristesse (Hamlet)
11 Ah! Per sempre io ti perdei (I puritani)
12 Wie Todesahnung Daemmrung deck (Tannhaeuser)
13 Als deine Liebe du mir schenk (Pique Dame)
14 Di provenza il mar (La traviata)
15 Per me giunto è il dì supremo (Don Carlo)
16 Alzati... Eri tu che macchiav (Un ballo in maschera)


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コメント 7

なかなかしぶい選曲でたのしみですね。
by (2006-07-03 22:36) 

聴き応えありそうなアリア集ですね!選曲が多岐にわたる・・・面白そう。
スペ女のドイツ語版?!
あってもおかしく無さそうだから、どっちになるか楽しみですね。
エロディアードからのアリアは、ヘロデ王の「幻想のアリア」ですね、
お酒飲んで、サロメの幻想を見ながら歌うの。
これのサロメちゃんはシュトラウスのと違ってとてもイイコちゃんなんですよ。
by (2006-07-04 10:31) 

Sardanapalus

gonさん>
こうして詳細が分かってくるとワクワクします。マイナーなものもいれてくる所は流石キーンリーサイドですね(笑)

りょーさん>
>スペ女のドイツ語版?!
でも、ロシア語を避けたいなら普通は英語で歌うと思いませんか?昔パリで歌っているので、多分ロシア語だと思うんですけど。その場合の歌詞カードはどういう表記になるんでしょうね?

>エロディアード
>これのサロメちゃんはシュトラウスのと違ってとてもイイコちゃん
ヘロデとサロメが恋仲、っていう設定でしたっけ?
by Sardanapalus (2006-07-04 19:13) 

ところで、これって、
>Als deine Liebe du mir schenk
エレツキーの、"やーばすりゅぶりゅー"っていうあのアリアなのでしょうか?
ロシア語だったら、キリル文字が駄目なら、ローマ字表記で歌詞が書いてあるでしょうね。そういうの多いですよ。というかキリル文字でちゃんと書いてあるほうが珍しいかも。。。
>ヘロデとサロメが恋仲
バリトンのヘロデは横恋慕さんです(笑)
サロメが好きなのはテノールのジャン(=バプテストのヨハネ、フランス語だからジャン)ですが、最初は駄目って言ってたくせに結局恋仲になります。おいおい(笑)。でもタイトルロールはエロディアードでヘロデの妻のヘロデアなんですよね(笑)
by (2006-07-04 22:00) 

Sardanapalus

りょーさん>
>Als deine Liebe du mir schenk
>エレツキーの、"やーばすりゅぶりゅー"っていうあのアリア
だと思うんですけど。「私は(何があっても)貴方を愛しています」って言うとこのアリアですよね?

>ロシア語だったら
>ローマ字表記
あ、なるほど。それで後で参照するときに表記方法の違いがロシアオペラや歌曲ファンを悩ませたりするわけですね。大変だわ~。

>>ヘロデとサロメが恋仲
>バリトンのヘロデは横恋慕さんです(笑)
>サロメが好きなのはテノールのジャン
そうでしたそうでした!思い出してきましたよ~!ヨハネとサロメができてるなんて、しかもヘロデと三角関係なんて、アリエナイにも程がある設定ですよね(笑)

>でもタイトルロールはエロディアードでヘロデの妻のヘロデア
ですね。何故でしょう?彼女の視点から語られてましたっけ?
by Sardanapalus (2006-07-05 00:33) 

Sheva

Sardanapalus さま、ロンドン大満喫中ですか?まったくうらやましいです~ Simon のトークショー、売り切れだったのに見られてよかったですね~ 
今回のCD発売ニュースで、もう天にも昇るうれしさです。あのサイモンがこんなにポピュラーな曲をそろえるとは夢にも思わなかったです。確かに????なものも少々ありますが(笑)。個人的にもう心臓が止まるぐらいうれしかったのはイェレツキーのアリアですよお~これを生で聴いたらたぶん私は気絶すると思います。
それからそれから夕星の歌!泣いちゃうかもしれません。昨年の9月を思い出して。
オネーギンがなかったのがなるほど~へえ~と。お楽しみはとっておくのねと。
プロヴァンスも楽しみ。これであと聴きたいのはいまだ実現しない「ジークムント」ですわ。
by Sheva (2006-07-05 22:02) 

Sardanapalus

shevaさん>
>ロンドン大満喫中
です!行ける限りのイベントに行こうと思って、情報収集頑張ってます。トークショーはROH会員のイギリス人の友達に取ってもらいました。

>ポピュラーな曲をそろえるとは
やっぱりアリア集ですもんね、有名どころを並べないと!(笑)どの曲もとにかく聞くのが楽しみですよね。

>オネーギンがなかった
本人の中で、まだ録音するレベルじゃないってことでしょう。ウィーンまで見にこいっていうことですよ、多分(^^;)

>いまだ実現しない「ジークムント」
本人の口調からするともう実現しないような…誰かが説得しなくちゃいけませんね。
by Sardanapalus (2006-07-06 20:44) 

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