最近のウェストエンド

ちょっと前に「ビリー・エリオット（Billy Elliot）」が開幕して、話題になっていると書きましたが、これに限らずロンドンのウェストエンド（The West End）はこのところ話題作が開幕ラッシュです。そこで、今日は私が行くことを決めている（笑）注目作品達を２つ紹介したいと思います。

まず、23日に初日を迎えたミュージカル「ビッグ・ライフ（The Big Life）」は西インド諸島からイギリスにやってきた移民達の話で、シェイクスピアの「恋の骨折り損（Love's Labor's Lost）」を基にしたスカ・ミュージカル！最初はロンドンのはずれの小さな劇場で上演されていたのが話題を呼んで、今回満を持してのウェストエンドデビューです。黒人によって作られたミュージカルがウェストエンドで上演されるのは史上初、ということでYahoo!UKのニュースでも結構大きく取り上げられてます。スカでミュージカルなんて、想像するだけでかっこよすぎる！

それから、うって変わって豪華キャストが呼び物の「ガイズ・アンド・ドールズ（Guys and Dolls）」（公式ページへリンク）。昨日のブログにも登場したあのユアン・マクレガー（Ewan McGragor）が主役です。彼は最近また魅力が増してきたような気がします。もちろん、マクレガーには期待大ですが、個人的には実験的な劇場ドンマー・ウェアハウス（Donmar Warehouse）の芸術監督マイケル・グランデージ（Michael Grandage）の演出も楽しみです。よく見るとアメリカン航空が協賛しているし公式ページも充実していて、流石に気合が入ってますねぇ。こちらは正式には6月1日初日ですが、もう既にプレヴュー公演中です。この公演、チケット代が他より少々お高いのはやっぱりキャストのギャラのせいでしょうか？（笑）

とにかく、まだ「プロデューサーズ（The Producers）」も「メアリー・ポピンズ（Mary Poppins）」も見てないのに、ますます見るものが増えてスケジュール調整が大変（^_^;）さて、どうしましょう。