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ちょっとしたこだわり@クラシック [音楽(クラシック)]

クラシック音楽って、オペラも管弦楽も、色々な指揮者や歌手が同じレパートリーを演奏するじゃないですか。そうすると、しっかり聞くようになるとやっぱり自分好みの演奏スタイル・音色というものが出来ると思います。といっても、「ぜったいこれじゃなきゃ駄目だ!」というのではなくて、私の場合は、「ベートーヴェンはベルリンフィルの響きで聞きたいな~」とか、「タミーノはただ単にリリックな声じゃ物足りないな~」とか、その程度ですけど。今回はそんなちょっとしたこだわりのなかで、「なるほどね」と分かっていただきやすい部分を書いてみることにしました。(あくまでも「好み」ですので、これ以外は駄目だ、とかそういうことではありません。)一応それぞれの曲(というか部分^^;)を試聴できるようにしてあります。以前もやったブリーフケース方式ですので、リンク先で曲名をクリックしてお聞きください。

管弦楽は語りだすとそれこそ重箱の隅談義になってしまいそうですが、今回は声が絡む曲で考えてみました。特にベートーヴェンは大好きなので珍しくゆずれないポイントがいろいろありますが、一番気になるのは、「交響曲第9番」の第4楽章、テノールのソロ(例えばエルンスト・へフリガー@カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団)。ソロの最後の'wie ein Held zum Sigen!'の「ジ~~~ゲン♪」をちゃんと聞かせてくれないと嫌です。そして、管弦楽かな?とちょっとクエスチョンマークですが、オルフ「カルミナ・ブラーナ」のバリトンソロ「Estuans Interius」の高音域は勢い良く歌いきって欲しい!(キーンリーサイド、F=ディースカウ、デュトワ盤のオズワルド等が気に入ってます)

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取り急ぎ連絡事項だけ(笑) [音楽(クラシック)]

今日は以前の記事のとおり、キーンリーサイドの出ている「ペレアスとメリザンド」のラジオ放送がありますが、クリーヴランダーさんが書き込んでくださったように、いくつかのラジオ局では来週放送だったりしますので、録音しようと考えていらっしゃる方はお気をつけください。日本時間だと夜中の2時半とかからですか?とにかく真夜中です。詳しくはこちらの記事へ。

昨日と今日は寮からのネット接続がまったく使えない状態で、フラストレーションが溜まってます(これは大学のパソコンラボから周りの目も気にせず(笑)書いてます)。論文の資料とかをほとんどネットに頼っているので本当に困ります!ブログの更新も滞ってますが、個人的に問題があるとかではないので、ご心配には及びません。も~、このままじゃ今日のラジオ聞けないじゃん(T_T)!こういう日に限って問題は起こるんですよねぇ~。仕方ないから今日はPROMSのベートーヴェン「交響曲第9番」のテレビ中継を友達と見ることにします。来週は問題なく使えるようになっているといいなぁ。


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PROMS 2005: Prom 39 メンデルスゾーン・ベートーヴェン [音楽(クラシック)]

今日は今週二度目のプロムスに行ってきました。今回は一人じゃなく、同じ寮の華子さんと、オペラ無料中継で知り合ったインド系イギリス人のハリー(Harri)と一緒です。友達と一緒に行けるというだけでも楽しみが倍増ですね~。いつも一人で寂しく(?)行っているので、開演前も休憩も喋っている間にさっさと終わってしまってビックリしました。

今回のプログラムはメンデルスゾーン「夏の夜の夢」ベートーヴェン「交響曲第5番」という初心者も誘いやすい有名曲を並べてくれました。その代わりというか、オーケストラは失礼ながら名前も聞いたことの無い北アイルランドのベルファストを拠点にしたウルスター・オーケストラ(Ulster Orchestra)、指揮は中堅(48歳)のティエリ・フィッシャー(Thierry Fischer)でした。


      

「夏の夜の夢」は、誰でも聞いたことのある「結婚行進曲」が含まれていることで有名ですが、全体を生演奏で聞くのは初めてでした。今回は合唱や女声のソロも入った部分も全てやってくれましたが、何と3人とも「合唱パートは無くても良い」という結論に達してしまいました(^_^;)あと、金管パートのレベルが他の演奏レベルに達していない感じで、かみ合わなくて落ち着きませんでした。

「交響曲第5番」は、私の大好きなベートーヴェンの交響曲の中でも、「第9」とあわせて最も有名な作品でしょう。「夏の夜の夢」でも感じた金管パートの違和感は特に第1楽章はかなり際立っていてどうなることかと思いましたが、第2楽章で持ち直し、第3~第4楽章は一気に勢いで突っ切る感じで演奏してくれましたので、結局はまずまず楽しめました。やっぱり好きな曲ですしね♪

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PROMS 2005:Prom36 ウェーバー・チン・ブルックナー [音楽(クラシック)]

夏だ!プロムスだ!と自分の中で勝手に盛り上がっているので、今日は論文書きを一日お休みして、ロンドンへ行ってきました。ロンドンでは色々とやることがあったのですが、一番楽しみだったのはも・ち・ろ・ん夜のプロムス♪今回のプロム(Prom)36は男前の日系3世ケント・ナガノ(Kent Nagano)の振るベルリン・ドイツ交響楽団(Deutsches Symphonie-Orchester Berlin)の演奏で、ウェーバー「魔弾の射手:序曲(Der Freischuetz)」チン・ウンスク(Unsuk Chin)「snagS&Snarls」ブルックナー「交響曲第6番(Symphony No.6)」という、かなり幅広い選曲です。
    
左から第1ヴァイオリン、チェロチェロの後ろにコントラバス、ヴィオラ、第2ヴァイオリンという変則構成でした

私は今回ももちろん当日の立見券で見たわけですが、今回はゆっくり並んだのにも拘らずマイナーな選曲が災いしてか、私の前にはぱらぱらとした列のようなものがあるだけ…。まあ、人が少なければゆったり見れるからいいんだけどね、とポジティヴに考えながらチケットと交換したら、何とラッキーセブンの7番目でした!何か良いことありそう!?(^_^)

「魔弾の射手」はテンポも私にはちょうど良く、オープニングを飾るのに相応しい演奏だったと思います。ナガノはどの曲でもそうですが、そつなくバランスよく聞かせてくれました。

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PROMS2005: Prom30 チャイコフスキー・マーラー・シベリウス [音楽(クラシック)]

今日は論文を書きながらラジオでプロムス(PROMS)30番目のプロム(Prom 30)を聞きました。内容はチャイコフスキー「フランセスカ・ダ・リミニ(Francesca da Rimini)」マーラー「リュッケルト歌曲集(Rueckert Lieder)」そしてシベリウス「交響曲第5番(Symphony No. 5)」と盛りだくさん!指揮はグスタヴォ・ドゥダメル(Gustavo Dudamel)、演奏はスウェーデンのイエテボリ交響楽団(Goeteborgs Symfoniker)(Menyから英語ページ)でした。気合を入れて30分も前から聞いていたのに、指揮者が登場したとたんに技術的な問題で演奏が始められず、会場ではオーケストラメンバーが舞台上に座ったまま問題解決を待つことに。ラジオではピアノの小品を流しながら、いつでも会場に戻れるようにしていましたが、30分後に復旧したかに思われた問題は、指揮者が登場する前に再発して結局演奏が始まったのは約1時間後…お陰でめったに耳にしないピアノ曲を充分堪能できました(^_^;)※この部分はラジオのオンデマンド放送では当然カットだと思っていたら、ばっちり入っていました。それなのに好演だったアンコールが途中で切れているのはどうなんでしょう。観客の面白いやじが聞けるので、興味のある方は下のリンクからBBC Radio3へどうぞ。※流石に曲が始まらない最初の1時間は削ったようです。アンコールはやっぱり途中で切れますが。(8月8日追記)

チャイコフスキーは私は始めて聞く曲でしたので「確かにチャイコフスキーらしい曲だな~」としか言えません。というか、後の2作品の印象が強すぎてもはやあまり覚えていないというか(笑)

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PROMS2005: Prom5「ロンドン交響曲」 [音楽(クラシック)]

今週火曜日の夜は、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール(Royal Albert Hall)で只今開催中のクラシックコンサートフェスティバル、プロムス(PROMS)の第5日目のコンサートへ立ち見の当日券で行って来ました。以前の記事でも書いたように、この当日券、何とたったの4ポンド(800円)。会場がとっても広いので、1階の平土間(Arena)と最上階の回廊(Gallery)を合わせて毎日1400枚も出ます。ラストナイトなどで一番盛り上がっている1階席の観客は、皆この当日券組ですね。でも、私が並ぶのはいつも最上階の回廊の列。理由は、そっちの方が音が格段に良いし、オーケストラ全体が見渡せるし、照明も綺麗だし、手すりにもたれたり座ったり出来るからです。音が頭上を飛んでいき、混んでくると座れもしない1階と比べると、人も少ないしリラックスして楽しめるので、どう同じ値段を払うなら断然こちらがお勧めです。去年「1400枚もあるなら余裕だろう」と甘く見てベートーヴェンの「交響曲第9番」を聞き逃したので、今回は早めに行ったらなんと列の先頭でした(笑)ということで、4ポンドと引き換えにもらえるチケットも「No.1」で良い気持ち♪

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ドイツ歌曲について [音楽(クラシック)]

 2つ前の♪ミュージックバトン♪の記事のコメント欄でりょーさんに提供していただいたネタ、「楽しそうなリート」について初心者ですが知っている限りご紹介してみようと思います。「楽しそう」というイメージはあまりリートと相容れないのではないかと思いますが(笑)、ミーハーな私にはぴったりのテーマです。ついでですので、作曲家の名前の意味も併記してみました。気に入った曲がありましたらアマゾンなどで検索してみてくださると良いかと思います。

記事に写真が無いのも寂しいので、いつのリサイタルか分かりませんがキーンリーサイドのぱっと見サラリーマン写真を(笑)

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PROMS開幕! [音楽(クラシック)]

ここ数日クラシック音楽の話題が続いていてなんですが、今日は以前紹介した夏の祭典「プロムス(PROMS)」のオープニング・ナイトでした。(写真からホームページにリンク)今年の初日はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と生後100周年を迎えたマイケル・ティペットの「我らが時代の子(A Child of Our Time)」がメインのプログラム。思いっきりメジャーな作品と、通好み(まあイギリス人作曲家は誰でも通好みですが)の作品を合わせてくる辺り、さすがはプロムスです。

Tippett: A Child of our Time今年はテレビ中継に加えて、ロンドン、バーミンガム、リヴァプールなどの5都市で屋外無料中継を行っているそうです。テロの直後ですが、ロンド ンのトラファルガースクエアはきっと大勢の人で盛り上がっていることでしょう。

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最近聞いているCD(クラシック編) [音楽(クラシック)]

先日はロック関連の今聴いているCDたちをご紹介しましたが、今日はそのクラシック編。ロックやポップスはご飯食べている時やネットサーフィンしている時に良く聞くのですが、クラシックは資料を読んだり、修論のアイディアを纏めたりする時のBGMとして流しています。私は何か音がないと勉強できない人なんですね~。もちろん、好きな曲だと気分も盛り上がってすらすら読めたり書けたりします。時々は曲に聞き入ってしまって本末転倒しちゃいますが…。

今に限らず私のクラシックにおけるヘヴィーローテーションはずばり、リヒャルト・ワーグナー(Richard Wagner)「タンホイザー(Tannhaeuser)」(シノーポリ指揮、ドミンゴ、シュトゥーダー、バルツァ、サルミネン、シュミット)です(リンク先で試聴できます)。実はワーグナーのオペラはメロディは良いのに一曲一曲が長すぎて今一好きじゃないのですが、「タンホイザー」は別!ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハがいるから(笑)彼、私の好きなオペラキャラ三人のうちの一人なんです。(ちなみに他はドン・ジョバンニと「ドン・カルロ(ス)」のロドリーゴ)

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ベートーヴェンがやってくる! [音楽(クラシック)]

今月のBBCは私の大好きな作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Lutwic van Beethoven)をなかなか力を入れて特集してくれるようです。クラシック専門のBBCラジオ3では5日から10日までかけて全作品(!)を放送、テレビでもBBC2で「ベートーヴェン(Beethoven)」という3週に渡るドキュメンタリーっぽいドラマを、デジタルのBBC4でも特集番組をやります。いつもはほぼ無視のクラシックにこんなに時間を割くなんて、ちょっとビックリ!でも、ベートーヴェンは大好きなので嬉しいです♪ありがとう、BBC!

今日は、BBC2の「ベートーヴェン」の初回を見ました。ベートーヴェンの生涯を、彼の身の回りの人たち(弟、友人、幼馴染、彼女、ハイドン等)にインタビュー(笑)して作ったドキュメンタリー形式の部分と、指揮者のチャールズ・ヘーゼルウッド(Charles Hazlewood) (左写真)が解説する部分を混ぜた、結構面白いつくりでした。

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