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「スパマロット(Spamalot)」トニー賞14部門ノミネート!? [演劇]

必死でレポート書いてる間に、個人的に凄いニュースが飛び込んできました!イギリスのコメディ集団「モンティ・パイソン(Monty Python)」の代表的おバカ映画、「ホーリー・グレイル(Holy Grail)」を舞台化したミュージカル、「スパマロット(Spamalot)」が、今年のトニー賞の何と14部門にノミネートされてしまったとか。(BBCのニュースページ(英語))

モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイルこのストーリーの元ネタは、タイトルからも分かる通り「アーサー王伝説」。しか~し、その内容はといえば、ココナッツの殻を鳴らして馬に乗っているふりをしたり、フランス人と罵倒しあったり、ドリフ風の大ボケをかましたり、庭の植え込みを通行料として要求する騎士や殺人ウサギが出てきたり、とドジな騎士達の大騒ぎな聖杯探求の旅が描かれている、アーサー王ファンからは石が飛んできそうなものだったりします(笑)興味のある方は左上の画像からアマゾンのDVDページへどうぞ。

こんな話を今更(映画は75年代製作)ミュージカルにするというだけでも「すごいなぁ」と思っていたのですが、これはなかなか楽しい出来栄えのようですね。評判が良いとはきいていましたが、ここまでとは!これは一度とは言わず、何度も見てみたいです!役者と一緒に「ニッ!」と叫びたい(笑)←分かる人だけ分かってください。ちなみに、ミュージカルのタイトル「スパマロット(Spamalot)」も、「キャメロット(Camelot)」と「Spam+a+lot(スパムいっぱい)」を引っ掛けているらしいですよ。(Spamという肉加工食品については公式ページへ、それがどう関係しているのかについてはPython Airwaysのカバコフさんによる「スパム・スケッチ」の素晴らしいページにどうぞ)


評判といえば、初日の翌日の批評で散々の評価をもらったオペラ「1984」ですが、その後続々と出てくる批評でも、99パーセントは「駄目」という状態が続いています(苦笑)とにかく「歌手は皆良いけど曲が駄目」なんだそうですよ。それでも、デイリー・テレグラフ(The Daily Telegraph)紙のように「ファーストフードのオペラ(operatic fast-food)だと思えばなかなかいけてるんじゃない」というちょっと優しい(?)ものも出てきています。ところが、そんな悪評の嵐にもかかわらず公演チケットは毎回ほぼ 完売なんだそうで、ABCニュースが記事にしてます。あらら、評価悪いから当日券で楽勝だと思ってたけど、これは先に買っといたほうがいいかな?(^_^;)歌手のファンとしては、喜んで良いのか悲しんで良いのか…よくわかりません。

 


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