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スコットランド旅行記③:ルイス島~カラニシュのストーンサークル [旅行]


さて、このブログを読んでくださっている方は既にご存じとは思いますが、私は巨石の古代遺跡が大好きです!イングランドの世界遺跡ストーンヘンジは当然行きましたが、それ以外にも、フランスのカルナック遺跡アイルランドのバレン高原に(どちらも現地の友達の案内で)行っています。今回のスコットランド旅行でも、せっかく気候が落ち着いている夏に行くのだから辺鄙な場所にある巨石の遺跡のどれかに行きたいな~と考えて、折角なので一番行きづらい北東のはずれのルイス島にあるカラニシュ(Callanish)のストーンサークルを見に行くことにしました。今回訪れたのはCallanish Iと呼ばれている、一番大きくて有名なサークルだけでしたが、カラニシュには合計3つのサークルがあり、機会があればぜひ他の2つも訪れたいものです。

ルイス島へはスコットランド北部のウラプール(Ullapool)から定期フェリーが出ていますが、夏季はエディンバラから飛行機が毎日1往復運航されているので、私はそちらを利用しました。頑張れば日帰りも可能ですが、スコットランドの天気は気まぐれなので、大事を取って1泊2日の滞在にしました。泊まったゲストハウスは部屋も改装済みで快適でしたし朝食も美味しくて大満足でしたが、唯一、名物のブラック・プディング(Black Pudding)を食べられなかったのが残念~。(動物の内臓や血液系のものが苦手なのです…)でも、とても美味しそうだったので食べれる方はぜひお試しください!

ルイス島西部のカラニシュへは、東部ストーノウェイから路線バスが出ています(約30分)。ビジターセンターに横付けしてくれるのでとても便利ですが、本数は少ないので、事前にインフォーメーションで時刻表をもらうといいでしょう。ビジターセンターには快適なカフェがあり、私も美味しいハーブティーで暖まりました。バスの待ち時間を過ごすにはぴったりの場所です。




いざルイス島へ!早朝の便では朝食にシリアルバーが配られました。ちなみに…プロペラ機です!!(^^)


◆カラニシュのストーンサークルビジターセンターのホームページ

大きなCallanish Iのサークル。ビジターセンターもそばに整備されていて、観光客で賑やかでした。


遺跡のど真ん中で追いかけっこをする子供達(^^)


一つ一つ個性的な模様の石が使われています。


苔の生えている石もあります。


サークルの端っこ。


人のいないときを狙ってパチリ!やはりパワースポットなので荘厳な雰囲気があります。


サークルの近くの景色。遠くの山並みは女神の寝ている姿なんだとか。


バス停の横にある湖と対岸の廃屋。

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スコットランド旅行記②:1日バスツアー(ローモンド湖、カトリン湖、スターリング城) [旅行]

スコットランドの魅力を効率よく楽しむには、人気景勝地や観光地を1日または2、3日かけて回るバスツアーに参加するのがお勧めです。バスに乗っていれば、遺跡や湖やウィスキー蒸留所やゴルフ場などのちょっと辺鄙な場所へも連れて行ってくれますし、ドライバー兼ガイドさんも話の上手いおじちゃん達なのでツアー中楽しく過ごせるはずです。

特にエディンバラからは本当に多種多様なツアーが数多くの会社で企画されているのですが、今回私が参加したのは、大手ティンバーブッシュ(Timberbush)社の「ローモンド湖、トロサック国立公園、スターリング城 1日ミニバスツアー」。他社のローモンド湖+ウィスキー蒸留所+スターリング城のツアーとどちらにしようか迷ったのですが、ツーリストインフォメーションセンター(Tourist Information Centre)のスタッフに相談して、蒸気で動く遊覧船に乗れるプランのついた方に決めました。(エディンバラのツーリストインフォメーションセンターは、スタッフが本当に親切でしっかりフォローしてくれるので、困ったときには何でも相談してみるといいと思います。個人的に、ヨーロッパ一使いやすくて役に立つツーリストインフォメーションです。)


ツアー参加者はエディンバラ城前に9:30集合。ドライバー兼ガイドに予約時の名前を告げ、各自ミニバスに乗り込んだら早速出発です。目的地に行く途中の景勝地やちょっとした見所ではスローダウン走行してくれるので、ハイランドの美しい景色をたっぷり堪能できました。また、バスで走る地域に縁のあるスコットランドの英雄ロブ・ロイやウィリアム・ウォレスの逸話などをたっぷり解説してくれますので、そういう歴史に興味のある人には寝る暇もないツアーではないでしょうか(^^)最後のスターリング城は、ちゃんと時間をとってくれますが、オーディオガイドがとても細かくて情報量が多いので、全部聞いていると時間オーバーになりそうでした。お城は最近リニューアルオープンし、子供向けのアトラクションができていましたが、丁寧に修復された教会、執務室、寝室などのお城の内部に加えて、庭や城壁からの眺めなども素晴らしいので、お時間のある方はぜひ訪れてみてください。エディンバラには18:15に戻ってきます。ツアー代金32ポンド+遊覧船8ポンド(団体料金)+スターリング城11.50ポンド(団体料金)で、合計51.50ポンドのツアーでした。

◆ローモンド湖

ツアー最初の目的地。スコットランド民謡「ローモンド湖(Loch Lomond)」で有名です。


ローモンド湖を泳ぐアヒルたち。


湖畔に咲いていたスコットランドの国花アザミ。



昼食をとったAberfoyleのScottish Wool Centreにいた4本角の羊。正直、不気味です!


ルート上にあるお城。現在は、高級なパーティー会場として貸し出しているそうです。


◆カトリン湖(トロサック国立公園内)

国立公園内にあるカトリン湖の蒸気遊覧船「サー・ウォルター・スコット号」乗り場。


デッキ。風が冷たいですが景色は素晴らしいです。


カトリン湖畔の風景


暖かい室内で休憩中のおじいちゃんおばあちゃん。


わんこがいました。


スターリング城(ウェブページにリンクしています)

スコットランド史上で忘れてはいけないスターリング城。スコットランド女王メアリーもここで戴冠しました。


つい最近リニューアルオープンしたばかりで、日本語オーディオガイド(無料)もあります。かなり詳しいガイドで、戴冠式の様子を家臣が語ってくれたりと設定も細かいです。しっかり聞くと2時間くらいかかると思います。


中庭。左側のオレンジ色の壁が復元されたオリジナルのしっくいの色。


壁の彫刻やガーゴイルはかなりユニーク。見ていて飽きません。


お城内部への入口脇には衛兵が。


人が集まってくると中世の衣装を着たガイドさん(中央)が部屋の説明をしてくれます。子供たちに大人気でしたが大人にも面白いです。オーディオガイドと合わせればもう頭が破裂しそうな情報量です(^_^;)

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スコットランド旅行記①:フェスティバル中のエディンバラ [旅行]

今回は、せっかく夏の芸術系フェスティバルとして世界的に有名なエディンバラ・フェスティバル期間中に滞在していたので、フェスティバル中のエディンバラの様子をご紹介します。普段はスコットランドの首都とはいえかなり落ち着いた雰囲気のエディンバラですが、夏のフェスティバル期間だけは人口も2倍になり、平日の昼間から人があふれる賑わいを見せます。

「フェスティバル」とひとくくりに表していますが、実際は演劇・バレエ・クラシック音楽を中心としたエディンバラ・インターナショナル・フェスティバル(Edinburgh International Festival)、小劇場系の演劇中心のエディンバラ・フェスティバル・フリンジ(Edinburgh Festival Fringe)、そして世界中のバグパイプ楽団がショーを行うエディンバラ・ミリタリー・タトゥー(Edinburgh Military Tattoo)などのメインとなるフェスティバルをはじめ、ジャズ&ブルース・フェスティバル(Jazz&Blues Festival)やブック・フェスティバル(Book Festival)、アート・フェスティバル(Art Festival)など、本当に様々な分野のフェスティバルが並行開催されています。フェスティバルの全体像が分かるウェブページはこちら。そんな状態ですから、街のあちこちにお祭りの雰囲気が満ちていて、ぶらぶら歩いているだけでもわくわくしてきます。
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エディンバラのOld Town(新装した国立博物館の屋上より)

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エディンバラといえば、のスコッツ・モニュメント

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繁華街Royal Mile。普段とは比べ物にならない賑わいです。

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インターナショナル・フェスティバルの公演が行われるFestival Theatre

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会場になる建物には、番号が掲示されています。こちらはフリンジの111会場。

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ドラゴン?街頭バルーンアーティストの作品です。

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死んでるわけではありません(^_^;)パフォーマンスの宣伝中

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黒い覆面でパフォーマンスのチラシを配る集団。怪しいですが害はありませ~ん♪

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壁にペイントされた劇場。前の広場は割引チケット売り場になっていて、チラシがべたべた。

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路上にも人だかり…パフォーマンス中なのです。

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スコットランドは涼しいです~ [旅行]

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暑くてたまらない日本を飛び出して、最高気温が20度にならないスコットランドの首都エディンバラに来ています。いや~、涼しい!夜は涼しいを通り越して、マフラーとコートが必要な寒さです。しかし、今、エディンバラは夏のフェスティバルシーズン真っ只中!!演劇、音楽、ダンス、コメディなど、様々なジャンルのお祭りが一度に開催されていて、平日の昼間から路上パフォーマンスも行われる街の中心は人・人・人。まあ、私もフェスティバル目当てなのであまり文句も言えませんが、普通に暮らしている人たちにはかなり住み辛い1ヶ月になんじゃないかと思います。

私のフェスティバルでのお目当ては、サイモン・キーンリーサイドと小劇場演劇フェスティバル"Fringe"の参加作品をできるだけ多く見て楽しむこと、の2つです。なお、この記事の写真は、様々なチラシが貼られてしまって本来の役割を果たせないんじゃないかと思う電話ボックスです。

今回も、旅行記をアップできたらこの記事にまとめてリンクをしていきますので、皆さん気長にお付き合いください。
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ギリシャ旅行記⑤:デルフィ [旅行]

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デルフィ遺跡内のアポロン神殿。ここで古代ギリシャの政治判断を左右した様々なお告げがされていた訳ですね。

さて、古代史ファンがギリシャに来たなら行かなければいけない場所が、世界遺産にもなっているデルフィ(Delphi)です。古代ギリシャ時代に、政策決定のための指針として太陽神アポロンの神託をもらおうとギリシャのみならず地中海各地から人々が訪れた、いわゆる聖地です。また、地球の中心がデルフィにあるとされていたため、「地球のへそ」といわれる石まであります(^^)様々な奉納品を収める宝庫の跡地や、奴隷の解放証明が無数に刻まれた神殿の壁など、現在でも往時の聖地として繁栄を感じ取ることのできる遺跡です。

アテネからは少々離れていますが、様々な旅行会社が1日観光バスツアー(約100ユーロ)を組んでいるので、そちらを利用するのが便利です。デルフィについてから遺跡と博物館を巡る時間はかなりタイトで、少し離れた場所にあるアテナ聖域までは行く時間がないですが、ガイドがじっくり解説してくれるのでデルフィの歴史を知らなくても楽しめると思います。私が参加した会社のツアーでは、アテネ市内の有名ホテルを巡って参加者をピックアップしてくれて、帰りも同じようにホテルまで送ってくれるシステムになっていました。ランチ付のプランを選びましたが、ツアーガイドがデルフィ一と太鼓判を押すレストランの料理は非常に美味しく、量もたっぷりで大満足でした。


<デルフィ遺跡>
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奥に見えるのはアテネ人の宝庫

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周囲は山に囲まれています。



<デルフィ博物館>デルフィの遺跡で発掘された奉納品や建物の装飾などを保存、展示しています。遺跡から徒歩5分程度でしょうか。博物館脇では様々な味のフローズンを売っていました。暑い中遺跡を巡ってきた観光客が買わないわけないです!商売上手ですね(笑)
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スフィンクスの柱頭

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これがオリジナルの「地球のへそ」

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女神たちのレリーフ彫刻

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有名な青銅の(イケメン)御者像。素晴らしい保存状態で、まつ毛もしっかり残っています。

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ギリシャ旅行記④:エギナ島 [旅行]

今回のギリシャ旅行では本土の遺跡を中心に回るため、有名な島々には行けませんでした。それでも、やはりギリシャに来たならどこでもいいから島にも行ってみたい、と思っていたところ、アテネ近郊のエギナ島(Aegina)に、保存状態の良い古代の神殿が残っていると聞き、足を伸ばしてみました。

まず、アテネの地下鉄1号線の終点ピレウス(Piraeus)にある港に向かいます。アテネ中心部からの所要時間は30分弱です。ちなみにこのピレウス駅、ギリシャで一番立派な駅舎じゃないかと思います(^_^;)
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エギナ島へはピレウス港からフェリーで1時間ほどです。フェリーは予想以上に大きくて揺れることもなく、内装も豪華で売店も充実しているので、涼しい船内でくつろいでいる間にあっというまに島に到着しました。あまりに快適だったので、降りるのが名残惜しいくらいでした(^_^;)

アテネとエギナ島の間には数社のフェリーが運航されており、夏期は朝から夜までほぼ30分~1時間おきに出航しています。チケット(約9ユーロ)は港の波止場にあるチケットスタンドでも買えますが、出航時間が一番近い便のチケットを買いたいなら、ピレウスの地下鉄駅から港に行くまでの間にいくつも旅行会社が並んでおり、そこで「次のフェリーのチケットが買いたい」と相談するといいでしょう。なお、片道も往復も値段は変わりませんので、復路のチケットは島から帰るときに波止場で買う方が、時間を気にせずにのんびり滞在できるかもしれません。フェリー以外にも、45分で到着する小型の高速船もありますが、船内は座席が並んでいるだけで売店もなく、速度が速いためかなり揺れるので落ち着きません。チケット代も割高(約14ユーロ)ですので、よっぽど急いでいる方でなければ、ぜひフェリーをご利用ください。他にも、「エーゲ海1日クルーズ」という、エギナ島、イドラ島、ポロス島の3つの島を1日で一気に巡る人気ツアーもありますので、そちらもチェックしてみてください。


<アフェア神殿>私がこの島に来た目的の古代神殿です。期待に違わず、保存状態の素晴らしい神殿および周辺の遺跡群でした。しかも、高台に建っているので景色も良くて大満足でした。
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<聖ネクタリオス聖堂>ギリシャ正教における近現代の聖人ネクタリオスを祭った、島で一番大きな聖堂。聖堂内部は大々的に修復中だったのが残念です。すぐ近くに修道院もありますが、今回は聖堂のみ。
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私は午後からのんびり出かけたので時間がありませんでしたが、エギナ島にはこのほかにも神殿の柱が一本だけ残るコロナ遺跡・博物館や海水浴のできるビーチが何カ所かあり、朝から一日遊びに行っても楽しいのではないかと思います。港には、タクシーや観光用の馬車が待っている(↓)だけでなく、車やバギーのレンタルもできます。
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なお、今回私は神殿と聖堂を巡るためにタクシーを使いましたが、神殿で30分、聖堂で10分停車してもらい、料金はちょっと値切って35ユーロほど。暑かったので、入り口の前に乗り付けてもらえてとても助かりました。(島民の話では本数が少なくて時刻表もほとんど頼りにならないそうですが、歩く元気のある方はバスでうんと安く回れます。)エギナ・タウンに戻ってきてから食べたピスタチオ・アイスクリームは美味しかったです!(ピスタチオは島の特産品)時刻表などの情報は古いのであまり利用できないですが、エギナ島の情報ウェブページはこちら
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ギリシャ旅行記③:アテネ(ハドリアヌスの図書館/国立考古学博物館/その他) [旅行]

前回の記事では、王道のアクロポリスと古代アゴラの写真を載せましたが、今回はその他のアテネについて、まとめて記事にしてみたいと思います。

<ハドリアヌスの図書館>アテネ中心の地下鉄モナスティラキ駅の隣にある遺跡で、入場しなくても列柱の並ぶ様子がじっくり観察できます。ただ、アクロポリスへの入場券で敷地内に入れますので、時間があればぜひ入場して、ここからのアクロポリスの眺めなどを楽しむのもいいと思います。
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奥に見えているのがアクロポリス



<国立考古学博物館>遺跡巡りで暑さに疲れたら、博物館に行きましょう!冷房も効いていてかなり快適です(^^)中でも、やはりお勧めなのは世界史の図録にも必ず登場するゼウス像のある国立考古学博物館です。アルカイック期のクーロス像からブロンズ像、陶器や装飾品まで、質の高い収蔵品が揃っています。
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裏から見たゼウス像

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<リカヴィトスの丘>アテネ市内で一番高い丘の上には、高級レストランと展望スペースがあります。レストランのお値段は非常に高いそうですが、展望台は無料ですので、アテネ市を一望したい方はぜひ上まで登ってみてください。徒歩でも行けますが、登山電車(片道3.5ユーロ、往復7ユーロ)を使えば、数分で楽に頂上まで登れます。
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頂上にある教会

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広大なアテネ市を360度見渡せます



おまけ:アテネで滞在したAthen Styleというユースホステルの屋上がちょっとしたバーになっていたのですが、このバーからの景色も素晴らしかったのでご紹介します。ここは部屋もきれいでとても過ごしやすく、お勧めのホステルです。
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ギリシャのビール、ミトス

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素晴らしい夕日(夜8時ごろです)の眺め

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アクロポリスのライトアップ

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古代アゴラのライトアップ

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ギリシャ旅行記②:アテネ(アクロポリスと古代アゴラ) [旅行]

<アクロポリス>ギリシャのアテネといえば、アクロポリス。暑くなるし、混むので早めに行ったのですが、10時前に頂上に着いた時には既にかなりの人出でした。そして11時半ごろに出口に下りてきたら、入場制限していました。ここはゆっくり楽しみたいなら、やはり早起きするに限るようです。
Acropolis 3
アクロポリスといえば、のパルテノン神殿。巨大です。

Acropolis 4
エレクテイオン。カリアティド達は、レプリカです。本物は麓の博物館の中。

Acropolis 5

Acropolis 1
ディオニソス劇場。最前列は貴族用で、背もたれ付。

Acropolis 6
ヘロディス・アッティコス音楽堂。現在も使用されています。今回は日程が合わずに入場できず、残念でした。

Acropolis 2
あっ、犬だ!


ところで、どうでも良い話ですが、アクロポリスにいる間、イギリスのコメディ番組「QI」でのアクロポリスに関するやりとりと歌が流れて困りました(笑)「アクロポリスの建造物には直線がない」という有名な事実を司会者が言おうとしてツボにはいってしまい、それをパネリスト達が茶化して勝手に歌っています。(歌は2:00越えた辺りから)



<古代アゴラ>遺跡好きならば、見逃せないのが古代アゴラ内にあるヘファイストス神殿でしょう。とにかく保存状態が素晴らしいです。フリースの彫刻もかなりきれいに残っています。他の遺跡も、古代の人々の生活が見えてくるようで、広大な遺跡ですが、隅々まで回りたくなります。
Ancient Agora 5

Ancient Agora 1
ヘファイストス神殿

Ancient Agora 3

Ancient Agora 4
ヘファイストス神殿のフリース彫刻

Ancient Agora 2
あっ、亀だ!(本物です)



それから、すぐ近くにローマ時代のアゴラの遺跡もあります。こちらは小規模ですが、素晴らしい「風の塔」があります。これは入場しなくても見られますし、アクロポリスに行かれたのであれば、共通券で入場できます。
Roman Agora

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ギリシャ旅行記①:テッサロニキ&ペラ遺跡 [旅行]

ギリシャ貧乏旅行から帰ってきました!久しぶりにユースホステルに泊まり、世界中から来ている旅人達と楽しい時間を過ごせました。予想していたこととはいえ、やはりギリシャは暑かった~。6月にして毎日30度越えの暑さで、毎日大量の水を飲みながら遺跡巡りをしていました。真夏は40度を越えるというのも納得です。

今回は、日本人にも大人気の島々には行かず、本土の遺跡を中心に旅をしてきました。それでも、1週間で全て観るのはとても無理でしたので、いくつかの場所は泣く泣く諦めて、次回以降にお預けにしなくてはなりませんでした。これから「ギリシャ旅行記」として、写真メインの記事をアップしていきたいと思いますので、お時間のある際にご覧ください。



★テッサロニキ(Thessaloniki) 世界遺産:初期キリスト教とビザンティン様式の建物群
White tower

マケドニア地方の中心都市。海に面しているので、リゾート地の雰囲気もある、リラックスできる街です。街のいたるところにビザンティン様式の教会や建物、そしてガレリウス帝が建てた凱旋門が残っています。街のシンボルは、15世紀にヴェネツィア人が建てたホワイト・タワー(上写真)。他にも、調査中なのか、掘り起してそのままなのか、メインストリートの脇にもよく判らない遺跡があったりします。テッサロニキ考古学博物館では、近郊から発掘された質の高い埋葬品などの展示品を楽しめます。

<ガレリウスの凱旋門>街の中にどーんと建っています。夜になるとライトアップされて、若者達が溜まり場にしていました。
The Arch of Galerius 2

The Arch of Galerius


<ロトンダ>皇帝の霊廟→キリスト教会→モスクと、時代によって別の用途に使われてきた4世紀の建物。モスク時代の尖塔と5世紀ごろ作成された見事な天井のモザイク画の一部が残っています。現在修復中ですが、見学できます。
Rotonda 3

Rotonda 2

Rotonda



★ペラ遺跡(Pella)
Pella

かの有名なアレクサンダー大王の生誕の地でもある、古代マケドニアの首都。現在は小さな村ですが、そのはずれに素晴らしいモザイク画や発掘品を保存する博物館が建っています。収蔵品の質はきわめて高く、小さめながら訪れる価値は十分にあります。モザイクが目玉の遺跡への案内の看板は非常に分かり辛いので、村人に道を聞きながら行くことをお勧めします。私は1時間ほどピックアップトラックと鶏と大型犬と馬しかいない一面の畑の中をさ迷いました(^_^;)テッサロニキから長距離バス(45分間隔で運行)で45分。バス停から博物館まで徒歩30分、博物館と遺跡までは徒歩40分ほど。良い運動になりますが、日影が無いので脱水症状や熱中症にはご注意を。それから、テッサロニキからのバス停とテッサロニキ行きのバス停は別の場所ですのでお気をつけください。
Lion hunt
博物館収蔵の「ライオン狩り」のモザイク

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ロンドンとギリシャ(2011年) [旅行]

London


毎年恒例(?)の渡英の時期ということで、今年もロンドンに来ています。ロンドンは、オリンピックに向けてのインフラ整備が大分進んできたように感じます。知らない間にレンタサイクルの制度もできていました。まだ寒いかと思っていましたが、日中は暖かくて天気も良い日が続いていて、かなり過ごしやすいです。今回の滞在中のメインイベントは、ROHの「マクベス」ですが、その他の演劇・ミュージカルも楽しみですし、途中ギリシャへも1週間ほど貧乏旅行をするつもりです。記事を書いたら以下にリストアップしていきたいと思います。

◆ロンドン
オペラ「マクベス」@ROH(5月24日)
オペラ「マクベス」@ROH(5月27日)

◆ギリシャ
ギリシャ旅行記①:テッサロニキ&ペラ遺跡
ギリシャ旅行記②:アテネ(アクロポリスと古代アゴラ)
ギリシャ旅行記③:アテネ(ハドリアヌスの図書館/国立考古学博物館/その他)
ギリシャ旅行記④:エギナ島
ギリシャ旅行記⑤:デルフィ
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