ロイヤル・オペラのプログラム [Keenlyside]
私がしばらくネット落ちしている間にサイモン・キーンリーサイド(Simon Keenlyside)は色々と忙しかったようです。情報が遅くなってしまってごめんなさい。特に、BBC Radio3でラジオ放送もあったのですが、私も思いっきり聞き逃してしまいました。アリア集の宣伝を兼ねたインタビューつきで楽しいモノだったそうなのですが、役立たずで申し訳ありませんm(_ _)m
ちなみに、そのアリア集CD'Tales of Opera'が音楽雑誌Gramophoneの2006年11月号のエディターズ・チョイス「今月の一枚(Recording of the Month)」に選ばれたそうです。ネット上のホームページではまだ一つ前の号のものが載っているのですが、そのうち更新されるでしょう。そうなったら再度リンクを貼っておきます。※更新されました。こちらへどうぞ。評価などはsimonkeenlyside.infoのページにすでに載っています。
このところちょっと現実世界が忙しくて更新がままなりませんので、英語ですがsimonkeenlyside.infoから情報を入手されることをお勧めします。
さて、そんな中で今回のトップニュースは、ロイヤル・オペラハウスの春期プログラムの表紙にキーンリーサイドが登場、ということでしょうか。ネット上のプログラムはまだ変わっていませんが、この次の時期のプログラムは黒い皮のバイクスーツ!を着たキーンリーサイドが表紙(左写真)です。ちなみに、よりしっかりと顔が分かる裏表紙は↓。もっと大きい写真で見たい方はsimonkeenlyside.infoのScrapbookページへどうぞ。
何というか、キーンリーサイドがこんな格好しているのを初めて見ますが、それなりに似合っていますね。いつものロイヤル・オペラハウスのプログラム同様に面白い表紙になっていると思います。
それから、こちらの記事のコメント欄にフンメルさんも書いてくださいましたが、11月1日のバイエルン国立歌劇場の公演「ドン・カルロ」に急遽ロドリーゴとして出演したそうです。詳しい歌手陣はこちら。2日前に連絡が来たとかいう急な代役だったそうですが、フンメルさんのコメントでも好評だったということで嬉しいです。この年末はロドリーゴとブリテンづくしだなぁ(笑)※追加※11月4日の公演でもロドリーゴを歌うことになったそうです。ああ、ミュンヘン行きたいなぁ~!(simonkeenlyside.infoより)
しばらく休憩していたキーンリーサイドですが、この後の予定は、11月17日にはロンドン、ウェストミンスター・カテドラルでのブリテン「戦争レクイエム(War Requiem)」、18日にはサリズブリー・カテドラル(Salisbury Cathedral)で何とあのスティング(Sting)とのシューマンのジョイント・コンサート、26日はENOでのチャリティ・コンサート、12月1日にはドイツのドレスデンでテレビ用のコンサートを収録して、3日にはまたロンドンのウィグモア・ホール(Wigmore Hall)でブリテンの歌曲リサイタル、ということで、結構忙しくなってきています。しかし、スティングもよく分からない人ですね(笑)今度はシューマンか…。
そして12月8日からはウィーンでの豪華キャストな「ドン・カルロ」が始まります。ああ、本当に1年なんてあっという間です。
サイドバーには既に発表していますが、ヤーコプス指揮のモンテヴェルディ「オルフェオ(L'Orfeo)」を日本の販売店でも取り扱うようです。
まず一番発売が早いと思われるのはタワー・レコードです。発売予定日は11月21日※変更:12月22日で、値段はオンライン・セール価格で税込4360円。
HMVでも取り扱います。発売日は12月10日と少々遅いですが、2枚以上買うと20パーセントオフになるキャンペーン対象品のようで、その割引価格だと税込4276円です。(natalieさん、情報ありがとうございます。)
海外のサイトで買うのはちょっと…と思われていた方は、ぜひこの機会に黄色い学ランオルフェオを購入してみてください(笑)
わーあ、急遽出演ですかー。
お、ディンティーノ、ここでもエボリなんですね^^
ROHのプログラム、またまたカッコいい。
キーンさんのバックに写ってるROHのトラック、運転してみたいなぁー。
ところで、毎回、この表紙は不思議なシチュエーションでロケしてるようだけど、ほんとにその場所に行ってるの?それとも合成?いつもためすすがめつ眺めてみるんだけどよく出来てるもので、わかりません。
by (2006-11-04 00:40)
おぉ、これは早速もらいに行かねば。
Sardanapalusさんの所にはもう届いてるの?
もし届かないようだったら日本に送るよー。
by stmargarets (2006-11-04 02:09)
りょーさん>
>ディンティーノ、ここでもエボリ
なんですよね~(笑)本当に今年はずっとエボリづくし。
>毎回、この表紙は不思議なシチュエーションでロケしてるようだけど、ほんとにその場所に行ってるの?
そのようです。プログラムの中に、「どこどこでロケしました」って毎回書いてありますからね。表紙の歌手もしくはダンサーの出身国の面白い場所で撮ってるんですよ。
stmargaretsさん>
>早速
ぜひ!あ、でも他の友人情報だと、ROHにはまだなかったそうです。11月22日?くらいからチケット売り出すから、その前には登場すると思いますけどね。私のとこには、そのうち友人から届きますので大丈夫です☆
by Sardanapalus (2006-11-04 09:14)
先日の代役で、ミュンヘンでの人気が急上昇になったはずですよ。少なくとも私の周囲の人達は、すごく感銘を受けていました。サイン会も行ったはず。(私は行きませんでした。すいません・笑)
今夜(11/4)の公演には行けなかったのが残念です。
TBさせてもらいました。
by フンメル (2006-11-05 04:26)
はじめまして。
私はロンドン勤務2年ほどになり、ロンドンでしかできないことをと、物知らずながら、できる限りオペラやコンサートに行くようにしている者です。
Simon Keenlysideは、昨年ROHの「魔笛」で、好みの声だし面白いし、それによく動くな~!と感動してファンになりました。どんな人か調べているときに、こちらのブログに参り、それ以来ずっと愛読させて頂いています。
皆さまのお邪魔をしてはいけないと大人しくしておりましたが、今回の記事を読んで、ニアミスがあまりに悔しいのでつい出てきてしまいました。実は私は10月末にミュンヘンに行き、28日に「Don Carlo」を観ました。その日も急遽代役(Franco Vassallo)で、よい声で感情表現も豊かで私は楽しめたのですが、その後の代役がSimon Keenlysideだったと知ってしまうと、悔しい気持ちで一杯です。知ってたら今週末行ったのに(涙)。何とかしてウィーンには行きたいですが、チケットとれるのでしょうか。。。
突然出てきて長文失礼いたしました。
ブログとても楽しみにしてますので、お時間あるときにぜひ続けて下さいね!
by I love London (2006-11-05 06:35)
フンメルさん>
>ミュンヘンでの人気が急上昇
いつもミュンヘンっ子には使い古された(笑)オールデンの「タンホイザー」のヴォルフラムとして認識されていたと思うので、今回メジャーな「ドン・カルロ」で好評だったのは嬉しいです。
>サイン会
>私は行きませんでした。
な~んだ、残念!そういうとこでのキーンリーサイドは色々と面白いツッコミどころが満点なので、何か変なことしてなかったか聞きたかったんですよ(笑)
by Sardanapalus (2006-11-05 11:59)
I love Londonさん>
コメントありがとうございます!ロンドン在住の方からのコメントはとても嬉しいです。今年の残りは結構ロンドンに登場しますし、来期のROHには2つのオペラに登場ですから、楽しみですね!今は日本に戻ってきてしまった私には羨ましい環境です。
>ニアミスがあまりに悔しいので
うわ~そういうこともあるのですね!それはもうウィーンに行って、「ミュンヘンではニアミスだったんですよ!」って本人に言うべきです(笑)
>何とかしてウィーンには行きたいです
ネット上の一般発売は公演1ヶ月前だそうですから、朝から待機してすばやく手続きすれば入手可能だと思います。たとえ売り切れ表示の公演でも今からリターン・チケットのリストに名前を載せておくことも出来ますし、日にちを選べばネット購入できる公演もあると思います。よろしかったら私のプロフィールに乗せているメールアドレスに連絡していただければより詳しく解説させていただきます。ちょっと返事は遅れるかもしれませんが…(^^;)
なるべく更新できるようにしますので、これからもどしどしコメントくださいね~。
by Sardanapalus (2006-11-05 12:12)