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YouTubeの楽しみ方 [オペラ(音源・映像・その他)]

著作権上問題があるとかで話題のYouTube。これは元々個人の映像作品をネット上で共有することを目的として作られたページのようですが、今や多彩なジャンルに渡って興味深い映像が何度でも無料で見られるページとして世界各国で大人気となっています。当然オペラやクラシック関係の映像も面白いものがいっぱい!ありますので、時々テーマを決めて検索しては楽しんでいます。こういう楽しみ方をするだけなら著作権とか許してほしいんですけどね~。

 

<聞き比べ編>

ドン・ジョヴァンニ「お手をどうぞ(La ci darem la mano)」
 ★クリスティーヌ・シェーファー&サイモン・キーンリーサイド
 ★カリタ・マッティラ&ディミトリ・ホロストフスキー
 ★アンナ・ネトレプコ&ボー・スコウフス
 ★サラ・ブライトマン&プラシド・ドミンゴ

ざっと見つけたガラパフォーマンスだけでこれだけあります。シェーファー&キーンリーサイドは98年ベルリン・ジルベスターコンサート(アバド指揮)の映像なので、どちらもまだ若いですね。ツェルリーナの最後の「行きましょう(Andiam)!」にこっそりと腹黒い笑みを浮かべるジョヴァンニが怖い。マッティラ&ホロストフスキーのパワフルコンビは珍しい組み合わせでしょう。マッティラは田舎娘というよりも、セクシーな人妻といった雰囲気ですね。昼ドラでしょうか(^_^;)ネトレプコ&スコウフスは、テレビスタジオでの撮影なのでアングルが懲りすぎていて目が回ってきます。スコウフスは服のせいか、どう見ても不良高校生(笑)最後は変り種でブライトマン&ドミンゴ。流石にバリトン歌手の後に聞くと声が軽く聞こえるドミンゴがただのセク○ラオヤジに見えなくも無いのが困りものです(^_^;)

椿姫「乾杯の歌(Brindisi)」
 ★ミレッラ・フレーニ、マルチェロ・アルヴァレス、シェーファー&キーンリーサイド
 ★アンナ・ネトレプコ、マルチェロ・アルヴァレス
 ★アプリーレ・ミッロ、ルチアーノ・パヴァロッティ、ヴォイト、スカンディウッツィその他

以前keyakiさんのブログで、ガラ公演での面白い「乾杯の歌」が紹介されていたので興味があって探してみたら、keyakiさんの紹介してくださった以上のものはないですが、いくつか笑えそうなのがありました。フレーニ&アルヴァレスのものは98年ベルリン・ジルヴェスターコンサートのもので、やっぱりマルちゃんも若い!客に歌わせようとするフレーニの女王のような威圧感と、後ろでこそこそやっているシェーファーとキーンリーサイドが笑えます。ネトレプコ&アルヴァレスは、マルちゃんの使用後…じゃなくて、パスタ食べた後、といった感じの2004年ベルリンでのもの。客に指示を出す指揮者に注目です。ミッロ&パヴァロッティは、ハンカチ片手にパヴァちゃんやりたい放題(笑)飛んできた野次に「私が指揮してあなたが歌うことにするか?」とジョークまで飛ばしてます。何年かは分かりませんがニューヨークでのコンサートのようです。脇を固めるソリスト達も豪華ですが、皆カンペを持って必死なところが可笑しいですね。

 

<めったに聞けない編>

ジョン・ケージ「4分33秒」
まさか、これをテレビ中継していたとは流石BBC!しかも、これはオーケストラ・バージョンなんだそうですよ。確かに楽章が分かれていて、ちゃんと楽譜をめくるところが芸が細かい。指揮者が楽章間で汗を拭くと笑いが起きるのもイギリスならではって感じがします。

J.S.バッハ「イタリア協奏曲(Italian Concerto)」
バッハが聞いたら5秒で席を立ちそうです(笑)この完成度でコンサートしているオーケストラがあるなんて…と目が点になること間違い無し。もう、誰も指揮者のことなんて見てないでしょう(笑)コメントの「シェーンベルク編曲?」というコメントが的を得ていて更に笑えます。

 

<番外編>

とにかく笑いたいときに…
The Final Countdown... LIVE!
Europeという人気ロックバンドの大ヒット曲「ファイナル・カウントダウン」をカバーしているアマチュア・バンドのライブ映像ですが、とにかく最初から笑っちゃうこと間違いなし!!原曲のメロディーを知っているとボーカルの子の頑張りが余計に笑えてきます。ちなみに正しいもの(笑)はこちら


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コメント 12

keyaki

それぞれ個性的で面白いですね。
ドミンゴのは、日本の公演なんですね。ブライトマンとのジョイントコンサートなんてやってたんですか。
「乾杯の歌」は、バリトンとかバスは、困っちゃいますね。パヴァちゃんの指揮者は、レオーネ・マジエラさん(フレーニの前の夫で、幼馴染み)ですね。

私のブログの記事をご紹介いただきましてありがとうございます。こちらからもTBさせていただきますね。
by keyaki (2006-09-05 00:41) 

euridice

こうやってまとめてあると一層おもしろいです^^! ありがとうございます。

>ドミンゴのは、
けっこうびっくりというか、違和感あり・・;

アルバレスって、早々に太めですね。最初のアリア集の写真はいったい何?^^?! 
by euridice (2006-09-05 08:42) 

ヴァラリン

(o(>▽<)o)) ぎゃははっ♪
朝から笑わせて頂きました(^^! ありがとうございます。

シェーファーがおぼこくって、可愛いですねぇ。キーンリさんとの「お手をどうぞ」も面白かったけど、
>後ろでこそこそやっているシェーファーとキーンリーサイド
が、可笑しかったわ(^^!

>マッティラ&ホロストフスキー
>昼ドラ

…確かに(笑) 

アルバレスって、今まで皆さんのお話を伺ってゲラゲラ笑っているだけで、あまり縁がなかったんですけど、この変貌振りは強烈ね。

>ハンカチ片手にパヴァちゃんやりたい放題(笑)

元祖「ハンカチ王子」じゃん!^^!
by ヴァラリン (2006-09-05 09:27) 

Sardanapalus

keyakiさん>
改めてカレーラスのを見て笑わせていただきました。ラララ~(^^)

>ドミンゴのは、日本の公演
そのようです。私もすっかり忘れていましたけど、そんなことをやっていたかも?とうっすらと思い出しました。

>「乾杯の歌」は、バリトンとかバスは、困っちゃいますね
そうでしょうねぇ。最初からソリストの人たちは歌詞もメロディーも覚えなくちゃいけないし、しっかり歌ってもあまり注目されないパートですもんね。
by Sardanapalus (2006-09-05 22:30) 

Sardanapalus

euridiceさん>
>こうやってまとめてあると一層おもしろい
楽しんでいただけて嬉しいです~。こういうことするのが好きなんですよ(笑)

>>ドミンゴのは、
>違和感あり・・;
私も見つけたときは驚きました(@_@)まあ、ドミンゴがバリトンだったらぜひやりたい役でしょうからね~。

>アルバレス
>最初のアリア集の写真はいったい何?^^?! 
あはは、それは「禁句」です!
by Sardanapalus (2006-09-05 22:35) 

Sardanapalus

ヴァラリンさん>
>(o(>▽<)o)) ぎゃははっ♪
楽しんでいただけましたか。良かった。確かにパヴァちゃん、「ハンカチ王子」ですねぇ。

>>後ろでこそこそやっているシェーファーとキーンリーサイド
>が、可笑しかった
本人達は映ってないと思っているのか…(^_^;)共演者同士の仲のよさが見える映像はこちらも楽しくなってくるので好きですけどね。

>アルバレス
>この変貌振りは強烈
でしょう~?もう、euridiceさんも仰るとおり、デビューCDの写真なんて詐欺ですよ!
by Sardanapalus (2006-09-05 22:42) 

4'33の「演奏」ってはじめて「聴き」ました!
これ、コンサートのアンコールか何かなんですか?これだけでお客さんこんなに入ったり、まさか、しないですよね^^;ほんとに芸が細かい!

不良少年スコウフスの学ランみたいなスーツ、40代くらいの歌手さんたちに流行ってますよね~。それが本当に学ラン風に見えるところがさすがスレンダーなスコウフスですが。

マッティラとホロストフスキーの、あらあら、懐かしい♪二人ともカーディフ声楽コンクールの優勝者なんで、その関連のコンサートだったんですよ。アンコールなので、マッティラが悪乗りしていて笑えました(笑)

サラ・ブライトマンの声も好きですが、こうやって比べちゃうと、やっぱりオペラ歌手って凄いんだなぁ…と思ってしまいます。

面白い特集ありがとう♪
by (2006-09-05 23:05) 

Sardanapalus

りょーさん>
見てくださったんですね、ありがとうございます。

>4'33の「演奏」ってはじめて「聴き」ました!
>これ、コンサートのアンコールか何かなんですか?
う~ん、よく分かりませんが、このコンサートは「ジョン・ケージ特集プログラム」だったようです。アンコールかもしれませんが、これだけ計画的ならプログラムの中に入っていると思います。

>マッティラとホロストフスキー
>アンコール
そうでしたか。マッティラの演技は私も笑いました。ところで、
>学ランみたいなスーツ
はDimaもよく着て…ますよね?マカオカラーが人気ってことでしょうか。単にお洒落に見えるから?(笑)

>やっぱりオペラ歌手って凄いんだなぁ…
基本的に、ブライトマンはミュージカル歌手ですからね~。やっぱりマイクが無くてもホール全体に響く声と、マイクが必要な声では違いますね。
by Sardanapalus (2006-09-05 23:16) 

>>学ランみたいなスーツ
はDimaもよく着て…ますよね?

着てますねぇ。(実は密かにクーラも着てます^^;同じようなものには見えませんがね(笑))アルマーニとかどこか、そういうところで一押しのデザインだったりするのかな。

ブライトマンの声は確かにマイク向きですよね。
by (2006-09-05 23:33) 

dokichi

sardanapalusさん、
BBC交響楽団のファンのどきちです
一度だけコメントしただけですが
ブログへは、ちょくちょく遊びに来てます
ジョン・ケージの”4分33秒”ですが
BBC交響楽団の毎シーズン1月に
特集で取り上げられる20世紀の作曲家シリーズで
2004年に彼が特集されて
この4分33秒もちゃんとコンサートの”一曲”として
取り上げられました
但し、最後の曲としてですが
(アンコールじゃないですよ)
オンライン経由で聞くことが出来た演奏です(苦笑)
では・・。
by dokichi (2006-09-05 23:38) 

dokichiさんはじめまして。
>(アンコールじゃないですよ)
そうだったんですね。最後の曲でそれでお開きっぽかったので、どうなのかなぁと思って上のレスでそんな事を書いてしまいました^^;納得です。ありがとうございます。
by (2006-09-06 00:13) 

Sardanapalus

dokichiさん>
>一度だけコメント
はい、よく覚えております。今はプロムスで忙しい日々でしょうか?(^^)ケージの痒いところに手の届く情報ありがとうございました!やはりプログラムの中に入っていたのですね。しかし、これをラジオでも放送するとは凄い勇気…知らない人がその瞬間にラジオつけたら完璧に放送事故だと思うでしょうね(^_^;)
by Sardanapalus (2006-09-06 00:46) 

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